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ブログ 今日のいもたつ

2013年03月

土壌検査準備OK

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管理している20の畑の土壌検査をするので、
各畑から採取した土を乾かしていました。
畑内の任意の数箇所から土を取り乾かします。
そして畑ごとに検査します。

今年は作付けしない畑が半分以上ありますが、
検査は行います。
定点観測して、検証するのですが、
不思議なことに、同じ栽培方法でも
各畑で性格が結構変わってきます。

収穫結果と、栽培時の経験値での把握と実際の数値の3つから把握して、
栽培方法の改善をしています。

【芋日記】

日時:2013年03月21日 07:22

野のユリ 1963米 ラルフ・ネルソン

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東欧から流れてきた修道女達が、アメリカの砂漠で教会を立てようとしています。
人もカネもコネもなしに。
そこに黒人の青年が通りかかり、
彼の活躍と、街の人々の協力で教会が立つ。という物語です。

幸運なことに、
キリスト教にも、映画にも詳しい方と鑑賞できました。
題名『野のユリ』の聖書からの出典の部分も聞きましたし、
カトリックの修道女達とプロテスタントの黒人青年との宗教観の違いも
解説してもらえました。

有名な感動作ですが、
キリスト教の機微がわかると、シーンの深みがよりわかります。

これを鑑賞する方は、それを念頭におくことをお勧めします。

追伸
今日(3/20)は「春分」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「春分」の直接ページはこちら
春分

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2013年03月20日 08:22

種芋の打ち合わせ

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忠八さんから、大事な種芋を預かっています。
忠八さんは、干し芋のサツマイモ栽培以外に、
干し芋にはしない紅あずまの苗もつくります。

干し芋のサツマイモよりも早くに紅あずまの苗つくりをはじめるので、
その種芋の蔵出しの打ち合わせです。

今年もそんな季節になりました。

【芋日記】

日時:2013年03月19日 07:45

サツマイモの苗床準備

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たかおさんがサツマイモの苗床を作っていました。
今月終わりには種芋の蔵出しですから、
準備に取り掛かっているところでした。
並行して、
メロンの苗床も、夏野菜(ナスやピーマン等々)の苗の準備もしていました。

【芋日記】

日時:2013年03月18日 07:40

大風で

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大風でビニールハウスのビニールが飛ばされました。
不幸中の幸で骨組みが崩れることはありませんでしたが、
危機一髪でした。
地中から抜けてしまいそうなくらい、
ハウス全体が持ち上げられて、
あやうくハウスごと飛んでしまう寸前でした。

修復作業が終わりましたが、
3月は大風が多いので、残りのビニールハウスも要注意です。

【芋日記】

日時:2013年03月17日 08:53

JONA20周年総会

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有機JAS認証をしてもらっている認定機関
日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会(JONA)の総会がありました。
今年の総会は20周年の記念総会でした。

JONAは日本の有機認定機関の老舗で、
国際認証も手掛けています。
検査も日本の中ではトップクラスの厳しさですが、
厳しい方がこちらが鍛えられて良いと常々思っています。

日本では有機食品(他にもオーガニックコットンやコスメも含めて)が
まだまだ普及していません。
JONAと我々会員はやることが一杯、
と気を引き締める総会でした。

【いもたつLife】

日時:2013年03月16日 07:45

今年の作付け計画

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秋の収穫段階で、来シーズン(今年)のだいたいの作付けを決めますが、
詳細、具体的には、作付け品種や栽培方法は、3月に決めます。
その参考指標にひとつとして土壌診断を、
毎年全圃場で行います。
休ませている圃場も含めて行います。

これまでの栽培のやり方と収穫されたサツマイモ、
そして土壌はどう変化したか、
明確な答えがでるわけではありませんが、
毎年続けることにより、
畑のクセがつかめたり、
有機栽培の参考になります。

【芋日記】

日時:2013年03月15日 07:13

畑にでます

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ここにきて暖かい日があり、
輪作の麦も急に伸びてきています。

5月上旬にかけて土作りしていきますが、
まずは一回目の麦の鋤き込みで。

秋にしまったトラクターの整備を始めます。

【芋日記】

日時:2013年03月14日 06:03

干し場が片付けられています

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干し場に残っている干し芋は最終日に蒸かしたものだけ。
隣の干し場には、洗って簾(すだれ)が干してあります。

反対隣の干し場は、片づけが進み、
苗床の準備の前準備です。

【芋日記】

日時:2013年03月13日 07:22

アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち 2011米 サム・レヴィンソン

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複雑な家庭(一族)の結婚式の前後劇です。
まず、家族像を掴むのが大変といいますか、
家族関係も複雑なら、それぞれが皆病に罹っているので、
ハチャメチャな、傷つけ合いが終始続きます。

主人公リンは情緒不安定です。現在の夫との子供が二人、
エリオット17歳ドラッグ中毒で毒舌・支離滅裂な攻撃的な会話に突然なります。
弟のベンは軽い自閉症。
リンには離婚した夫がいて、その夫との子供が二人、長男の結婚式というのが舞台設定です。
長男の下に長女アリスがいてこの娘が自傷してしまう精神不安定な大学生です。

前夫も再婚していて、その妻がど派手で、操作主義者、リンとは全く馬が合わない。
この夫婦にも子供が二人います。

そして、リンの父は病気と認知症で救急車を呼ぶ常連、
母は介護に疲れて、この人も情緒不安定。

結婚式に集まる親戚達も口が悪いのがそろっています(まあこの程度はよくあるかな)。

そんな人たちが一同に会しての結婚式という状況設定なので、
そこで繰り広げられるやりとりが凄まじいという映画です。
サンダンス映画祭の脚本賞ということですが、確かによくまとめてあったと思います。

人には悪魔部分があって、『弱いものをみつけ、余計になじる』誰しもそんな経験はあるし、
逆もあるでしょうけれど、その応酬なんですね。

だから観ていて疲れます。
人の負の部分を、自己中心的で自己主張したがる図を描いています。

劇中エリオットが
「9.11で家族の絆(存在)を確認できた」
「結婚式ではなくて葬式なら絆が実感できる」
(だいぶ台詞とは違いますが、こういう主旨の発言でした)
とい言いますが、これがこの映画の核心でしょう。

精神的に付加がかかるのが現社会です。
リンも50年以上、一生懸命生きてきて、家族のために尽くしたのでしょう。
その結果が、自分を含め、子供達も精神を病んでいる現実です。

この家族は先進諸国の一歩先を行った家族像かもしれません。
こういう状況と折り合いを付けて生きる、
家族が存在するのが常識になるかもしれないことを示唆しています。

大変な時代の一側面をみるおもいでした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2013年03月12日 07:46