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ブログ 今日のいもたつ

2009年09月

米産地へ0909 黒米

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登熟=受粉してから実が実り、とれるまでが
普通のお米よりも速いことを知りました。
また、思っていた以上に背が高くないことも
知りました。

古代種なので、背が高いかと勝手に考えていました。
古代種だから、熟すのは速いのかと推測もしました。

ひとつの確認から、いろいろな思考が生まれる楽しさを感じます。
稲を見てまわり、ほんの少しの違いの裏側には、
たくさんの要素があることが少しずつわかってきたような
気がします。

【米探訪記】

日時:2009年09月30日 10:02

米産地へ0909 有機ササニシキ

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ササニシキが絶滅危惧種じゃないか位の昨今、
本場の宮城県でもその作付けがめずらしくなっています。
有機栽培となれば輪をかけて希少です。

ササニシキがひとめぼれに変わった理由は、
簡単に言えばつくりやすさです。
もうひとつは、等級検査です。
ふたつを同じようにつくった場合、
ササニシキは2等になる確率が、ひとめぼれをより高いという
品種特性があります。

お客様がササニシキを食べたいという希望があっても、
それが無視されます。
米の検査制度の弊害のひとつの現れですね。

【米探訪記】

日時:2009年09月29日 07:43

米産地へ0909 川西町の稲作

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ここに来て、稲作の話を聞くと、
何十年も有機栽培に手を尽くしていたことが、
話からにじみ出てきてわかります。
そして勉強になります。

化学肥料と農薬に頼らない稲作は大変ですが、
それ以上に、一般栽培している農家さんたちの意識を変えるのは、
相当の忍耐と、大丈夫と言う結果を出し続ける必要があります。

結果というのは、大変な労力に見合う
*おいしさであり
*収量であり
*それが続けられる証明であり
*出荷できる安心であり
*見合った価格 等々です
ここで話をしていると
有機で ほしいも をつくることを
大いに励まされます。

【米探訪記】

日時:2009年09月28日 07:11

米産地へ0909 雪みず田んぼ

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私が言うのはおこがましいのですが、
日本の大手ファミリーレストランの中にも、
骨がある企業があります。

お付き合いしている山形県川西町の生産組合が
生産している有機米を
積極的にメニューに取り組んでいる企業があります。

大手ファミレスと言えば、価格重視になってしまう中、
有機米をお客様にという精神に拍手です。

この企業もすばらしいですが、
その良さを訴える生産組合側にも拍手です。
ただその根底には、「雪みず田んぼ」のお米のよさがあるからでしょう。
その努力が大本ですね。

【米探訪記】

日時:2009年09月27日 16:41

霧の山寺

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宗教の力強さを感じずにはいられません。
何を信じていたのかを推測できないのは、
ハングリーでない生活にいるからでしょうか。

恵まれていることを論ずるのは、
今感じている視点とは、ずれています。
親、祖父母、ご先祖さま、みんな
恵まれた環境に子孫をおきたかったからです。

そうではなく、日々の心の持ちようを、
振りかえりたいですね。
霧がかかっていたのは、幸いでした。
景色に満足しないで帰れたからです。

【いもたつLife】

日時:2009年09月26日 07:20

米産地へ0909 会津有機米

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有機栽培のネックは除草と病害虫です。

除草は努力との戦いですが、
病害虫は手の施しようがありません。
でも工夫はできます。
そのひとつが「適期に植えることです」

ただこの「適期」の見極めが難しい。
毎年 何月何日ころと決まっているわけではないからです。
気候は毎年違いますから。

経験と勘がものを言うのですが、
手引きもあります。
「旧暦」です。旧暦は農業暦です。
旧暦は先人が作り上げた芸術品だと私は思っています。

【米探訪記】

日時:2009年09月25日 07:40

米産地へ0909 きゅうりの老木

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有機栽培のきゅうりです。
普通なら夏一杯で収穫を終えてしまうのですが、
少しすつですが、まだ実をつけるので、そのまま収穫しています。
(会津の有機農家のきゅうりです。お米もつくっています)

その味は、若いきゅうりは青甘いのですが、
このきゅうりはその青味が抜けた甘さでした。
これよりも年をとった老木きゅうりもありました。
初夏で収穫が終わるものです。

そちらはもっと甘くなっていましたが、
ほとんど収穫はできなさそうでした。

こういう年のとりかたをしたいものです。

【米探訪記】

日時:2009年09月24日 07:13

会津のソースカツどん

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大昔、山梨県の甲府市で、初めて「カツどん」と「煮カツどん」を
見た時は「へぇ~」でした。

ほしいも の仕事で茨城に行くようになり、
常陸太田で「ソースカツどん」を見て、「ここにもあるんだ」
と思うようになり、
会津では結構メジャーと知り、
実はカツどんのソースと卵とじは、
コーラのコカコーラとペプシコーラくらいの関係なのかと
思うようになりました。

ここにきたのは、「牛乳屋」という食堂に行く予定が、
観光客があふれていたためあきらめてこちらに来たのですが、
高速道1000円は今まで隠れていた地方の観光地を
表舞台に押し上げたように感じます。
地方の高速道で、普段とは考えられない混み具合に
それを確信しているこの頃です。

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【いもたつLife】

日時:2009年09月23日 16:18

宇宙の不思議がわかる! 甲谷保和

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ちょっと恥ずかしながら、小学生向けの本を読んだことを。

簡単に解説してくれているので、
私みたいな数学にも物理にも天文学にも
稚拙な人にはおすすめです。

昔 人々は星の動きを見てロマンを感じ、
想像力を働かせて、多大な時間をかけて観測しました。
星とのすばらしいが生きています。

今は当時と比べてはるかにたくさんの情報があります。
でもそれでも同じ未知の途中です。
だから今でも同じように宇宙にロマンを感じます。
そんな遊泳ができる本でした。

【いもたつLife】

日時:2009年09月22日 05:10

落語 柳家さん喬一門会

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友達のGさんがチケットもくれて、
会場40分前から並んで、正面前よりの特等席を取ってくれて、
(全席自由席だったので)
中入りの差し入れまでもらって、
(どうもありがとうございます!感謝します)
落語を楽しみました。

静岡銀行主催の静岡県講演(浜松市)ということで、
噺家の皆さんが、随所に“静岡銀行をよいしょ”するのも
地方寄席の楽しみで、
地元ネタを選んでくれる心も嬉しく、
静岡県出身の噺家も登場と、なかなかの盛り上がり。

落語が五席と色物一席+ミニ講演(カルチャー・フォーラムなので)
という盛りだくさんな内容でした。

ここのところ、新米と ほしいも で立て込んでいたので
ちょうど良い気分転換になりました。

【いもたつLife】

日時:2009年09月21日 07:11