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ブログ 今日のいもたつ

2018年01月

だんだん出来なくなってきています

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ほしいも農家もかなり高齢化していますので、
一日に作る量も、一週間のうちに蒸かす日も、
だんだん減ってきています。
昔よりも干し場も小さくなっています。

【芋日記】

日時:2018年01月31日 09:13

積もりはしませんでした

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昨日の遅い時間から雪になりました。
積もりはしませんでしたが、朝、道は凍結していたようです。

【芋日記】

日時:2018年01月30日 09:25

黄金のアデーレ 名画の帰還 2015米/英 サイモン・ケーティス

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ユダヤ人であるがために、第二次世界大戦時に、祖国からアメリカへ逃れざるをえなかったマリア(ヘレン・ミレン)、その一族は上流階級だったがために所有していた数々の美術品をナチに没収されました。

翻って現代(1998年)、マリアの姉の死をきっかけに、マリアは今生存している自分が、一族(マリア)が所有権を持つ美術品の返還を求めることに決めまず。その中には、オーストリアのモナリザ「黄金のアデーレ」が含まれています。
合法的にはマリアに所有権がある“黄金のアデーレを含めた数々の美術品”ですが、国の至宝をオーストリア政府は手離すわけはありません。

マリアはダメ元で親友の息子の弁護士ランディ(ライアン・レイノルズ)に返還されるかを打診します。
ランディも懐疑的にこの案件に携わるのですが。

オーストリアが国を挙げて負の遺産に挑む事になるマリアとランディです。
いくら分があるとはいえ、相手は一国ですから一筋縄にはいかないと言うものではない位途方もない道のりです。
オーストリア政府には却下され、一度目の絶望ですが、ランディは道を探します。
なんとかアメリカの司法の下へ、この案件を挙げるのです。けれど国際問題だから、この裁判が取り上がれるかは解りません、
けれどなんとか土俵に上がりますが、これが第一歩です。
オーストリア政府との熾烈な戦いが続きます。
心が折れるマリア、それを受けても踏ん張るランディです。
結論はウィーンの評議会へとなります。そこで最後、二人は黄金のアデーレを勝ちとります。

ナチが略奪した美術品の返還という大きな流れを、マリア一族の個に焦点を当てていますが、映画はマリアのその略奪された当時の映像を再現して、大戦はなんだったのか、同じ国にいながらユダヤ人とそうでない民族の虐げられた姿ということと共に、元オーストリア人であったマリアとランディのアイデンティティにまで映画は踏み込みます。

マリアは姉の死がきっかけで、ランディも金儲けがきっかけで、この途方も無い「黄金のアデーレ」の返還を目指すのですが、その動機は変っていきます(これはオーストリア政府に自分は全く悪く無い姿勢に二人がそれを崩そうという動機が働いたのですが)。

個人が一国を相手にするのですから、その逆風は想像できる最悪が襲って来たでしょう。
でもそれを乗り越えた二人の実話です。

二人の成長物語です。
ランディは、この案件は金にあるから始まり、でもマリアのためをおもい、その後、オーストラリア政府が示す理不尽に怒り、それを超えて戦時には自分の肉親もオーストリアの地で果てた事を受け止めて、自分がアメリカ人でありでもオーストリア人でもあることに自覚を持ちます。

マリアも、オーストリアに足を踏み入れることを、一生しないと決めていました。
けれど
足を踏み入れます。もちろん「黄金のアデーレ」を取り戻すためですが、マリアにとつては、そこにいたら死ぬ場所でした。二度と生きたくない地です。
でもマリアも自分を自覚します。
オーストリアが祖国だったことを。でも懐かしさはどうでしょうか?

いまだ残りの戦争の負を、大きな現実を前面に出して、裏ににはその悲劇が起こった実際を挟んで国同士の問題と個の問題には差がないことを訴えます。

マリアとランディは必死になって取り戻しました。
死に物狂いでなければできないでしょう。
そしてこれと同じ案件はたくさんあると言います。

それは彼らの様なエネルギーが無い限り取り戻すことは出来ない。
それをもささやいている映画です。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2018年01月29日 08:41

増えたり減ったり

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ほしいもの生産量は年々減っていますが、
内訳では増えている干し芋もあります。
「玉豊」が減って「紅はるか」がどんどん増えています。
なので、平ほしいもは右肩上がり。
紅はるかは丸ほしいも用の原料も多いので、
丸ほしいもも増えていたのですが、今年度は大きい紅はるかが多かったので、
今年は丸ほしいもは少ないです。

【芋日記】

日時:2018年01月28日 15:03

【spac演劇】しんしゃく源氏物語 原田一樹 演出

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末摘花が光源氏を待って待って待つ、その物語を喜劇仕立てにしてあります。可笑しいのですが、不憫です。でも人生は自己責任を訴えてきます。

可笑しいのは末摘花に仕える侍女たちです。もう経済的に行き詰っている没落貴族の末摘花をいつどうやって見切りを付けるかから始まり、でも義理堅い気持ちもあり、でももう立ち行かないのは見えていてということで、ドタバタしながら、末摘花の前では建前を、侍女同士では本音が語られます。
でも侍女も色々、金の切れ目が縁の切れ目から、あくまで尽くそうとる者までいます。
そして、末摘花の叔母が貴族でない成り上がりということも面白い、古今東西、名誉と金の関係は普遍です。

末摘花は、一途に何年も光源氏を待つのですが、経済的に困窮していることはかなりお構いなしの天然キャラです。
天然キャラは慕われるのか、困窮している彼女に慕う侍女という感じです。
でももうどうしようもなくなっていきます。
叔母は末摘花に身辺を清算し、待つのをやめるように再三再四口酸っぱく進言しますが、待つことをやめない末摘花です。

彼女にはもう待つことが人生そのものになってしまったようです。
待たない選択肢はありません。人生そのものが崩れるからです。
ラストは、奇跡が起こります。光源氏が末摘花に合いに来るというところで終わります。
すると末摘花を見切った侍女たち、叔母さえも、末摘花を祀りあげるのです。これも人の性で、奇跡が起こるというのも罪な気がします。
末摘花は待つことしかできなかっただけです。

まあそんなことを考えてはいましたが、とにかく面白い演劇でした。笑いが絶えない劇です。

侍女の一人に侍従という人がいます。
この侍従だけは誠実で正直で知恵者でした。彼女は母の婆や(末摘花の乳母)のことも末摘花ことももちろん、この家のことまで考えることをする人でした。

他の侍女も、末摘花も他者責任で生きてしまう人ですが、侍従だけは自己責任で生きる人でした。これもこの演劇の意図でしょう。

【いもたつLife】

日時:2018年01月27日 09:12

日当たり次第

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日陰はまだ凍っています。
日向でも日照時間が短いとなかなか融けません。

【芋日記】

日時:2018年01月26日 09:18

解っていても

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網の干し場は雪が降ると崩れてしまいます。
少しなら大丈夫なのですが、大雪だと網が重みで耐えられません。
振り出すと崩れるのが解るのですが、どうしようも出来ません。

【芋日記】

日時:2018年01月25日 09:12

休んで雪かき

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幹線道路は除雪車が入りますが、
そうでない道や、農家の庭先は自分で雪かきしないと出入りもできないので、
昨日は大抵の農家では干し芋加工はお休みで、それらの作業でした。

【芋日記】

日時:2018年01月24日 09:13

なんとか持ちこたえました

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今までにない大雪の干し芋産地でした。
干し場のビニールハウスが潰されないかと、
冷や冷やものでした。

【芋日記】

日時:2018年01月23日 09:11

ランナーを見かけます

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勝田マラソンは全国大会で、大きな大会です。
毎年1月最終日曜日に開催です。
実際のコースを走っているランナーをよく見かけます。

【芋日記】

日時:2018年01月22日 08:47