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ブログ 今日のいもたつ

2007年11月

続・干し芋の前に

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干し柿が丸干し芋タイプなら、
切り干し大根は平干し芋タイプです。
こちらは、晴天が続いた場合、約一週間で乾きます。

干し芋を乾かす前に、切り干し大根。
干し芋を蒸かす前に、餅を蒸かしている農家。

干し芋作りがはじまると、てんやわんやになります。
嵐の前の静けさです。

【芋日記】

日時:2007年11月27日 20:32

干し芋の前に

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もう一押し寒さが進めば、干し芋作りが始まりのですが。

今年は雨が少ないので、干し柿は順調な仕上がりです。
干し柿は干し芋でいう丸干しタイプです。
丸干し芋と同じように、3週間から1ヶ月かかって
干し上がります。

干し柿は干し芋より気温には融通が利きますが、
晴天が、乾くための必要条件になります。

もちろん、より寒くより乾燥している方が好条件になります。

干し芋は気温、湿度、天気での乾燥条件で品質が結構変わります。
干し柿も同じです。(あまり詳しくないですが)

加工品ではありますが、「農産物だなぁ~」
と干し芋屋は思います。

【芋日記】

日時:2007年11月26日 17:05

畑仕事

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鍬を振っていました。
干し芋産地にいると、こういう光景をたまに見かけます。

「生計を立てるために農家をしている」
と農家の定義をすると、
このおばあさんは、もう農家ではありません。

「畑仕事をしていないと落ち着かない」

人それぞれですから、こういうおばあさんばかりではないですが、
割と聞く言葉です。
その姿には、
苦にしていない。ずっとこう生きてきた。淡々としている。
そんな感じがします。

自分が年老いた時、
毎日何をしているだろうか?
どんな気持ちで?

気にしないようにしているのか。
この時に備えて生きているのか。
深いテーマです。

【芋日記】

日時:2007年11月21日 14:56

マリーアントワネット

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「マリーアントワネット」が大学祭で上映されたので、観賞しました。
観たい映画でしたので。
評判がわかれているようです。

ソフィア・コッポラは、確信犯です。

この映画はどうしても、マリーアントワネットでなくてはならない、
わけではありません。
ある程度誰もが知っているストーリー、としての題材であった。
のではないでしょうか?

本当の所は何を語りたいのかはわかりませんが、
観賞中ずっと、「錯覚」という言葉が頭から離れませんでした。

今自分が生きているのも、「錯覚の中」でしかなく、
それに気づかないだけ。
気づいてそこを破り抜けても、一回り大きい「錯覚」の輪の中に行くだけ。

映画は人それぞれ勝手に解釈がありますが、
マリーアントワネットとその背景を通して「生きること」を
考えました。

衣装や舞台が綺麗でそれを評価する人もいるでしょう。
私もヴェルサイユに行きたくなりました。

【いもたつLife】

日時:2007年11月18日 13:56

ビッグウェンズデー

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映画に写しだされるシーンはいつもドラマです。
生きる上では、平凡な日常の方が圧倒的に多いのですが。

実際の自分の人生にもあてはまります。
(結婚式と葬式だけが主役になれる、なんて言います)

この映画では、日常を感じさせながら、ドラマが描かれていました。

時とともに変わってゆくものと、変わらないもの。
人なんて年とともに変わってゆくもののひとつなのか、
自分は自分で変わらないものなのか。

自分の中には両方があって、それがわかっていると、
もっと豊かに生きることができるのかな?
そんなことを考えました。

【いもたつLife】

日時:2007年11月16日 15:25

鶴の里Tシャツ

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うちわでにぎわっています。

鶴の里チャンピオン記念の一品です。
ノリが良いですね。

貧富の差が問題にもなっていますが、
最低限の所得でも、
すごーーーく豊かなのが日本の現実です。

だから、訳があるものにニーズがあるのですが。

菊姫はそんな意図はなく、
こういう企画をします。
素直な気持ちでいられる証です。

自分は邪念が多いので見習おうとしていますが、なかなか。
ちょっとずつですね。

【酒呑みのひとりごと】

日時:2007年11月14日 17:09

巨大松ボックリ

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表面がささくれていて、松ボックリのような物体が、
畑からとれました。
スイカ位の大きさです。

実は、干し芋の原料芋です。

てっぺんは、つるの名残りです。
その太さは、それだけで、小さいさつま芋位の太さがあります。

実は、そんなにめずらしくありません。
数え切れないさつま芋が収穫される中には、
こういうのが育つこともあります。

逆に「えっ」と驚くほど小さいさつま芋もあります。
人間と同じです。

もちろん普通サイズが多いのですが、
一番多いサイズを普通、
と言うのですよね。

【芋日記】

日時:2007年11月12日 20:33

ミニミニ収穫祭

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今年は、有機コシヒカリとさつま芋=品種いずみを
会社前で育てたのですが。

有機コシヒカリはすくすく大きくなる様子が、
目に見えてわかります。
分けつも、出穂も、米が熟してゆく様子も
観察できます。

それに比べて、さつま芋は地味でした。
植えた直後は、勢いよくつるが伸びて行きます。
楽しいのはここまで。

伸びきった後は、ずっと同じです。
秋になり枯れてゆくのが、気づかれたか気づかれないか。
そんな様子ですから、誰も
「いずみ(さつま芋)どうなったかなぁ~」
なんて言うスタッフは皆無。

つい先日一人のスタッフが、
「あれ、いつまでおいておくのですか?」
との発言があり、掘り起こしました。

予想どおり? 携帯電話くらいに育ったさつま芋が4本収穫できました。
さてどうしようかと考えています。
誰一人「欲しい」という声が出なかったので。

これを種芋にして、来年30倍以上にして見返してやろうと
心に誓っています。

【芋日記】

日時:2007年11月08日 12:34

映画講座3

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日本の古い映画のロケシーンは、懐かしいし、
歴史を知る・歴史観を裏付ける、貴重な財産でもあります。

昭和30年代の初め日本は、今とは違う国を思わせる程です。

今生きている世界は、すでに未来都市です。

先人に頭を下げなければと感じます。
そして、今の私より確実に大人が大人だったのでしょう。
そして、濃い人生を生きています。
そして、ユーモアもありです。

映画からは、たくさんのことがもらえます。

【いもたつLife】

日時:2007年11月07日 16:59

映画講座2

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アメリカ映画を語る上で、西部劇ははずせません。
西部劇の良否はおいておき、
影響力があったから、
人によってその存在は大きいものです。

アメリカ映画全盛を支えた大スターは、ほぼ全員なんらかの
西部劇に出演していることからも、西部劇の凄さが伺えます。

栄枯盛衰。

そんな西部劇も1960年頃から、上映がされなくなります。
しかし、違う形で表現されます。

60年後半から確立されていった刑事映画は、
西部劇のある一部の精神を引きついだ映画です。

そして、やはり現在大スターと言われる多くの人が、
何かしらの刑事映画に参加しているのも、
それを感じさせます。

はでなアクション化した刑事映画はすでに過渡期かもしれません。

【いもたつLife】

日時:2007年11月06日 20:17