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ブログ 今日のいもたつ

2014年11月

収穫終了

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予定より1週間遅れで今年度の収穫終了です。
この後は、畑を今年最後の整備(鋤き込み)及び輪作の麦蒔きで、
それと並行して、ほしいも加工準備に入ります。

【芋日記】

日時:2014年11月10日 07:35

輪作の麦

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ほしいも用の芋の収穫が終わると、ほしいも加工準備です。
畑は来春まで寝かされますが、その前に、麦の種を蒔きます。
土壌が健康になるのと、漉き込んで緑肥にするためです。

早く収穫が終わった農家は、早々に種を蒔きます。
この時期ですと、発芽する気温ですので、種蒔き後数日で芽が出ます。

【芋日記】

日時:2014年11月09日 07:23

フェンネルの種

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収穫しなかったフェンネルから種を採りました。
前が多かったせいか、乾燥せずに腐ってしまった種も多かったですが、
使えそうな種もあったので、種取りしました。

追伸
11/7は「立冬」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「立冬」の直接ページはこちら
立冬

【芋日記】

日時:2014年11月08日 07:22

ビーツも栽培しています

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夏にビーツを栽培しましたが、好評だったことと、
冬にも作れるので栽培しています。

8月に播種、9月に定植で、実が大きくなってきていますが、
まだ収穫には勿体ない大きさです。
12月を目処にしています。

【芋日記】

日時:2014年11月07日 07:34

白菜の収穫がはじまりました

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冬に欠かせない野菜が白菜です。
有機農園では、早生種のサラダ白菜と、普通の白菜を作りました。
サラダ白菜が収穫を迎えました。
甘いために、虫が多く、収穫時もナメクジを取りながらでした。

すぐに食べる以外は、軽く干して日持ちを良くせます。

【芋日記】

日時:2014年11月06日 06:20

芋掘り追い込み

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10月の初めにはじめた芋掘りですが、
雨が多いため、遅れ遅れで11月に入りました。
そろそろ朝の霜が心配なので、今が追い込み時期です。

【芋日記】

日時:2014年11月05日 07:29

ほしキラリ収穫

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ほしいも用で甘い干し芋ができる品種が“ほしキラリ”ですが、
タツマの有機農園以外では、作付けはほぼされていません。

最大のネックは、苗の育ちが悪いことです。
苗を植えるのが遅くなるプラス、収穫量も少ないこと、
甘いだけに干し芋加工にも手間が掛かる等の理由です。

【芋日記】

日時:2014年11月04日 07:28

チャイナタウン 1974米 ロマン・ポランスキー

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スーパーマン級の男が全身全霊をかけて、過去の過ちの悔しさを晴らそうとしたのですが、それが出来ず、じくじたる思いで幕が閉じる上質なフィルム・ノワールでした。

主人公の私立探偵ジェイク(ジャック・ニコルソン)は、かつてチャイナタウンで刑事でした。彼はそこで救うことができない女性がいたようです。

この物語は、1930年代のロサンゼルスの都市開発においての水道局の水の利権という社会問題を背景にした殺人事件をジェイクが追うという物語ですが、
その殺人事件にジェイクが巻き込まれ、キーとなるミステラスな女性イブリン(フェイ・ダナウェイ)がジェイクの中で過去の救えなかった女性にかぶり、なんとか救おうとするのですが、適わないという、ジェイクの悲哀の映画です。

決して格好良くない、粗野なジェイクですが、やることは抜かりなくやる男で、この映画は彼の魅力で引っ張ります。
そしてイブリンの秘密と事件がかかわるのですが、ミステリーとしても凝っていて、探偵ものとしても十分です。
また、1930年代の再現もしっかりされていて、映画の世界に惹き込まれます。

ジェイクは困難に次々と遭遇しますが、タフです。スマートな解決は更々狙っていなくて、泥臭い方法でも目的成就のためならなんでもあり、だけど、人間臭さもある男です。
ラストの無念は、これまでの彼の努力を台無しにするのですが、この巨大権力は巨大であるという展開もリアリティがあります。
それだけに観ている者も、じくじたる思いで映画館を後にしなくてはなりませんでした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2014年11月03日 07:25

季節のはざまで 1923瑞/独/仏 ダニエル・シュミット

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少年時代の過去を振り返ると温かい過去の映像が現れます。
それに付き合う映画です。

その過去とは、ダニエル・シュミット自身のようですが、
それはともかく、その映像を観ると、彼がどんなふうに生きてきたのかがわかります。

翻って、自分が過去を振り返るとどんな映像が浮かぶのでしょうか。

スイスの山の中の今はもぬけの殻になったホテルを訪れたヴァランタンは、
少年時代にここで過ごしていました。彼にとって特別な場所です。
一人、ホテルの中を彷徨っていると、昨日のことのように過去が蘇ります。

記憶は真実とは限りませんから、この回想も勝手に脚色されていますが、
そんなことはどうでも良いことです。
ヴァランタンにとってかかわりがあった人達とどう過ごしていたのか、
それは彼にどんな影響を与えたのか、
そして、それは彼に何を残したのかが大事です。

彼にとってここで過ごした少年時代は、ワクワクする楽しいことが多かったようです。
実際に多かったかはわかりませんし、辛いことだってあったのでしょうけれど、ワクワクし楽しかったシーンが最初に出てくるのです。

もうヴァランタンも決して若くはありません。
ホテルが取り壊されるのは寂しく残念なことでしょうけれど、
これまでの彼の人生で触れた、もう合えない人達に感謝の決着をつける時だったのです。

別れをして、ヴァランタンは残りの人生に向かったんだと、ラストの映像は語っていました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2014年11月02日 07:17

野獣の青春 1963日 鈴木清順

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和製ハードボイルドの傑作でしょう。
主演のジョー(宍戸錠)のハードな信念とタフさぶりに加えて、サスペンスとしても一級品です。
ただし、鈴木清順作品ですから一筋縄ではいきません。

洋館の背景が普通からガラッと黄色い砂嵐に変わったりといった凝った設定が多くあります。ハードボイルドで、ヤクザ同士の抗争の場所が矢切の渡しなどもらしさです。
また、登場人物が皆変人という設定です。

物語はコールガールと無理心中した刑事の死に不審を感じた元刑事のジョーが、二組のヤクザに潜入して抗争させて、なおかつ真相を暴くというものです。

設定で象徴的なのは、野本組は先進的なヤクザで、アジトも高級ナイトクラブ、親分の家も洋館です。考え方も先進的、ところが一方の三光組は、場末の映画館がアジトで、考え方も昔気質という対比です。最後の決戦でそのあたりを活かしています。

変人達も色々なキャラクターとしています。
野本組の親分は、サイコパス的なサディストで、ナイフ使い、ペルシャ猫を可愛がります。そして愛人を6人抱えています。(6人目の愛人が物語のキー)
その弟がオカマっぽい、こちらもキレルと何をする解らない不気味なキャラです。川地民夫がこんな役をやるとは、と思いましたが、ハマリ役ということも新鮮な驚きでした。
他にも、突然敵の女を好きになってしまう早撃ちの男や、プラモデルの飛行機が好きなヤクザ、到底親分の器ではない昔気質の三光組親分、この組は今までどうやって食ってきたかが心配になります。

刑事の無理心中には結構大きな背景があり、ジョーがそこにたどり着くまでの説明がかなり必要にも関わらず、しかも、多くの登場人物を配しながら、素早いカットで次々とプロットをこなすのがこの映画の特徴で、観客を惹きつける力があります。

凝ったセット、照明、演出プラス、宍戸錠の演技です。
清順映画としては抑え目かもしれませんが、十分に楽しく、完成度が高い映画です。

追伸
10/31に、11月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。
今月のお宝ほしいもは、“静岡産安納芋平ほしいも”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
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今月のお宝ほしいも

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2014年11月01日 11:00