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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

フーデックス2008

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毎年行きます。規模や人数に圧倒されます。

一年ごとにその年の特徴があるので、時の流れも感じます。
また、本当に色々考えているメーカーがたくさんあるなぁ。
と感心することも毎年です。

でも、そこからほんの一握りがヒット商品になります。
ヒットを飛ばす苦労は並大抵ではないでしょう。
でもだから、やるのでしょう。
人とはそういうものを持っています。

【いもたつLife】

日時:2008年03月15日 11:50

大列車強盗 1973米 バート・ケネディ

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映画の歴史の流れの中で、
西部劇から刑事ものへとシフトして行ったという
見方ができます。

この映画はそのターニングポイントに位置します。
刑事もののきっかけとなった「ダーティーハリー」の
2年後の作品です。

西部劇のおもしろさが充分に出ているというのが、感想です。
ですから、西部劇という一時代が終焉を迎えたのは何故か?は、
くみとれませんでした。

ですがそこから、その時代を推測することもおもしろいことです。
総合力が必要ですが。

どうしても刑事ものと比べてしまうのですが、
人間味を西部劇には感じます。

今の日本にぜひ蘇ってもらいたい空気が溢れています。
パワーアップした西部劇が復活しても
おかしくないような気が,
なんとなく、けれど強く、気がします。
願望が多分に含まれていますが。

【いもたつLife】

日時:2008年03月12日 21:21

砂の器

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全く結びつかないはずのピースが、
思いもかけない糸で引き寄せられてゆく。
松本清張の巧みなおもしろさは、やはり秀逸です。

それとは別立てで、ハンセン病での日本の闇が
表現されていることを、こういうふうに映画として
残されていることは意義があります。

映画の場合には、その当時の時代背景が、映像で一目瞭然と記録されます。

その意味では、松本清張のおもしろさのひとつである、
日本の地方への旅が、当時の鉄道やクルマで実際に映像で観ることが
出来ることもこの映画を評価できます。

もうひとつ別立てで、
父と子の深い愛が第一に描かれていました。
「私は、何て幸せを感じることができないんだろう」
それを感じた作品です。

【いもたつLife】

日時:2008年01月17日 23:33

緑園の天使

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物語としてもおもしろかったし、
エリザベステイラーの一途さや無邪気さそして信じる心で、
まわりを幸せに導いて行く姿が印象的でした。

主人公が発達してゆく姿もこの映画のテーマです。
その背景にある家族像も見逃せません。

完璧な母親と、それぞれに個性がある子供達。
しかし、私としては、ごくごく普通の感覚の父親に素晴らしさを感じました。

すぐにお金のことを優先してしまう。
すぐに人を疑ってしまう。
だけど家族は可愛くて仕方がない。

自分のやったことを後悔し、
妻に強がりを言ったり、なぐさめられたり。

そのあたりにどこにもいる父親ですが、ひかれるものがありました。
自分に似ていたからかもしれません。

【いもたつLife】

日時:2008年01月09日 19:06

マリーアントワネット

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「マリーアントワネット」が大学祭で上映されたので、観賞しました。
観たい映画でしたので。
評判がわかれているようです。

ソフィア・コッポラは、確信犯です。

この映画はどうしても、マリーアントワネットでなくてはならない、
わけではありません。
ある程度誰もが知っているストーリー、としての題材であった。
のではないでしょうか?

本当の所は何を語りたいのかはわかりませんが、
観賞中ずっと、「錯覚」という言葉が頭から離れませんでした。

今自分が生きているのも、「錯覚の中」でしかなく、
それに気づかないだけ。
気づいてそこを破り抜けても、一回り大きい「錯覚」の輪の中に行くだけ。

映画は人それぞれ勝手に解釈がありますが、
マリーアントワネットとその背景を通して「生きること」を
考えました。

衣装や舞台が綺麗でそれを評価する人もいるでしょう。
私もヴェルサイユに行きたくなりました。

【いもたつLife】

日時:2007年11月18日 13:56

ビッグウェンズデー

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映画に写しだされるシーンはいつもドラマです。
生きる上では、平凡な日常の方が圧倒的に多いのですが。

実際の自分の人生にもあてはまります。
(結婚式と葬式だけが主役になれる、なんて言います)

この映画では、日常を感じさせながら、ドラマが描かれていました。

時とともに変わってゆくものと、変わらないもの。
人なんて年とともに変わってゆくもののひとつなのか、
自分は自分で変わらないものなのか。

自分の中には両方があって、それがわかっていると、
もっと豊かに生きることができるのかな?
そんなことを考えました。

【いもたつLife】

日時:2007年11月16日 15:25

映画講座3

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日本の古い映画のロケシーンは、懐かしいし、
歴史を知る・歴史観を裏付ける、貴重な財産でもあります。

昭和30年代の初め日本は、今とは違う国を思わせる程です。

今生きている世界は、すでに未来都市です。

先人に頭を下げなければと感じます。
そして、今の私より確実に大人が大人だったのでしょう。
そして、濃い人生を生きています。
そして、ユーモアもありです。

映画からは、たくさんのことがもらえます。

【いもたつLife】

日時:2007年11月07日 16:59

映画講座2

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アメリカ映画を語る上で、西部劇ははずせません。
西部劇の良否はおいておき、
影響力があったから、
人によってその存在は大きいものです。

アメリカ映画全盛を支えた大スターは、ほぼ全員なんらかの
西部劇に出演していることからも、西部劇の凄さが伺えます。

栄枯盛衰。

そんな西部劇も1960年頃から、上映がされなくなります。
しかし、違う形で表現されます。

60年後半から確立されていった刑事映画は、
西部劇のある一部の精神を引きついだ映画です。

そして、やはり現在大スターと言われる多くの人が、
何かしらの刑事映画に参加しているのも、
それを感じさせます。

はでなアクション化した刑事映画はすでに過渡期かもしれません。

【いもたつLife】

日時:2007年11月06日 20:17

映画講座1

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日本映画全盛の昭和30年代には、
「歌遥映画」というジャンルがあった。

即席でできた映画が多い感もあるけれど、
時代がつくった一分野でもあった。

時代を知るツールのひとつとしておもしろいし、
観ていて“ほのぼの”としてくるし、
なにか素直な時代を感じる。

顔ぶれは大御所ばかりだが、
可愛さが目立つ。

今が幸せだという勘違い。を感じるひとときだった。

【いもたつLife】

日時:2007年11月05日 18:10

陽のあたる場所

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自分を正当化してしまう人間の性が描かれていました。
「人は弱い」そこをスタートにしておかないと
いつのまにか、自分が自分でなくなります。

ささいなボタンの掛け違いが、大きなことを巻き起こすこと。

この物語ほどではないにしても、
日常ありがちな生活からでも起こりうる展開は、
怖さも感じました。

とても豊かな当時のアメリカでの、貧富の差や
宗教・考え方の問題、栽培についての見解・・・。
前面ではありませんが、それらも語られていました。

カメラワークも、長回しやアップを効果的に使っていますし、
微妙な表情もよく撮れています。
アメリカ映画全盛の凄さが実感できました。

【いもたつLife】

日時:2007年10月26日 11:20