東京ミッドタウン 破
意図は何かな?
郷愁って次に進むためにも必要なことかな?
何てことを、柄にもなく考えます。
子供の頃、さんざん欧米が素晴らしいと教育されてきて、
ちょっと前から、そこから自由になろうと気がついた。
(たぶん自分だけだけど)ここに、
その“におい”感じて好きなのかもしれません。
【いもたつLife】
意図は何かな?
郷愁って次に進むためにも必要なことかな?
何てことを、柄にもなく考えます。
子供の頃、さんざん欧米が素晴らしいと教育されてきて、
ちょっと前から、そこから自由になろうと気がついた。
(たぶん自分だけだけど)ここに、
その“におい”感じて好きなのかもしれません。
【いもたつLife】
だいぶ気に入っています。
“どこが”とか“なんで”と聞かれると答えられないのですが、
感覚とマッチするという感じです。
実験的なところも好きです。
常識とは、自分が持つ観念かな。
と確認できます。
【いもたつLife】
「四苦八苦」して生きてゆくのが人間です。
一見なんのドラマもない日常ですが、
実は、様々なドラマがあり、直面します。
それは受け入れる事しかできない、
運命でもあるし、
自分が生きてきたから訪れた出来事でもあります。
極普通の人生かもしれませんが、
夫婦・生き方・家族の理想像かもしれません。
淡々と描かれた中に、
勇気を受け取りました。
映画としての出来のよさにも感心しました。
映像の綺麗さはもとより、風景の美しさと撮る視点、
主人公が年齢を重ねたことを自然に溶け込ませるメイク、
多くを語らず、映像で語る上手さ。
(それを表現する役者さん達に拍手)
当時(1957年)の映画レベルの高さにも感嘆です。
最後にひとつ。
日本は大急ぎで時代を走ってきました。
映画の中には、たった50年前ですが今とは違う世界が、
そのままにさりげなく映っています。
大事な映像です。
【いもたつLife】
う~ん。
イングリッド・バーグマンのファンだから・・・、
というのが、ひとことめになります。
日本では、昭和25年に公開されて、
その年のNo.3の人気映画だったそうです。
イングリッド・バーグマンの魅力は流石です。
裁判シーンを観ていると、
ヨーロッパと日本の違いがよくわかります。
日本びいきと言われそうですが、
日本が培ってきた知恵は、”良くできているな”と
逆を見せられるとよ~くわかります。
ただし、最近のニュースは、
それらが継承されていないことを示しています。
ゴーイング・コンサーンも同じです。
それは、自分にとって切実な課題です。
【いもたつLife】
映画と同じくらい落語好きです。
ですから、”黄金餅”のシーンが観れて感涙です。
黒澤映画ですから、他にも、他の映画のルーツが満載です。
トップの娯楽映画です。
黒澤映画で本当に感心するのは、
舞台の作りこみです。
群集の規模から、俳優のメイクという細かいところまで、
あらゆることを検証(イメージ)できる人です。
持って生まれた天分だけでなく、
勤勉だったのでしょう。
凡人こそ、
凡人でもできる勤勉をしなければ。
【いもたつLife】
見所が多かった名作です。
西部劇というより、人間模様の映画という気がしました。
主人公の絶対さは王道ですからOKですし、
さりげないですが、物語をおもしろくする
二人の女優も良かったです。
(隠れ?)テーマはドクの生き様です。
葛藤もあるし、立ち止まりもあるし、
落ち込んでしまう人間らしさが描かれていました。
そのあたりにこの映画の不変性があるのでしょう。
【いもたつLife】
主人公がいかに凄腕かの表現が秀逸です。
斬るシーンをみせない程それが伝わってきます。
映画ファンのご多分にもれず、
黒澤映画が大好きなのですが、
全体の雰囲気づくりがうまいです。
主人公と一体化してしまうリズムやスピード、
次への展開の仕方、
”あっと”いってしまいそうなシーン、
登場人物のその場面での詳細な表情。
細かいけれど、完成に向けて積み上げられている
そんな感じが、ぷんぷんします。
余談ですが、
「用心棒」という言葉が大好きです。
損得なしに、人のために。
そんな印象があります。
私だけでしょうか?
【いもたつLife】
とても純粋な愛の物語ですが、
そのあたりを語るのは苦手ですので、
ちょっと違う観点から感想を。
目に見えるつかんだものだけを持って
幸せかどうかを計ることなんてできない。
失ったものから自分が得ているものがあることを
知ることができました。
ただ、それは多くの場合「つらさ」として残っていることが
多いために無意識に避けてしまっているのでしょう。
【いもたつLife】
時と共に変わってゆく中をかいくぐった
いやらしさ、いじらしさ、哀れさの人間模様
が描かれていますが、
現代の人が観ると、普遍的なもの、
「人としての現代人の生き方はどうなの!」
と、問われているようです。
私だけかもしれませんが、
「“悪い”ことに麻痺していないか!」
と父親に叱られた感覚です。
【いもたつLife】
性善説と性悪説について
人間の頭脳について
それと、心理と真理とは
そんなことが頭を駆け回りながら観ました。
映画としてのおもしろさもたくさん盛りこまれています。
人間は不可解です。
自分の中に何がかくれているのかも考えました。
昔を振り返り、何であんなことをやったのか?
自分が実際にやった行動なのに、
思い出して不思議な感覚になることがあります。
形は違うけれど、本質で繰り返していたりもします。
この映画と同じ怖さが自分の中にもある気がします。
【いもたつLife】