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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

イヴの総て

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時と共に変わってゆく中をかいくぐった
いやらしさ、いじらしさ、哀れさの人間模様
が描かれていますが、
現代の人が観ると、普遍的なもの、
「人としての現代人の生き方はどうなの!」
と、問われているようです。

私だけかもしれませんが、
「“悪い”ことに麻痺していないか!」
と父親に叱られた感覚です。

【いもたつLife】

日時:2007年10月02日 18:21

レッド・ドラゴン

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性善説と性悪説について
人間の頭脳について
それと、心理と真理とは
そんなことが頭を駆け回りながら観ました。

映画としてのおもしろさもたくさん盛りこまれています。

人間は不可解です。
自分の中に何がかくれているのかも考えました。

昔を振り返り、何であんなことをやったのか?
自分が実際にやった行動なのに、
思い出して不思議な感覚になることがあります。

形は違うけれど、本質で繰り返していたりもします。
この映画と同じ怖さが自分の中にもある気がします。

【いもたつLife】

日時:2007年10月01日 19:06

トータル・リコール

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双六でサイコロふって、
駒が進むたびに、どんちゃんあるところ、
それも、ちょっとやりすぎな描写なところが
気になりますが、

今の記憶がほんとうの記憶なのか。
記憶がなくなる不安や恐怖。

未来は記憶が書き換えられる可能性がある設定ですが、
実は、現在でも過去でもあることなのかもしれません。

中世の魔女狩りや、現代の★★★も根底では同じ路線があるような気がします。

ただし、そんなことを映画で感じることができたり、
こういう表現ができることは、とても幸せです。

【いもたつLife】

日時:2007年09月29日 12:51

恋愛適齢期

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感情はエネルギーですから、
恋愛が大きな力になるし、生きる力も引き出します。

しかし、それにフタをしてしまうかのようにしていることがあります。
わかっているけどできない、日本人っぽさの自分がいます。
(そうでない方すみません)

映画の中での短い描写ですが、
”過去の旅”がキーとなっていました。
それが主人公の転機でした。

この映画で語りたい重要なことのように感じました。

【いもたつLife】

日時:2007年09月28日 10:09

レベッカ

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弱火でじっくり火を入れておいて
気を見て
一気に強火にして
熱々に仕上げる

ヒッチコック映画のコメントは
いつも同じになってしまいます。
「おもしろい」
そして、なんて演出がうまいのだろう

そしてもう一点、この映画では、
いかに観客にも参加させるか?
またまた勉強になりました。

【いもたつLife】

日時:2007年09月20日 16:00

男と女

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一度深い傷を負ったら、もう二度と幸せにはなれない。
けれど、幸せをつかめるかもしれない。
いや、つかめそうだ。

誰も悪くないけど、やりきれない
けれどそれは、自然な気持ちです。
どうすれば良いかわからないし、動けなくなる。

こんな恋愛は経験がありませんが、
恋愛でなければ、経験があります。

それは、この映画のような鮮やかさはないけれど。

過去の経験を引きずって、
やりきれない感情を持っている自分に、
気がつきます。
映画は代弁してくれます。

大変に個人的な趣味ですが、
ブリジット・バルドー、ジャンヌ・モローよりも
アヌーク・エーメの方が綺麗だなぁ~。

【いもたつLife】

日時:2007年09月19日 14:23

ビバ!マリア

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隠されているテーマは重いけど、
自然と拍手喝さいしてしまいます。

ブリジット・バルドー、ジャンヌ・モローの魅力が
引き出されているのももちろんですが、
展開と次から次へと仕掛けられているワナに
はまってしまう自分がいました。

とても先進的で意欲的な作品です。
「こうするぞ」という意気込みが全てを現わします。
映画では顕著にでます。

経営でも同じように現れていることを実感しなくては。

【いもたつLife】

日時:2007年09月18日 13:59

タイガーランド

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個と全体の関係。
日常の中での葛藤が、
戦争という特殊な環境で現れると、とんでもないことになります。

そのとんでもないことが、20世紀には具現化してしまったのでしょう。
その警鐘が込められていたように感じました。

主人公が戦争ということを、
判断基準にしていないことがとても良かったです。

その中にいた時に本当にできるのか?
(そこには触れていません)
ともかく想定はしていないと出来ない
ということですね。

【いもたつLife】

日時:2007年09月17日 13:15

ロスト・イン・トランスレーション

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人の感情は、掛け算や割り算で、
何かの拍子に関数がからむようです。

人は弱いけど、逞しい。
そんなことが感じられました。

東京が舞台で、映画の中の日本人に違和感を持つ
方もいるでしょうけれど、

自分の視点では観れない東京(日本)が、
私にはユーモラスに映りました。

【いもたつLife】

日時:2007年09月13日 13:08

天使が隣で眠る夜

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ストーリーが、
よくできたタイムスリップに連れて行ってくれるようでした。
予備知識がないと、ちょっとつかみづらい展開ですが。

「愛している」
男が男につぶやきます。
こういう場面と第三者ではあっても、
真正面に対峙する経験をしました。

ただし、この映画はそれはごく一部でした。
それよりも、ちょっと顔を背たくなることを、
さりげなく観せてくれる描写が心に残ります。

さりげない振る舞いというのは、
わかる人にはわかる、”嬉しさ”が伴います。

江戸の人の振る舞いもそういうことが
多かったようです。
身につけて自然に表現したいですね。

【いもたつLife】

日時:2007年09月12日 13:56