月別記事

ブログ 今日のいもたつ

2013年01月

かまど直し

130111blog.JPG

長年使っていると何事もメンテナンスは必須です。
薪ふかしのかまどが崩れてきたので、
信義さんが修復作業をしていました。

ほしいも農家は、何でも屋で、大抵のことは自前でやりますが、
かまど直しもやってしまいます。

【芋日記】

日時:2013年01月11日 07:25

商売上手な農家

130110blog.JPG

いつも綺麗にしている親しい農家です。
作る干し芋も綺麗に仕上がります。
またこの農家は、庭が広くて、那珂湊に通じる道沿いにあるので、
干し芋目当ての観光のクルマが立ち寄ります。
もてなしも上手く、なかなか商売上手な農家です。

【芋日記】

日時:2013年01月10日 07:10

暖かい時を狙って

130109blog.JPG

一日の中で暖かいと感じるのは、
午前10時過ぎから午後2時頃までの日当たりの良い場所です。
人間もサツマイモも同じでしょうから、
この時を狙って原料芋を保管庫から出します。
そして、加工準備です。

原料芋を持ち出して、洗浄しながら選別(大・中・小に分けながら傷んだ芋は捨てる)
する『芋洗い』作業は、この暖かい時を狙ってやっています。

【芋日記】

日時:2013年01月09日 07:45

信義さんらしい七つ道具のひとつ

130108blog.JPG

薪ふかし干し芋の信義さんは、
“木”を活かす人です。

原料芋を洗うように自分で作った道具も
信義さんらしいものです。
* 持ちやすい取っ手がついている
* 洗う側も同じ様にいくつも枝別れしている
* それらが太すぎず細すぎず
* 両側の長さが信義さんの身長に合っている
もろもろの条件に合う木を探し、自分で加工した道具です。

【芋日記】

日時:2013年01月08日 07:25

早めのスタートでした

130107blog.JPG

冬型の気圧配置、ほしいも産地を含めて太平洋側が、
快晴の天気が続くようになると、
ほしいも産地の用語で『天気が定まる』といいます。
ここ数年は12月の10日頃にかけてこの天候になります。

今年は定まると同時に、厳しい真冬並みの寒さになりました。
それがずっと続いています。
こうなると心配なのが原料芋の保存です。

平年よりも一日でも早くスタートしたい気持ちもあり、
今年は1月4日に準備をして、1月5日から蒸かし始めでした。

【芋日記】

日時:2013年01月07日 07:54

お正月に呑んだ菊姫

130106blog.JPG

お正月は奮発してしまいます。
なんてたって吟醸酒を惜しげもなく呑めるのが、
お正月です。
菊姫大吟醸、by大吟醸、山廃吟醸原酒の“10by”と“13by”
8by加陽菊酒も呑みました。
純米酒は、山廃純米レギュラーと24by生原酒、鶴の里、特撰純米、先一杯
普通酒は、原酒とにごり酒ということで、
ひとり酒でも新年会でも菊姫三昧でした。

【酒呑みのひとりごと】

日時:2013年01月06日 08:48

力男さんの玉乙女角切り芋

130105blog.JPG

玉乙女角切り芋はたくさの種類の干し芋の中でも、
蒸かしをよくしないとならない干し芋です。

玉乙女が長く蒸かしてこそ美味しくなる品種で、
角切り芋だから尚更になります。

力男さんは玉乙女角切り芋作りの名人です。

【芋日記】

日時:2013年01月05日 07:13

いよいよ最盛期です

130104blog.JPG

今シーズンの干し芋加工も、これからが最盛期に入ります。
平干し芋、丸干し芋、角切り芋に加えて、
大判や四切り、
玉豊、いずみ、玉乙女に加えて、
人参芋、安納芋、紅マサリ、
そして新品種のホシキラリ、紅はるか等々
目白押しでたくさんの美味しい干し芋が仕上がっていきます。
ご期待ください。

【芋日記】

日時:2013年01月04日 06:06

東京暮色 1957日 小津安二郎

130103blogy.jpg

悲しい悲しい物語ですが、
明るい小津映画と同じ位、私達の日常を感じます。

傷ついた家族の物語です。
妻に逃げられた夫、
夫と子供を捨てた妻、
長女は結婚して一児を設けますが、夫婦関係は上手くいっていません、
男に弄ばれて堕胎しなければならない次女。

父は娘を想いますが、母親になれるはずはありません。
突然現れた母(妻)を娘は許せません。
母も許されるとは思っていませんでしたが、
淡い期待がありました。
娘も母を許すきっかけが欲しかったのかもしれません。
しかし、望む路線とは逆になってしまいます。

次女に不幸が訪れて、母は長女から引導を渡されます。
父は何もできません。怒りすら封印していたいようです。

4人の登場人物は、皆受身です。
流されているように見えます。
小津映画特有の変わらない風景で、
いつのまにか変わっている、
時は流れていて無常であることを訴えます。

翻弄されているのは4人だけではありません。
次女を弄んだ男も、その仲間も、
妻の今の夫も、そして父も、次女も長女も、その夫も。

唯一父の妹だけが、流されていません。
だからこの物語は真実に迫ります。
流されていない人間なんて、ほんの一握りで、
流されている人たちは優しい普通の人たちです。
ラスト、長女は自分から選択をします。
後ろ向きっぽい選択ですが、選択した自覚がある選択です。
妻も後ろ向きの選択をします。
ここは切ない希望です。
それと相対するのは父の姿でした。

非情に真実を映す良い映画でした。

最後に、シーンに反する音楽が多用されています。
これもこの映画を深く深くする演出でした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2013年01月03日 09:55

年越しそばとお節料理

130102blogy0.JPG

干し芋、お米、菊姫(お酒)でお世話になっている、
『たてしなそば』さんの年越しそばと、
『治作』さんのお節料理が我が家の年末年始の恒例です。

どちらもまじめな料理人が親方です。

たてしなさんの蕎麦は常陸秋そばです。
タツマのお米の仕入先の常陸太田の川崎さんと
たてしなの親方の目利きの極上そばです。

お節料理は手間隙かけた逸品ぞろいで、
治作の真骨頂が味わえます。

どちらも年末年始の楽しみです。

130102blogy1.JPG

【いもたつLife】

日時:2013年01月02日 09:22