月別記事

ブログ 今日のいもたつ

預かりものの種芋

120409blog.JPG

昨年秋に、
忠八さんから種芋の保管を頼まれました。
種芋は干し芋農家にとっては命綱ですから、
何かあったら大変なのですが、
忠八さんの依頼なので引き受けました。

もちろん自社農園の種芋も自社で保管しますから、
同じように保管すれば大丈夫と思っていましたが、
忠八さんに渡すまでは、気にかかるものです。

なんとか無事にお返しできてホッとしています。

【芋日記】

日時: |

育苗ハウスの補修

120408blog.JPG

種芋を苗床に植える前になって、
育苗ハウスが風で少々壊れてしまいました。

大急ぎで補修して、種芋を植える=伏せこみをします。
3月~4月は風が強い日が多いのですが、
今年は、特に風が強く、
4月になっても霜が降りる朝が多く、
農家泣かせの気候です。

【芋日記】

日時: |

抑草駐車場完成

120407blog.JPG

特注の防草シートの脇を、
稲藁を敷き詰めました。

草は暖かくなると一斉に出てきます。
この駐車場ももちろんですが、畑も同じです。
そして暑くなればなるほど、
その勢いは増すばかりです。

毎年畑で草と格闘していると、この駐車場は草ボウボウでした。

追伸
昨日4月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月はいずみ四切り干し芋です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月の干し芋」の直接ページはこちら
今月の干し芋

【芋日記】

日時: |

雨月物語 1953日 溝口健二

120406blog.jpg

2度目の鑑賞です。
1度目以上に音楽とカメラの良さを感じます。
特にカメラと構図です。見事です。

1度目と同じく田中絹代に惹きつけられます。
1度目以上に、京マチコの表情に、
この女優の映画に合わせた役そのものの姿に感心します。

愚かな男二人が改心するという単純な話なのですが、
男が持った分不相応の野望に、
想像すら出来ないほどの代償が必要だったことが、
今回は痛く刺さりました。

この映画は現実ではない設定で、
それをあらゆる手段でリアルに描いています。
単純で当たり前の教訓であるがゆえに、
それが遠まわしに、けれど鋭く突かれる感じです。

神話ができていく行程のように思えてなりませんでした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

SOMEWHERE 2010米 ソフィア・コッポラ

120405blog.jpg

自分を知る物語です。
自分には何もないことで復活をきすこと決める物語です。
仏教の感覚も随所で感じました。

映画の構成は、
絵で設定をこちらに委ねてきます。
物語を叙情的にする効果的な音楽が台詞の代わりに響きます。

ハリウッドスターが、
庶民からすればやっかみだらけの、
贅沢な生活の中で、
ふとしたことで、
11歳の娘といつもより長く過ごすことになります。
(離婚中でいつもは別々)

その結果は、、、
自分の今は、空虚なまやかしとしか受け止められなくなり、
自分の今を知ります。
空っぽな自分がいました。

人の強さは知ったことを受け止める力です。

贅沢な数々のシーンがありますが、
一つ一つとても考え抜かれた設定とカメラワークを感じます。
ニュアンスは全然違いますが、
小津映画につながる繊細さがあります。

繰り返しますが、
贅沢さは庶民の私としては異次元ですが、
シーンのつながりをシミジミと後からも
印象として、思い出したくなる映画です。

追伸
昨日は「清明」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「清明」の直接ページはこちら
清明

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

悲しみのミルク 2008秘露 クラウディア・リョサ

120404blog.jpg

母乳を通して母が抱えた恐怖が、
子に伝わる恐乳病に冒された娘の物語です。

母の悲劇を受け継いでしまい、
娘は息をしているだけの生活です。
無表情、感情の起伏もない、
絶望に支配されているようです。

ペルーの映画です。
ジャガイモがキーに冒されたなっています。
新大陸の発見からたどったペルー(ラテンアメリカ)を、
娘の生き方で肩代わりさせているようにも思いました。

葬ることが出来ない母の遺体。
満足に話もしない娘。
他人を信用出来ない性。

暗喩を感じました。
ただ、ラストは、
真っ暗なシーンから、
娘の笑顔と、ジャガイモの花です。

救われる映像でした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

畑も早めに準備しています

120403blog.JPG

ほしいも加工が終わり片付けも早々に、
今年は早め早めに準備をしてきました。
種芋と育苗準備と畑です。

今年は3つの栽培方法に畑を分けています。
秋準備、春早い準備、苗を植える前準備の3つです。
今やっているのは、春早い準備の畑の土作りです。
この後畝(うね)たて等を行います。

【芋日記】

日時: |

スイカの芽

120402blog.JPG

今年もたかおさんのスイカが食べれそうです。
夏の暑い作業後に、たかおさんのスイカでどれだけこれまで
癒されたでしょうか。

とにかく甘くてジューシーなスイカを作ります。
メロンも作りますが、そっちは贈答用です。
暑い中の農作業後は、
メロンよりもスイカをガブリです。

【芋日記】

日時: |

育苗ハウスの管理

120401blog.JPG

育苗ハウス内は、昼間は40度くらいまで気温が上がります。
その時の地温も、苗作りの目処の25度を超えます。

問題は、朝の気温と地温です。
霜が降りる心配がなくなったら育苗を始めます。

それまでは苗床に水をたっぷりと含ませておきます。

【芋日記】

日時: |

EMボカシ肥料を作りました

120331blog.JPG

現代農業は力技で、
こちらの都合にもって行きます。

農薬は野菜や果物が育つための弊害をことごとく排除します。
そして、化学肥料が即、野菜・果物の栄養になります。
(これを否定しているわけではありません)

それに比べ有機農業は、これが決定的に効くというものはありません。
そこで、サツマイモが数々の弊害に負けないで健康に育つ環境を
色々と効果がありそうなことを組み合わせて試行錯誤しています。

その一つとして、EMボカシ肥料を使った栽培を試します。
第一歩はEM活性液作り、
第二歩は、それを使ったボカシ肥料作りです。
米ぬか、大豆の粉で作りました。
甘酸っぱい香りの肥料で、サツマイモにもよさそうです。
これを完熟させます。

【芋日記】

日時: |