芋日記
紅赤、紅きらら、アイコマチ

種芋を取るために作付けした変り種3種のサツマイモを蒸かしました。
紅赤は細長いサツマイモです。同じ形状の紅はるか以上に細長いので、これを干し芋にする農家はまずいないでしょう。甘みはまずまずでした。
紅きららは、人参芋系統です。甘みはありますが、有機農園で作っている兼六人参芋と同じく、繊維が表面に多いので、加工はやりづらいサツマイモでした。
アイコマチは、多少ホクホク系な感じの肉質でした。干し芋にできないことはないですが、基本、焼き芋の方が良いかもしれません。ただ、この時期まで保管していたので、糖度はのっているようで、まあまあの干し芋に仕上がるような感触です。
【芋日記】
今シーズン一番の出来かも

今年度2回目の兼六人参芋を蒸かしました。
完熟に糖化していて、モノ自体も良く、仕上がりがワクワクする原料芋でした。
今シーズン一番の出来になるかもしれません。
【芋日記】
定期的に作っています

アントシアニンを多く含むことから、
健康を気遣うお客様が定期的に購入するのが、紫芋ほしいもです。
毎年、シーズンの終盤に蒸かします。
これを干し場に並べると、いよいよ加工終了を痛感します。
【芋日記】
種芋が見えてきました

あと一週間で今シーズン(といっても2015年度です)の干し芋加工が終わりそうです。
一番奥に保管してある、種芋が見えてきました。
【芋日記】
畑が賑わっています

今年度の干し芋栽培も始まっています。
畑の土作りからですが、暖かい日は畑にたくさんのトラクターが出ます。
道々で自走のトラクターにも出くわします。
【芋日記】
微妙な違いで見分けます

手前がシルクスウィートほしいも、奥が玉乙女ほしいもです。
色はどちらもオレンジですが、玉乙女の方が多少濃いオレンジです。
それと形の違いもあります。
また、表面のつやもシルクスウィートと玉乙女では違いがあります。
【芋日記】
玉乙女も少しです

有機栽培の場合、一般栽培と違い、合う合わないがあります。
玉乙女も種芋を継承した残りしか干し芋にしていません。
玉豊も玉乙女もタツマがやっている有機栽培に合わないからです。
逆に干し芋産地では作付けが少ない「いずみ」は有機栽培に合っているので、
有機農園では主力の一品種です。
【芋日記】
めっきり減った玉豊

数年前までほしいも産地での作付けが9割近かった玉豊(たまゆたか)ですが、
最近は半分位になってしまっています。
自社の有機農園ではそれ以上に少なく、
種芋を継承した残りで干し芋加工しているだけです。
【芋日記】
有機兼六人参芋ほしいもです

原料芋の形も色も安納芋に似ているのが兼六人参芋です。
ほしいもに仕上がっても似ています。
安納芋に引き続き蒸かしたのですが、先週天候が良かったのと、
日が長くなったので、早々に乾いてきました。
【芋日記】
安納芋ほしいもが仕上がってきました

有機安納芋ほしいもです。思った以上に甘みがありました。
完全に糖化した原料芋だったことがわかります。
形が良いモノに育っていましたから、期待はしていましたが、期待以上です。
追伸
3/5は「啓蟄」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「啓蟄」の直接ページはこちら
啓蟄
【芋日記】