たかおさんのいずみ
たかおさんの干し場を観てきたら、流石です。
一目で美味しいとわかるいずみ平ほしいもが仕上がってきていました。
【芋日記】
干し芋の加工量に対して干し場は余裕を持たせてあります。
天気が悪いと乾かないので、余裕がないと良い仕事ができないからです。
そして、乾かないと簾(すだれ)とそれに敷く網も多く必要になります。
平年では使わない、仕舞って置いた簾を網を出して洗って干しています。
【芋日記】
今年の12月は前半気温が高く、曇り・雨の天気が多かったです。
そして昨日今日とまたあまり良い天気ではありません。
幸い気温が低いので良いのですが、乾きは悪いです。
追伸
12/22は「冬至」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「冬至」の直接ページはこちら
冬至
【芋日記】
薪ふかし干し芋農家の信義さんの干し場です。
ビニールハウス下の干し場と露天干しの干し場があります。
露天干しの方が、仕上がりに“照り”と“艶”がでます。
【芋日記】
小さくてまん丸のサツマイモを干し芋にすると、
スライスしてしまうと小さくなりすぎてしまい、
そのまま丸干し芋にすると、なかなか乾きません。
そこで、半切りにして乾かしていました。
品種は何か尋ねたのですが、貰いもののサツマイモで不明とのことでした。
紅マサリ系の味わいがありましたから、焼き芋用のサツマイモだと思われます。
干し芋の適正もありますが、もっと長く育たないと干し芋用としては難しいです。
【芋日記】
丸干し芋は小さい原料芋なので、たくさんの芋を皮むきしなければなりません。
そこで蒸かす前に皮むきする機械が最近出てきました。
しっかりと皮むきするので、元の大きさよりもかなり小さくなってしまうそうです。
それを軽く洗ってから蒸かすのですが、
甘みはいくらか抜けてしまうようです。干し場でも蒸かしてから皮むきした丸干し芋の方が“照り”があります。
また、大量に出るクズも問題になるようです。
【芋日記】
細長い形に育つ紅はるかは、なんの干し芋にしても見た目が良いです。
この農家は、原料芋の大きさを合わせて四切り芋を作りますから、
形と長さがそろっています。
【芋日記】
11月は気温が高く雨も多い。
12月に入っても平年よりも気温が高く、体感でもわかるほどでした。
干し芋作りも様子を見ながらという感じでしたが、
ここに来てようやく冬らしくなってきて、それに合わせて干し芋も仕上がってきました。
【芋日記】
加工を頼まれていた紅はるかが仕上がってきました。
大きい原料芋だったので製品率が良くないかなと思っていましたが、
流石に紅はるかです。製品率もさほど悪くなく、甘みもあります。
【芋日記】
ねずみには要注意しています。
倉庫内にはネズミ捕りの粘着マットを要所要所に置き、
シャッターも頻繁に開け閉めして入らないようにしてます。
けれど気を抜くと入り込んでいます。(粘着マットに捕まっています)
最近この猫が倉庫の回りをウロウロしています。ネズミ除けに丁度良いと思っています。
【芋日記】