メロンの苗床
昨年の干し芋産地でのメロンの収穫は壊滅的でした。
親しい農家でメロン栽培している5軒のうち
なんとか収穫できたのは1軒で、
残り4軒はほとんど収穫なしか、全く収穫なしでした。
そんな経緯があり、今年度のメロンの作付けは、
どこの農家もかなり減らしてしまいました。
減らしても作業は同じで、
苗床作りからスタートです。
【芋日記】
昨年の干し芋産地でのメロンの収穫は壊滅的でした。
親しい農家でメロン栽培している5軒のうち
なんとか収穫できたのは1軒で、
残り4軒はほとんど収穫なしか、全く収穫なしでした。
そんな経緯があり、今年度のメロンの作付けは、
どこの農家もかなり減らしてしまいました。
減らしても作業は同じで、
苗床作りからスタートです。
【芋日記】
文句なしの良い映画です。
戦後の貧しい家族が、生きていく姿です。
全体は明るい雰囲気ですが、
不幸が当たり前に起こります。
無常であることを、
目の前のことを、
受け入れるしかないなんて理屈をつけることもなく、
淡々と映画は過ぎます。
戦前クリーニング店を営んでいた夫婦が
(妻=おかあさん=田中絹代)焼け跡から
立ち直り再興します。
長男、長女(香川京子)、次女と妻の甥を預かっています。
途中夫の一番弟子がクリーニング店の助っ人で家族に加わり、
最後は丁稚が家族に加わりますが。
長男が亡くなり、夫が亡くなり、
次女は養子に出します。
一番弟子も去ります。
家族は欠けていきます。
悲しいことが矢継ぎ早です。
その代わりの幸せは些細です。
お祭り、映画鑑賞、長女の彼氏の招待のハイキング、
次女との別れる前日の遊園地。
ドラマでないドラマ、
別れの方がクローズアップされますが、
これも淡々と、だから余計にリアルです。
そんな日常を台詞でなく、
姿で語ります。
感動的でない常に感動を感じます。
ラスト近く、家族がほとんど欠け、丁稚が来た頃、
長女はそろそろ嫁ぐことを匂わせます。
それと同時におかあさんが死に近づくことも匂わせます。
それはこの映画の無常な日常の精神の余韻です。
生きる本質を考えました。
追伸
昨日、「有機干し芋セット」販売開始しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
直接ページはこちら
有機干し芋セット2012
【芋日記】
毎年少しでも有機干し芋(サツマイモ)作りを向上させたいので、
色々なことを試します。
ことしは、EMボカシ肥料で、
抑草しながら、品質を上げるという実験をします。
このヒントは、宮城県の有機稲作農家の及川さんの農業を観てです。
及川さんの作る、有機米はとても素晴らしく、
栽培方法もとても理にかなっています。
今回EMボカシ肥料を取り入れる相談をしたら、
細かいレシピや作り方を教えてくれました。
そして、EMボカシ肥料の見本まで送ってくれました。
本当にありがたいばかりです。
【芋日記】
畑はとなり同士であっても、
そして同じように同じ品種を栽培しても、
全然違うサツマイモが出来上がることは
めずらしくありません。
畑でかなり性格が違います。
それをある程度数値化できるので、
毎年、畑の土壌検査をしています。
たい肥や肥料を入れてどうなったかもの
推測の目安にもしています。
ただ、農業は毎年違う環境
(気候、天候、病害虫や雑草の生える具合)
なので、予想して栽培して収穫してどうだったかは
あくまで推測です。
収穫量も数値化ですが、
他にも少しでも数値化できることは数値化して、
仮説を事実に近づけています。
追伸
今日は「春分」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「春分」の直接ページはこちら
春分
【芋日記】
有機農園ですから、農薬はご法度です。
干し場兼、育苗兼、畑のビニールハウス内はもちろん、
ハウス間も除草剤は使いません。
ハウスに隣接している駐車場にも使いません。
使わないということは、草が伸びたら手取りしなければならないということで、
毎年とても苦労していました。
ビニールをしいて草が生えないようにしていても、
少しの隙間を縫って、
どんどん草が、色々な種類が伸びてきます。
そこで今年は、ビニールだけでなく、
稲藁を厚く敷いてみました。
上手くいって欲しいです。
【芋日記】
昨年春から秋にかけての長い期間、
有機農園の植物園で楽しませてもらった「花手まり」が
育ってきました。
サントリーが開発した品種だそうです。
昨年と同じ色は今はない・・・農園スタッフ談
販売側としたら新しいものをリリースしていくということでしょうか。
農園スタッフがこまめに面倒をみているので、
今年も昨年同様に「花手まり」が楽しめそうです。
【芋日記】
干し場にはかなりの稲藁が敷いてあります。
ほしいも加工の時の埃を防ぐためです。
干し場は育苗かサツマイモ畑にするので、
稲藁は取り除きますが、それらを集めて今度は、
ビニールハウス回りに敷き詰めます。
有機栽培では、ハウス内はもちろん、
ハウス回りや施設周辺でも除草剤は使いませんから、
これからの時期、雑草がいたるところに現れます。
それを抑えることに稲藁を使います。
夏場の雑草は生命力旺盛なので、
稲藁をかなり厚く敷いて草を抑えます。
【芋日記】
有機栽培のネックは除草です。
人の手では抜いて抜いても追いつきません。
そこで以下に草を抑えるかということになります。
毎年試しますが決定的なことはありません。
効果がsることを組み合わせます。
EMぼかし肥料を使って抑草する知恵を教えてもらったので、
今年早速試します。
まずはどうやってぼかし肥料を作るかを考えて、
肥料作りの前準備を始めています。
【芋日記】
いよいよ新しいシーズンに向けての畑仕事がはじまります。
有機認証の規程の中に、
機械の点検・整備という項目があります。
それを行うこととその記録をしておくのですが、
タツマの有機農園では、
専門の整備士にお願いしています。
今年の計画を話して、だいたいの予定をわかってもらって
(農産物なので変更はありますが)
そのためのトラクターとオプションの準備をやってもらいます。
今回は新しいシーズンのスタートなので、
一通りの点検もやってもらいました。
【芋日記】
大判見たさもありますが、
たかおさんの所にはちょくちょくお茶のみに行きますから、
それを兼ねて様子を見に行きました。
3月は、干し芋の仕上げに支障がない寒さですから、
それは問題ないのですが、
春一番の時期になるので、風が心配です。
それを見越して、風対策をしてくれていました。
強く吹く方角は決まっていますから、
そちら側を塞いでくれています。
空気がこもらないように、扇風機も設置されていました。
たかおさんありがとうございます。
【芋日記】