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ブログ 今日のいもたつ

芋日記

キュアリング

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サツマイモは、穀物と違い、保存に難ありです。
保存性を高めるために、キュアリングということをします。
35度~40度、湿度100%で60時間~72時間(もっと長くてもOK)
の中にサツマイモをおいておくと、表面にコルク層と呼ばれるものができて、
保存性が高まります。

干し芋農家では、サツマイモを蒸かすためのボイラーの蒸気を利用して、
キュアリングする農家がたくさんいます。

丁度キュアリング終了の農家です。
サツマイモを一気に冷ましたいために、
夕方終了させて、外気にさらします。

キュアリングをしておいて、ビニールハウス内の保管だと、
かなりの寒さでも理論上は大丈夫です。

【芋日記】

日時:2010年10月30日 08:48

畑を測って収穫です

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有機栽培では、隣の畑の農薬の飛散を考慮して、
緩衝帯というものを設けます。
緩衝帯で収穫された農産物は、有機栽培で育てても、
有機栽培としないという決まりがあります。
そこで自社農園の有機干し芋の有機サツマイモの収穫も、
緩衝帯はきっちりと測って別収穫しています。

【芋日記】

日時:2010年10月29日 07:38

芋ほり、収穫の手伝い

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仲が良い干し芋農家の芋ほり、収穫の手伝いです。
ご主人が具合悪く、娘さんもここのところ体調がよくなく、
芋収穫は一番の重労働なので、手伝いです。
お茶にお昼に至れり尽くせりでかえって恐縮です。
たまに違う農家との農作業も楽しいものでした。

【芋日記】

日時:2010年10月19日 07:31

茨城の農園も芋堀りがはじまります

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長砂農園前のつる刈り数日おいた安納芋です。
どんな育ち具合かドキドキものです。
周りの干し芋農家はだいぶ芋掘りが進んでいます。
回りよりも1週間遅れでの芋の収穫です。
幸い天気はよさそうな1週間なので、さぁ追い込みです。

【芋日記】

日時:2010年10月18日 05:45

簾(すだれ)を処分

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芋堀りとともに、干し芋作りの準備を進めています。
芋を保管しはじめると、
とたんに場所が狭くなります。

昨年一度も使わなかった、壊れている簾を、
いよいよ処分しようということになりました。

暇な時期にやれば良いのですが、
切羽つまらないと、こういうことはできないものです。
ついつい勿体無いが先に来てしまいます。

【芋日記】

日時:2010年10月17日 06:31

芋掘りして検証

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干し芋のサツマイモの芋掘りも産地全体でまだ序盤ですが、
だんだんと今年の状況がわかって来ています。

どちらかといえば不作です。
不作にも色々ありますが、現状では小さいサツマイモでの不作の傾向です。

夏の日照りで大きくなれなかったのか、暑すぎたのか、
一年ごとに気候は違うので、はっきりとはわかりませんが、
夏の影響であることは間違いありません。

【芋日記】

日時:2010年10月15日 07:53

サツマイモのつる

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干し芋用のサツマイモの収穫までの準備で、
緑肥作物のクロタラリアを刈り、畑回りに集めます。
続いてつる刈りをやるのですが、
サツマイモを傷つけないように、
芋掘りがスムーズに行くように、
刈りながら、整理もします。

活きが良いつると葉っぱのサツマイモは、つる刈り後もなかなか大変。
有機の畑では、葉っぱがかなり食べられた畑があり、
悔しいけど、その畑はつる刈りしても邪魔になりません。
それでは困るのですが。

【芋日記】

日時:2010年10月14日 08:12

有機栽培のためのクロタラリア

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農薬を使わない有機栽培は、自然をうまく使うことを考えます。
これが難しいのですが、
病気にならない=元気なサツマイモ作り、
虫対策=天敵がいるサツマイモ畑に、
どちらも畑に数えられない位の生物がいるようにするのが第一歩です。
そのために畑回りにクロタラリアというマメ科の緑肥作物を植えています。

そろそろ収穫がはじまるので、それを刈るのが、一番最初の準備です。
今シーズンの干し芋用のサツマイモはどうなっているでしょうか?

【芋日記】

日時:2010年10月13日 07:45

畑でなじみの顔と会います

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芋掘りが始まると、久しぶりにたくさんの農家と会います。
お互いに忙しい中、今年の収穫を確認し合います。

干し芋作りの時は、干し芋仕入れのために、
毎日のように会うのですが、
畑であうのはこの時期と植える時です。

干し芋のサツマイモの収穫がはじまったばかり、
どうもあまり良くなさそうという感じの会話です。

【芋日記】

日時:2010年10月12日 07:49

有機栽培の条件は厳しいです

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有機栽培内の畑はもちろん無農薬・無化学肥料ですが、
回りの一般の畑からの、農薬等の飛散や、
水や土の流れも対策が必要です。

水と土の対策は土嚢です。
隣の畑との段差が大きいと(有機の畑が低いと)
大雨で水や土が流れ込んできますから、
土嚢を積んで、流れを変えてやる対策が必要になります。

そのための土嚢です。

【芋日記】

日時:2010年10月10日 09:29