メロン
干しいも農家が春夏の仕事として
栽培しているメロンです。
種を蒔いて十日程経って芽が出てきたところです。
メロンに限ったことではありませんが、
この子供の小指程度の芽が、四ヶ月後には、
甘くて大きいメロンになります。
太陽は偉大です。
【芋日記】
干しいも農家が春夏の仕事として
栽培しているメロンです。
種を蒔いて十日程経って芽が出てきたところです。
メロンに限ったことではありませんが、
この子供の小指程度の芽が、四ヶ月後には、
甘くて大きいメロンになります。
太陽は偉大です。
【芋日記】
日本の農業の大規模化を進めたい考えを
ちらほら聞きます。
良い悪いは別にして、干しいも農家の畑は各農家ごとに
小さい畑が細かく分かれているのが現状です。
まとまった大きい畑を耕作する方が、もちろん効率的です。
小さい畑ながら、近くにあるのも、実は効率的です。
しかし、それだと広い面積の農業はできませんが。
農業は(農業も)、自分はどういう農業を目指すか。
規模や作り方売り方。
そこがスタートラインで、他に影響されないことを、
頑なに守ることです。
【芋日記】
秘密なので、写真はヒントになる
遠目の写真です。
今年のほしいも作りの最後で試してみました。
良い感触がありますが、重要なことは食べてみてです。
そして、作業性や商品化の行程を検討して、
最終的に新しいほしいもとしてデビューするかを決めます。
お楽しみに。
【芋日記】
早堀りのさつま芋(こうけい)の苗の芽が
ほんの少しですがでてきました。
種芋からこの小さな芽がでるまでに、三週間以上経っています。
ここのほしいも農家では、
ほしいも用のさつま芋の収穫前に、
こうけい、紅あずま、紅まさりを出荷します。
こうけいは、8月のお盆前に収穫・出荷するので、
2月の上旬からほしいも作りと並行して準備してきました。
早堀りのさつま芋、稲、ほしいもの順で、栽培・収穫・出荷を
してゆきます。
米をはさんで、さつま芋と付き合う一年のスタートです。
【芋日記】
ほしいもが干し上がると早々に片付けがはじまります。
準備と違い意外に早く片付けは進みます。
農家のほしいも作りが終わると、
私の仕事も必然的に減ってゆきます。
お祭り騒ぎのようだった今シーズンの3ヶ月も間もなく終了です。
一年の中でメリハリがあるので、
無精者の私には合っている仕事です。
【芋日記】
干し芋農家はどこも自家で種芋を保管します。
種や苗を購入するのがあたりまえの農産物も
めずらしくありません。
もちろん干し芋用のさつま芋の苗を購入することも
できます。
昔は種を絶やすことは、
生存の危機でしたので、種芋を自家で継承することは、
良い習慣だと思っています。
【芋日記】
暮れの30日は”餅つき”と相場が決まっていますから、
たいていの農家が28日か29日が、蒸かし納めです。
平干し芋は約一週間で乾きますが、
年末の二日間が大荒れの天気だったので、
今年は一月七日位まで干し上がりに掛かる
農家もありました。
そして、どこの干し場も平干し芋はからっぽ
になります。
丸干し芋を蒸かした農家の干し場には、
丸干し芋が残ります。
この丸干し芋もあと二週間はかかりそうです。
この隣に平干し芋がまた、並び始めます。
その、お正月明けに蒸かした平干し芋の方が
早く乾いてゆきます。
【芋日記】
「あけましておめでとうございます」
「(専属モデルの恩恵で?)昨年中は
おいしいほしいもをたくさんたべました」
「ことしもも色々なほしいもをたのしみにしています」
「みなさんもたのしみにしてください」
【芋日記】
蒸け上がったばかりの丸干し芋用のさつま芋です。
干し芋作りは冬だけの仕事。冬は猫の手も欲しい。
とはいえ、干し芋農家もお正月休みはあります。
とはいえ、毎日干し芋が乾いてゆくので、
干し場が空く時でもあります。
そこで、お正月前には干し場がふさがっても良い、
干し上がりに時間がかかる、丸干し芋を作る農家が多くいます。
ちょうど最も寒い時季になることも理由のひとつです。
今年からの「今日のいもたつ」に半年間お付き合いくださり
本当にありがとうございました。
来年もこんな調子で続ける予定です。
よろしければまた訪れてください。
【芋日記】
干し場での仕事を「外回り」と言います。
皮むき等の部屋の中での仕事と違い、
寒い日は寒いので大変です。
今年も寒さが本格的になってきました。
外回りがつらい時季ですが、
干し芋はおいしく仕上がります。
【芋日記】