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ロイドの用心無用 1923米 サム・テイラー

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チゃップリン、キートンと並ぶ三大喜劇王ですが、
三者共通なのは、笑いだけではないことです。
奥が深く、喜劇を高尚な作品として後世に残しました。
アプローチは三者三様ですが。

ロイドは、喜劇としてとても純粋です。
しかし、そこにはどこまでも観客を尊重して造った術がこもっています。
掛け値なしで、傑作だと思います。

もし、私が笑いを売る身になって考えた時、
「ロイドのようだ」とお世辞でも良いから評価されたとします。
そうしたら、きっと自分はまだまだだと感じてしまう。
そんな存在なのではないかと感じました。

それほどの武者震いするほどの想いが伝わってきました。

【いもたつLife】

日時: 2009年07月31日 06:56