月別記事

ブログ 今日のいもたつ

十二人の怒れる男 1957米 シドニー・ルメット

091129blog.jpg

なんて偉大な国なんでしょうか、あの頃のアメリカは。
12人の陪審員たちは、人間らしく落ち度も一杯ありますが、
誇りを感じています。それは時に怠惰や偏見を伴っていますが、
“それもあり”で人を裁くことの権利と義務を負っています。

自分の主張は生きてきたそのものが込められます。
もろにその人なりがでます。
人を裁くのは自分も裁かれる環境におくことなのかもしれません。

正義だけではなく命の尊さをも、密室の12人の主張だけで表現している
素晴らしい作品でした。

【いもたつLife】

日時: 2009年11月29日 12:02