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ブログ 今日のいもたつ

雁の寺 1962日 川島雄三

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人のプライドを現しています。
それもTPOで。

主な登場人物は、妾の若尾文子と坊主と小坊主です。
それぞれのプライドとその立場での振舞いが、
人間らしくけれど、おどろおどろしく。

川島監督は好きな監督です。
この作品も代表作でしょう。
語りすぎず、けれどヒントはあります。
けれど、どこを観て欲しいとは言わず、
観るポイントを選べさせます。

登場人物3人と同化してみれば、
わかるそんな展開がありました。

ラストは異議があるようですが、私は意味が深いシーンと感じました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: 2010年05月02日 09:09