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ブログ 今日のいもたつ

芋運び

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芋を掘った後、その原料芋を、
干し芋にするまでに保管する保管場所に運ぶのが一苦労。
一年の中でも大変な作業です。

畑で、袋かコンテナに入れて、持ち出します。

さつま芋は寒さに弱いために、
各農家ごとに保温対策を工夫しています。

昔は、環境が良い保管場所がなく、
畑に穴を掘って埋めていました。
この作業は大変です。埋める時だけではなく、
原料芋を持ち出す作業も大変でした。

しかし、せっかく作った原料芋が、
干し芋にならずに腐ってしまうことは農家の死活問題ですから、
保管には(今でも)非常に気を遣います 。

今でも種芋を穴で保管する農家があります。

一昨年の大寒波では、建屋の種芋が腐って、穴の種芋が無事だった。
という例もありました。

常識の想定を超えてしまうと、人工は無力ですが、
自然は対応してくれるのでしょう。

【芋日記】

日時: 2007年10月25日 08:57