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パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間 2013米 ピーター・ランデズマン
暗殺当日から4日間を、証言から再現したドキュメンタリーのような映画です。
再現されたのは、この事件に巻き込まれた人々。
オズワルドの兄と母、汚点を残したシークレットサービス、事件前にオズワルドと接触していたFBI、あの有名なフィルムを偶然撮影してしまったサプルーダー、そして瀕死のケネディだけでなく瀕死のオズワルドが運ばれたパークランド記念病院の医師と看護婦たちです。
当時の混乱と、怒りと悲しみ、また保身に走る姿等が、当時の映像とリンクしながら、生々しく再現されています。
アメリカ中が揺れた事件を、関わってしまった人達の視点から映すことで、何が起きていたのかを示しています。
忘れられない事件の、当事者の息遣いまでも感じ取れる内容に仕上がってしました。
今年もアケビが成っています
5年くらい前に有機農園のスタッフが、
ほしいもの干し場の脇にアケビを植えました。
それ以来、毎年アケビが成ります。
今年は豊作です。
自家製たい肥も準備できました
今年の9月は、草取りと虫取りに追われないようにできたので、
未来の準備ができましが。
EMボカシ肥料作りと、自家製たい肥に管理です。
自家製たい肥は、小さい山にしながら、しかも稲藁(麦藁)を入れながら、
切り返すことで、かなり良い感じです。
たい肥場に行くと嫌な臭いではなく、
甘い匂いになりました。
たかおさんの冬野菜
10月早々からは、芋収穫準備です。
農家の自家野菜の準備もそれまでには終わらせます。
たかおさんの庭先の野菜畑も、準備が終わっていました。
いずみが喰われています
平年よりも一月遅れで、芋虫の被害がありました。
芋虫も好き嫌いがあるようで、
大抵、いずみ種の葉から食べていきます。
EMボカシ肥料作り
有機サツマイモ栽培で、EMボカシ肥料が有効なことがわかってきたので、
手が空いた時にできるだけ作るようにしました。
1年は寝かしたいので、今作っている肥料は、
来年の収穫以降に使用します。
喜劇 とんかつ一代 1963日 川島雄三
粗筋なんてどうでもいい。笑いのエピソードを繋いで繋いで出来上がった映画です。
個性的なキャラクターにハチャメチャを演じさせて、さあどうぞ!
と差し出された感じです。
キャストも豪華かつ、個性的な役をなんなくこなす達者者ばかりです。
森繁久弥、加東大介、、淡島千景、フランキー堺、三木のり平、池内淳子、木暮実千代、水谷良重、団令子、山茶花究、岡田真澄、益田喜頓。
親子親戚関係、また弟子と師匠、ライバル関係と、複雑な人間関係の構成ですがそれを逆手にとり、エピソードが繋がることを、そんなものかなとこちらに思わせます。
理屈なしで楽しむ映画ですが、落語のように、人の業が映し出されますから、何度みても、わかっている笑いだけど、可笑しくなるタイプの映画です。
ドタバタの奥に、人が人を想う優しさと人が持つ愚かさが盛り込まれている、これも川島雄三らしい作品です。
追伸
『ほしいも【安はるキラ】セット』募集開始しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
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白蛇抄 1983日 伊藤俊也
女の情念と、その女に溺れる男達のドロドロの物語で、
人間とは時には、こうまで理性を失ってしまうのかと、
驚嘆するばかりでした。
生まれながらに苦労してきて、やっと慎ましい幸せを掴んだ途端に、
また奈落に落ちてしまった女(うた)は、生まれてすぐに死んだ子もろとも身投げしますが、
たまたま山寺に助けられます。
もう世を捨てたくて、また子を弔うべく、山寺の老住職の世話になります。
しかし、若くて美しく妖艶な魅力があるうたを、回りの男達はほっておきません。
不具の住職は夜な夜なうたを慰みものにします。
それを盗み見しする得度した息子の昌男、
そして身投げしたうたの体を引き上げてから、うたを忘れられない刑事の村井までが、
うたを我が物にしようとします。
男達の奪い合いになるうたも、拒むことができずにドロドロの関係になって行き、
悲劇の連鎖が起こります。
美しいうたが悲劇の原因なのですが、うたは被害者です。
だれか一人でもしっかりとした男に愛されていれば行方は違ったでしょう。
山寺に来る前のうたは、しっかりとした男に愛されたのですが、慎ましい幸せと共に、それを失ってしまったのが悲劇の始まりで、これがうたの運命だったのかもしれません。
しかしあそこまで皆男が狂ってしまうのは何故でしょうか?
寺や警察という閉鎖された世界にいることで、孤立してしまうからなのか、
でもだとしたら、坊主と警官は皆狂っていることになります。
人は合う合わないの相性があります。
この物語の男達はうたに惹かれます。相性が良いのひとつの形でしょう。
昌男と村井は、世を捨てるしか生き様がないうたと、
普通の暮らしをしようとすると破滅しかなかったわけで(老住職はうたと普通の暮らしを求めなかったから非常識だけど歯車はかみ合っていた)、
悲劇は必然だったのです。
破滅に向かううたと相性が合うこと、
それは何故でしょうか?
男達の生育が、自我の形成にうたと合う部分が育ったのでしょう。
それは破滅に向かってもそれに向かう感情を抑えられない部分です。
彼らは抑えきれない、自分をコントロールできないのです。
彼らは自分が自分ではないのです。
その一端は自分を形成しているひとつとして誰にでもある部分です。
囁く死美人 1963日 村山三男
個人経営の総合病院が舞台のサスペンス・スリラーです。
主人公は有能な外科医の菅(川崎敬三)で、院長の娘から慕われ、院長からも腕を買われて、娘との縁談が舞い込みます。しかも、次期院長の座とヨーロッパの研修旅行付きというこれ以上ない条件付きです。
この手の話には常套の、菅は美人看護婦と出来ていてしかも妊娠中で、別れ話がこじれて、ついに殺害してしまいます。
ありきたりですが、ここから中々見応えがあります。
用水路で溺死させたはずの美人看護婦の不二子(万里昌代)の遺体が上がってこないことから、菅は不二子が生きていると疑い始めます。
日が経つに連れて菅は不二子の幻覚や幻聴をみるようになり、次第にノイローゼになっていきます。
菅は優秀な外科医ですから、論理的に物事を考えます。すると、なかなか遺体が上がらなかったのは、手術でのギブスや金属のため(不二子は骨折で入院中だった)と、この例をはじめ、不二子は生きているはずがないとなるのですが、あまりにもリアルな幻覚と幻聴なのです。
結局は不二子には双子の姉がいたというオチなのですが、ラストになるまで菅と共に私も、不二子は実は生存していて遺体は身代わりだったかもしれないと思えますし、それを引っ張るだけ引っ張っていて、中々面白かったです。
出色は川崎敬三で、論理的で有能、不二子に対しても二枚舌を使い分け、警察に自殺を断定させるほどの男だったのが、疑心暗鬼になって狂っていく様が鬼気迫っていました。演技と演出が良くてこの映画はここが見どころです。
不二子役の万里昌代も幽霊ぽいシーンが似合っていて、スリラー感が高まってきます。
院長がとても出来た人物で、私が菅なら、あの院長になら、殺人する前に一切合切打ち明けるのにと、ずっと思ってみていましたが、若い頃は人を観る目もまだまだだった自分を重ねていました。
気軽な娯楽作品でした。
今度は愛妻家 2009日 行定勲
ほぼ一部屋のセットの中で繰り広げられる喪失の恋愛ドラマです。
たまに近所という設定の神社のロケと、クライマックスに向けた仕込みのロケがあるだけです。
一流のカメラマンであるのに、なぜか仕事をしない、できない男(北見)とその妻(さくら)は、どこにでもある夫婦。
どこにでもあるというのは、大抵旦那が無神経ということで、それに加えて北見は浮気性です。
妻に無関心(のように振舞ってしまう)、でも、さくらはそんな夫を気遣うという、私にとっては典型的なパターンです。
そして夫は妻を大事にしないことから、それが後悔へと・・・。
という物語です。
コメディのように進みますが、だんだんシリアスに、そして実は。という縦軸に、
人間関係が入り組んでいてが横軸で、どちらもかなりの意外性を加えてあります。
けれど、テーマはひとつ。
夫は妻を大事に思う気持ちを、ちゃんと妻に伝えましょう、です。
今は主夫という言葉もありますが、とにかく私の場合、妻がいなければ何もできない。
そんな旦那を一年365日面倒見てくれています。しかも何十年も。
こんなこと、世界中の誰もやってくれません。
「お前はそれをわかっていないだろ」という映画で、反省するのではなく、実践を促す映画した。
追伸
9/23は「秋分」です。二十四節気更新しました。
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秋分