どれだけ残すか
掘り起こしたサツマイモの中から、
高品質の干し芋に出来そうな芋だけを収穫していきます。
出来具合によっては、半分以上畑に残すことも珍しくありません。
勿体ないですが、どれだけ畑に残すかで、
ほしいもの品質は全然変わってきます。
【芋日記】
掘り起こしたサツマイモの中から、
高品質の干し芋に出来そうな芋だけを収穫していきます。
出来具合によっては、半分以上畑に残すことも珍しくありません。
勿体ないですが、どれだけ畑に残すかで、
ほしいもの品質は全然変わってきます。
【芋日記】
すべての畑が有機栽培です。
ぎんさんの畑は一般栽培で、つる刈りを手伝ったので、
一般の畑の土を落とすために洗浄します。その後、有機栽培の畑のつる刈りです。
洗浄を兼ねて、整備します。
【芋日記】
昨年度にある程度の生産があった紅はるかで、
品質が良かったことから、今年度は作付けがかなり増えました。
そこで、今後どうなるかは、今年の出来具合で左右されます。
収穫量、大きさ、形は、ほしいもに加工する前提でも及第点の出来具合です。
ただ干し芋の場合は、このまま出荷ではありません。
干し上げて品質も含めて、どれ位どんなものできるか、までは決められません。
紅はるかは、歩留まりと保存性がどうなるかで、干し芋としての将来性が計られます。ただ、現時点では良い感じです。
【芋日記】
ぎんさんの畑のつる刈りをしました。
一人で、しかも手掘りで収穫するのですが、
つる刈りは頼まれます。
この後、一週間ほどかけて、掘り起こしていきます。
【芋日記】
安納芋を栽培した畑を掘りました。
残念ながら育ちが良くありません。
この畑では安納芋は初めてでしたが、畑に合っていないようです。
同じ畑で紅マサリも植えましたが、そちらはまあまあの出来でした。
紅マサリは、畑を選ばない傾向があります。
品種改良によりその特性が活かされたのでしょう。
安納芋はたぶん種子島地方の在来品種ですから、
ほしいも産地では気候を含めて育てるのは難しいですね。
【芋日記】
まずは育ちが良さそうな畑のサツマイモを、
試し堀りしてみました。
まあまあの出来具合なので、
そのまま芋収穫に突入しました。
【芋日記】
輪廻転生や無常と死生観を下敷きにして、
物語は16歳の大人前の男と女が一歩大きく自律する物語です。
河瀬直美監督らしく、
雄大な自然の映像とドキュメンタリーのような奄美大島の人々の姿、
そしてテーマに添った山羊の屠殺シーンで、こちらに投げかけてきます。
界人は母(岬)と二人暮らし、離婚した父は東京にいます。そして彼自身も島生まれではありません。
岬は、界人を大事に想いながらも、新しい恋をしています。界人にはそれが穢れた姿に見え、また、母を恋しくもありそんな母を否定する気持ちを抑えられません。
杏子は根っからの島っ子です。仲が良い両親の下で育ちました。母(イサ)は島のシャーマンですが、余命わずかです。死別の現実を乗り越えようともがいています。
また、島の長老の亀爺からは、曾祖母に似てきたとも言われますし、イサの意志を継いでシャーマンになることも劇中に匂わせます。
映画は岬に依存している界人が、健全な距離を取ることができるかと、
杏子がイサとの別離を受け入れることができるか、を主にします。
また、親から子へ、そして自分が子を作ることで、命を繋ぐ意義を真摯に伝えようともしています。
若い二人がそれぞれに悩む姿は初々しく、奄美大島を背景にそれを上手く撮っています。
台風で荒れる海、晴天の下の真っ青の海、マングローブ、ガジュマル、それらの中に佇んだり、躍動したりする人、無常を強く感じます。
それに対比するかのように、界人が父に会いにいく東京のシーンがあります。
現代は、奄美大島に住んでいてもそこだけでは完結しないことも示します。
これを含め現実を突きつけるシーンもありますが、全体は二人の男女を中心とした奄美大島の生活です。
ラストは畳み掛けるようなシーンが続きます。
海に入ることが出来なかった界人、杏子を抱くことができなかった界人。
服を脱いで泳ぐことが出来なかった杏子。
そこから二人は自律します。
マングローブの中で抱き合う二人、そして、全裸で海の中を泳ぎます。
美しいシーンでした。
【芋日記】
5年くらい前に有機農園のスタッフが、
ほしいもの干し場の脇にアケビを植えました。
それ以来、毎年アケビが成ります。
今年は豊作です。
【芋日記】
今年の9月は、草取りと虫取りに追われないようにできたので、
未来の準備ができましが。
EMボカシ肥料作りと、自家製たい肥に管理です。
自家製たい肥は、小さい山にしながら、しかも稲藁(麦藁)を入れながら、
切り返すことで、かなり良い感じです。
たい肥場に行くと嫌な臭いではなく、
甘い匂いになりました。
【芋日記】