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ブログ 今日のいもたつ

2011初治作

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胡麻豆腐
新年の第一品が胡麻豆腐でスタートは、
治作の原点の確認のようです。
好きなミュージシャンのライブの第一曲目が
とても気になるのと同じ心境です。
そしてもちろん治作の味です。

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腐乳ごはん
ふたくちの量が惜しい量なのですが、
ここで我慢が一番美味しいと言い聞かせます。
胡麻豆腐に続き治作の伝統の味です。
感動的なアルバムのスタート2曲を堪能した感覚です。

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お造り
ここでいつも停滞してしまい困ります。
アオリイカ、ヒラメ、赤身、中トロ
「いつもと一緒です」と言っだしてくれましたが、
いつもと一緒のレベルが高いことが特長です。
とろけるようなイカです。でも歯ごたえもあります。
ヒラメも食べ応えと甘みがバランスよし。
マグロはかなりの場数を踏んでますが、
この赤身・中トロは文句なく合格点です。

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八寸
お正月の復習です。
これだけの品数はお造り以上に菊姫が
進んでしまいました。
ちなみにこの晩の菊姫は、12by山廃純米(山田錦)です。
強い酒プラス10年熟成です、
一口目だと料理に合うか心配になる酒ですが、
意外とオールマイティです。
それはこれだけの品数との組み合わせで確認できました。

さっきも触れましたが、ひとつひとつのレベルが高いのです。
全部の感想を書いていると全部「うまい!」でうまってしまいます。

盛りだくさんの料理と山廃純米熟成酒、
こんな贅沢はありません。

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焼き物
迷いに迷いました。
候補は、
ブリの照り焼き、マナガツオの西京焼、牡蠣の天ぷら、正斎ふぐのから揚げ、鰆の西京焼、お肉
3人で行きましたから、
牡蠣、ふぐ、マナガツオを選んで回して食べました、

牡蠣:とっても大きい牡蠣です。ふっくらしています。
う~ん味わい深い!
マナガツオ:漬けかたで味が違ってくるのでしょう。
焼く前と印象が違います。濃く薄くしっかりとした旨みがついています。
その副産物が締まった身です。

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マナガツオ:漬けかたで味が違ってくるのでしょう。
焼く前と印象が違います。濃く薄くしっかりとした旨みがついています。
その副産物が締まった身です。

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ブリ:主張する魚です。
血合いから食べて、普通の身、あぶらがのる身、皮
と食べ歩きます。
どこもブリを主張します。後押しするのは、治作の下ごしらえです。
正月にはブリがつきものという地域があることは、
ブリを堪能すると納得します。

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スッポン鍋
熱々なんてものじゃない!
スッポン鍋が目の前に現れます。
沸騰した鍋、
あまい香り、
熱々の熱が伝導します。

冬これだけ身体を喜ばせることがあるのでしょうか?

後ろ足を出してくれました。
肉も味わえる部位です。
付け合せの豆腐とネギがまたうまみを吸っています。
肉もすごいですが、汁のおいしさはこれに代わるものを思い浮かべません。

食べる前に味を想像してそれをはるかに上回ります。

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スッポン雑炊
ただただ見た目は雑炊です。
何の目新しさもないのですが、
こればっかりは食べて感動してもらいたいです。

スッポンが身だくさん。
ネギと玉子が味も目も楽しませてくれます。
ここまででお腹一杯ですが、
なんと美味しいではないですか。
と食べました。

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花マメお汁粉
上品なお汁粉です。
彩りにマーマレードが添えてあります。
このお汁粉をどうすればもっとお客さんが喜ぶかを
いつも考えているからこういう発想がでるのでしょう。

そして、できたてで出される美味しさ、
この白玉の美味しさは寿命が短い!今ここだから味わえました。

甘いのは美味しいのは当たり前。
どれだけその甘さを楽しめる甘さのデザートにするかが、
実ったお汁粉です。

【いもたつLife】

日時: 2011年01月09日 08:41