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ブログ 今日のいもたつ

巴里の屋根の下 1930仏 ルネ・クレール

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サイレント映画の中に最小限の台詞が入ります。
サイレントの名残りと、その良さを感じます。
そして、歌が心地よく残ります。

映画の題名どおり、80年前の庶民のパリを映しています。
けっして豊かではないけれど生き生きした生活や恋。
小悪人はいますが、人情があります。
楽しいときもありますが、
やっぱりさびしいときの方が多いことを感じさせますが、
次の日の朝は、
もう一度一からはじめるさ。

失うことは恐いけど、最初は何もなかったし、
振り出しに戻ることって人生では何回もあるさ。

そんな言葉が響きました。

【いもたつLife】

日時: 2009年07月21日 07:08