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そして誰もいなくなった 1945米 ルネ・クレール

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ほとんど記憶がないくらい前に原作を読んでいたので、
新鮮に鑑賞できました。
だけど、ラストは違っていたような。

もっと空虚で、本当に誰もいなくなっていたはず。

それはおいておいて、
世界観は味わえました。
特に、個になることを序々に恐れるのは、
原作を覚えていないので、それとはべつに、
うまく現されていたと思います。

この映画が良い悪いではなく、
原作を読み返したくなります。
単なるミステリー、サスペンスでなく、
筋が通った心理劇であることが、
原作を読み返してわかる予感がプンプンです。
ルネ・クレールがつくっても、
原作のプロモーションになるのかもしれません。

【いもたつLife】

日時: 2009年12月07日 10:47