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ブログ 今日のいもたつ

四枚の羽 1939英 ゾルダン・コルダ

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当時としては大規模なアフリカロケは、
今観ても色あせていません。
勇壮で、イギリスの存在を感じます。

物語は、主人公の汚名返上と
それに絡んだエピソードから成ります。
それは王道で、楽しめる演出です。

印象に残るのは、冒頭に主人公とその婚約者との会話です。
自由は社会の中では、幸せになる妨げになる。
というやりとりです。

自由とは何かということを示しています。
自由は自らの意志で、それを許す・認めることとは
違うことは、歴史が語ります。

不自由にこそ安楽や安泰があることは、
隠れた大きな また複数の意志が働いていることを、
この映画でも感じずにはいられませんした。

ただ、物語はとても楽しめるので、
前述はたわ言と思ってください。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: 2010年05月20日 07:39