月別記事

ブログ 今日のいもたつ

2010年05月

レ・ミゼラブル 1957仏伊 ジャン・ポール・ル・シャノワ

100526blog.jpg

1800年代のフランスを映像で体感できる。
映画ならではです。

この映画は、読み手に任せる本と同じような、
映画になっているところです。

各登場人物の人となりや、時代背景、
その時代の人々のあり様に、
造り手の押し付けを感じることがあまりありませんでした。

3時間の長編ですが、
常に自分で思考していました。
だからきっと1800年代のフランスを体感した感覚になったのでしょう。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2010年05月26日 06:59

映画講座 2010年春1回目

100525blog0.JPG

毎年秋の恒例の「小澤さんの映画講座」が
春にも開講されるようになりました。
秋の金曜夜から、今回は土曜の昼の日程なので、
主婦の方が参加しやすいのでしょう。いつもと雰囲気も違いました。

小澤さんはまずます話し方も上手になっています。

今回は「1対1の対決シーン」特集でした。
西部劇、東西の刑事物、カンフー、ヘリコプター物、時代劇、
それぞれの1対1シーンです。

主役と相手役のその時の関係や映画会社の事情まで、
1対1の対決から推測・解説は面白い視点からの特集になっていました。

【いもたつLife】

日時:2010年05月25日 07:22

赤い橋の下のぬるい水 2001日 今村昌平

100525blog.jpg

中年男のファンタジーアンドコメディなので、
楽しく笑いながらの鑑賞が正当なのでしょうけれど、
笑うことができないでみおわりました。

「豚と軍艦」のころから、
この映画のころまでの日本をちりばめて、
水をモチーフにして物語ができています。

主人公を自分と重ねると、コメディでなくなってしまいます。

ホームレス、さえないビジネスマン、失業に失業保険、
田舎の漁師、都会と田舎の生活、
生活のためのマラソン留学のアフリカ男と町興し、
離婚をせまる妻とそれを支持する妻の両親、
住宅の売却、公害の後の神通川と神岡カンデ
そして性。
「水」の流れや形、勢いや静、または汽水を通して、
今村監督は何を言いたかったのか。

もしかしたら難しく考えずに、
私が感じたように、心のちょっと遠い所が揺れれば
それで良かったのかも、とも思いました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2010年05月25日 07:15

大根の葉

100524blog0.JPG

掘りたての大根をもらうと葉っぱがシャリッとしているから、
捨てることができません。
3度の食事で煮て食べました。

100524blog1.JPG
100524blog2.JPG

戦争映画をみて、食べ物のありがたさを感じているから。
なんてキザなことは言いません。
ただ、こういう所も食べてみようを思うのは、
やっぱり現代が裕福なのだだろうという感覚がありますし、
それは大事なことです。

【いもたつLife】

日時:2010年05月24日 07:10

白痴 1951日 黒澤明

100524blog.jpg

ドフトエスキーの原作を知っている方には
怒られるかもしれませんが、
知らない私でも、そのテイストが充分に伝わってきます。
ヨーロッパ的で文学的な映画になっています。

黒澤映画での原節子さんは新鮮で、鮮烈な彼女がいました。
久我美子さんも持ち味が出ていて、ファンでもあるし、
二人の対決は息を呑むばかりでした。

黒澤映画の雰囲気=常連の役者がいるし=らしさもありましたが、
テイストが他の黒澤映画とは違ったのは、
やはり原作に忠実だったからでしょう。

雪の北海道はこの物語にピッタリで、
全体が醸す世界に“人とは”を考えることに没頭しました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2010年05月24日 07:07

えん麦

100523blog0.JPG

ほしいものさつま芋畑もなるべく輪作したいところです。
さつま芋の輪作には「麦」が季節が合います。
色々な麦を試しています。
ここは「えん麦」です。
他の麦よりも背が高くなり、実の形も違います。
根の張り方も強いようです。

麦を収穫するのが目的ではなく、緑肥と土壌改良が目的です。
根の張り方を見ると、土壌改良の効果はありそうです。

【芋日記】

日時:2010年05月23日 08:51

マンハッタン 1980米 ウッディ・アレン

100523blog.jpg

このニューヨークを世界中の人にみせたい。
そんな背景を感じ、それをみせてもらえました。

ストーリーは、
現代と言っても30年前ですが、
エゴを、特に男のエゴを、もう全く自分をみるようで、
嫌になる主人公のウッディ・アレンと恋人たちで、
現代と男を描きます。

細かいことはなしで、
大きく感じたのは、
「余裕」人生に一番必要なものかなと思いました。
でもそれは自分が生きる舞台で必要なものです。

軽快だけど、ひとひねりある台詞の応酬も楽しめました。
ウッディ・アレンは優しいロマンティストですね。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2010年05月23日 08:47

加賀の露 2010年の蔵出し

100522blog0.JPG

今年も好評を頂いています。
5/20の蔵出しで今日早速、
自分も含めて首を長~くしているお客様に配達しました。

加賀の露は米の旨みと飲みやすさが同居しています。
食中酒としても重宝な焼酎です。
吉川の特A山田錦はさすが!ということですが、
菊姫が熟成感をみての蔵出しの面も大きいのでしょう。

兄貴分の加州剣とは違う魅力があります。

【酒呑みのひとりごと】

日時:2010年05月22日 06:13

抵抗 1956仏 ロベール・ブレッソン

100522blog.jpg

たんたんと語られた良い映画です。
押し付けがましくない、
ドラマを入れている訳ではないけれど、
眼差しを深くしてしまいます。

それは語られる物語(実話)に生きる哲学を込めて
つくられているからでしょう。

ブレッソン監督の作品は初めて観ましたが、
他の作品も観ないでいられなくなりました。
「大根の葉」
掘りたての大根をもらうと葉っぱがシャリッとしているから、
捨てることができません。
3度の食事で煮て食べました。

戦争映画をみて、食べ物のありがたさを感じているから。
なんてキザなことは言いません。
ただ、こういう所も食べてみようを思うのは、
やっぱり裕福なのだだろうという感覚がありますし、
それは大事だなことです。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2010年05月22日 05:55

間引きの大根で

100521blog0.JPG

ほしいも農家に行くたびに野菜を貰います。
ここにいて野菜を買ったことがありません。
今回は、間引きの大根と玉ねぎです。

柔らかいし新鮮なので、
葉っぱも全部食べました。

【いもたつLife】

日時:2010年05月21日 09:15