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貸間あり 1959日 川島雄三

川島喜劇の中でも、えげつなさは一番で、ファンには支持される映画でしょう。
川島映画が好きですから、もちろん楽しめた、二度目の鑑賞でした。
主人公の五郎(フランキー堺)は「幕末太陽傳」の佐平次と同じ心も体も病んだスーパーマンです。人情に厚く、有り余った才能があり努力もし、筋を通す男ですが、世の中を斜に見て、醒めています。そして器用貧乏だと自分を決めつけ、そして死を意識しています。
展開と構成も「幕末太陽傳」と似ていますが、味付けがかなり違うので、「幕末太陽傳」のような好評価ではありません。簡単に言えば、思いっきり下品なのです。
でもそれは川島ファンなら受け入れてしまい、そこがこの映画の良さとも受け取ってしまいます。
あり得ない程個性的な面々がアパートの住人で、
ひっきりなしに事件が起こり、終始ドタバタが続きます。
そして、そんな住人にやたらと頼られて慕われているのが五郎です。
唯一まともな存在が、五郎と相思相愛のユミ子(淡路千景)ですが、二人は素直でないのです。こう書くとありきたりのすれ違いのようですが、自分が嫌いな五郎は、ユミ子を愛してはいても、愛される資格はないと決めています。
だからユミ子からも世の中からも逃げ出そうとします。(ここも幕末太陽傳と重なります)
一般常識がない、モラルもない、ハチャメチャな住人達ですが、その中が五郎には居心地がよい場所で、彼は十分に社会貢献できる男でありながら、普通の人達の中では居心地が悪かったのかもしれません。
表面的には喜劇ですが、川島監督の厭世的な気分が底流にあるから、味わいもある映画になっています。
麦わら取り
来年以降に土壌改良で使うライ麦の種を採りながら、
麦わらも集めています。
どちらも結構な量が必要なので、毎日少しずつ集めています。
土作りは難しい
昨年休耕して土壌改良した畑ですが、
半分は良い土になっていましたが、
半分は失敗してしまい、芋の育ちが悪い結果です。
同じ畑全体に同じように土壌改良しても、効果が区々になってしまうことが、
少なからずあります。
気候が変わってきているのかもしれません
約50年にわたり干し芋の主力品種だった玉豊(たまゆたか)が、
ここ数年作付けを減らしています。
気候が合わなくなってきているような感じだからです。
有機農園も、ほんの少ししか作付けしていません。
陸田の大豆
毎年、転作で大豆を作っている陸田です。
もう何十年も稲は作っていません。
2年休耕畑
一昨年の収穫から、2年間休ませている畑です。
昨年は緑肥としてソルゴ、今年は土壌改善でマリーゴールドを輪作しています。
神々のたそがれ 2013露 アレクセイ・ゲルマン

地球より800年文明が遅れている惑星の話です。
かなりグロイ映像がモノクロで延々と3時間続きます。
映画は匂いがねくて良かったと感じるほど、
モノクロで良かったと思える程の、かなりの映像です。
最初は中世はこんな価値観と人を蔑む世界を表現していると思いながらみていましたが、
これは近未来の世界の姿のようにもみえてきます。
精神的に言及する台詞から、
行為そのものは、中世かもしれないが、その行為を生む思考やその原因は、
今の世界情勢に通じるものがあるからです。
それにしても対峙するのに大変な映画でした。
もう一度観る時は挑戦する気分で観賞します。
あん 2015 日/仏/独 河瀬直美

社会からはみ出してしまった男の千太郎(永瀬正敏)が、
社会から存在を消されてしまった老女の徳江(樹木希林)から、
生きることを受け継ぐ映画です。
若い頃、酒の勢いで罪をつくった千太郎は、その弁償と、服役中に喪った母、母に何も与えることが出来なかった自己嫌悪から、ただオーナーの意向に添うだけの、どこにでもあるどら焼き屋の店長として、人形のような日常を繰り返していました。
そこに現れたのが徳江です。
徳江は餡作りの名人で、徳江の餡が評判になり、どら焼き屋は繁盛します。
けれどそれも束の間、徳江がハンセン病患者だったことから、世間からどら焼き屋は厭われてしまいます。
生き甲斐になったどら焼き屋から身を引く徳江です。
千太郎に生きる喜びを教えてくれた徳江を救うことも、またも大事な人を救うことが出来なかった千太郎です。
店の常連客だった中学生のワカナ(内田伽羅)の後押しがあり、徳江の施設を訪れると、徳江の元気な姿に励まされ、もう一度頑張る決心をする千太郎ですが、上手くいきません。
そこでもう一度ワカナと徳江を訪れますが、徳江は亡き人でした。
でも徳江の最後の言葉は千太郎に生きる意義を求めさせるに足るものでした・・・。
社会からはみ出た千太郎の悲しみを一番汲み取ったのが、社会に存在を許されない徳江でした。
この物語は、人の存在を問う映画です。
社会があり、他者があり、そこではじめて自分の存在が現れるのが人です。
けれど、その前に自らの生をどこまで自分が自分に問うか?
そこがあって初めて、人とのつながりの中の自己を見ることができる、
それを説いてくれた映画でした。
アメイジング・グレイス 2006英 マイケル・アプテッド

大英帝国で奴隷解放に尽力した、勇敢な政治家ウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)の半生です。
20年近く掛けて、その身をボロボロにしてまでも法案を勝ち取る様が描かれます。
周りは敵ばかり。
政治を司る彼等と、彼等を支える貴族ほど奴隷貿易の恩恵を受けています。
倫理に訴えても行き詰まります。
そもそも、幼い頃から「奴隷は奴隷」として身近にいたとしたら、奴隷がいるのが当たり前で、その恩恵に預かっていたのなら、ウィルバーが言っていることは、大英帝国を動かす彼等政治家たちにとって、目障りであり、国益に反すと根強い反対になります。
それを覆そうとするのだから容易ではありません。
少数ながら同士を集め、戦略を練り、勇気を持って事に当たりますが、挫折になります。
それが事実だったでしょうし、描き方もスリリングですが、劇中の台詞と相まって真実でしょう。
やつれるウィルバーを支える妻バーバラ(ロモーラ・ガナイ)の内助の功、大事を成すのに不可欠です。
物語は、現在、過去、現在進行で進みます。戦略的で精力的に動くウィルバー、でも苦悩してしまう姿、バーバラの支えと、それらをメリハリを効かせて、上手く語りかけてきます。
感動作とはいえ、自国の非を赤裸々にする映画です。
作り手の気概も感じました。
マメ科の緑肥作物
自社の有機農園では、休耕畑の輪作として、
マメ科のクロタラリア、イネ科のソルゴや麦で土壌改良しています。
ここのところ、クロタラリアとは別のマメ科の緑肥作物を良く見かけます。
これも緑肥プラス線虫除けの土壌改良になるようです。

