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芋掘りもはじめました
有機畑は、土壌消毒もできません。
輪作や土壌改良の緑肥作物で、病害虫に強い畑にするのですが、
思惑通りにいかない畑も当然あります。
ここは今年、失敗してしまった畑です。
試し掘りを兼ねて、最初に掘り起こしてみました。
少しでも収穫できれば幸運かなという感じです。
紅はるかの花でしょう
サツマイモはヒルガオ科なので、アサガオに似た花を付けます。
今まで見た花はどの品種の全部白でした(花びらの奥が赤)。
今回、真っ赤な花だったので、
サツマイモと一緒に赤い花の草花が植わっているのかと想いました。
今年から作付けをはじめた紅はるかは赤い花なのかもしれません。
(たまたまこの花が赤い可能性もあります)
紅はるかは、つるも他の品種よりも太い特長があります。
花の色にも特長があるのかもしれません。
台風の痕
先日の台風は多くのほしいも農家のビニールハウスに被害をもたらしました。
忠八さんも2棟のハウスのビニールがはがされてしまいました。
その修復作業を、芋掘りの合間でやっています。
土曜日、日曜日は、家族総出の芋収穫ですから、
修復作業は今日で一時中断です。
有機農園も収穫スタート
まずはつる刈りからです。
サツマイモのつるを刈った後、
有機畑なので、どうしても畝(うね)間に、
トラクターがひっかかる程、伸びてしまった雑草があるので、
それも刈ってしまいます。
その後、トラクターの旋回部分の芋を手で掘り起こし、
畝横に除けておいてから、掘り起こしです。
一週間ほど天日干しして、選別・収穫のスケジュールです。
力男さんの玉豊と玉乙女
力男さんは、玉豊と玉乙女を半分くらいずつ作っています。
力男さんもどちらも育っていました。
玉豊の方が数が多かったのですが、
干し芋用としては不ぞろいのものも目立ちました。
選別を厳しくして、良い芋だけを収穫するとのこと。
玉乙女は、育っていましたが、数は少なかったです。
その代わり、玉豊よりもロスが少ない(畑においていくものが少ない)感じです。
まこやんの玉豊と紅マサリと紅はるか
まことさんの庭先の玉豊と紅マサリと紅はるかが掘り起こしてありました。
どれも育っていました。
玉豊は時折ほしいも用には向かない形・大きさがありましたので、
ここからかなり選別が必要です。
紅マサリは、どれも上々でした。
今年から作付けした、紅はるかは、
形は良いですが、大きさがマチマチでした。
しかし、初めての栽培にしてはこちらも上々でしょう。
芋収穫に備えて
サツマイモ掘りのための農機具を整備してもらいました。
まず、つる刈り機、そしてトラクター、
トラクターは耕運のアタッチメントから、
芋掘り用のアタッチメントに交換、それと同時に整備です。
これで収穫準備万端です。
干し場に備えて
有機農園前のビニールハウスもにも農薬は一切使いませんから、
ひと夏越すと、ハウス内は草が茫々になります。
それらを取り除きました。
引き続き、干し場にするので、
鳥除けネットをハウス周りに張り直します。
一年経つとかなり劣化しているので、
補修しながらの作業です。
ほしいも加工中、鳥がいつも狙っていますので、
丁寧に、頑丈に張っておきます。
【SPAC演劇】愛の終わり(日本版) 作・演出 パスカル・ランベール
心が通じていない者同士の間では、言葉なんて無意味で通じないもの。
心が通じている者同士では、言葉なんていらないもの。
だとしたら、言葉は単なる伝達の機能しか持たないものなのか、でも人は時に言葉を尽くして相手に自分の想いを伝えようとします。
この演劇でも、多くの言葉が飛び交いました。無意味なものから、自己を代弁するような体中から絞り出すような言葉まで。
でも心が離れている間の仲では心には響かない。でも言わずには要られない。言葉を手に入れた人の性なのかもしれません。
演劇は別れ話です。男と女が今の心境を相手にぶつけます。
ただし一捻りあります。会話は常に一方通行です。男が女に発する時は、女はすべてを受け取るしかありません。反論はもちろん、聞かない選択もできません。女が男に発する時は逆になります。
そしてそれが前半の男の言い分と後半の女の言い分に分かれます。
表面上は罵り合い(正確には一方的な罵りです。長いスパンで罵り合いになります)ですが、裏側には別れの儀式をお互いが行っています。
男は延々と自己肯定、他社(女)否定します。裏側にはいかに愛していたかに通じるのでしょうけれど、とてもそれを第三者が察することができません。ほとんどが抽象的な記号の羅列です。そして終始一貫続けます。思い浮かぶ言葉がなくなるまでそれを続ける姿は、まるで何かに怯えるようにも見えます。
女は男の言葉を受けて、記号の羅列をあざ笑いますが徐々に様相が変わります。
もちろん女も自己肯定、他者否定の立場でいました。けれど、それだけでは収まらないようなのです。同時に女の言葉を受ける男も自分で自分の体を支えられなくなります。
時は過ぎ、女の言葉が尽きた時なのか、お互いの気が済む時に終わりを約束していたのか、二人は静かな沈黙を守り対峙します。これまでの形相とは違い、見つめ合い幕になります。
二人の別れが完成したのです。
この儀式を設けて、お互いと自分を痛めなければ別れられない二人だったことにようやく気が付きました。その時に愛が深かったことも感じました。
演劇中ずっと言葉は無意味だと感じていました。そして最後の二人の別れの完成でも無意味だったことは間違いないことを確かめられましたが、無意味だから意味がないのではないことが解りました。
お互いを否定する言葉でも、相手を怒らせたいことだけが趣旨でも、記号の羅列の応酬でも、それをやること、もっと言えば言葉を交わすことに意義があったのです。
言葉を無理やり捻り出しても相手の心に響くことはありません。解りあえているほど言葉なんて要らないのです。
そしてこの二人も相手の気持ちなんて、とうにわかっていたのです。そしてもう別れなければならないことも、それが最善の選択であることも。でもきっぱり関係を切るために儀式が必要だったのです。
今までの二人の愛の大きさ、想いを、言葉に乗せて時間かけて交わさなければ別れが成立たなかったのです。
人はどんなに理屈で納得していても次に進むことができません。人だからこそ、生きている生身の人間だからこそを表現した演劇でした。
国境の町 1933ウクライナ ポリス・パルネット
1914年から1917年までのロシアの西の国境に近い田舎町が舞台です。
市民革命を印象付ける靴工場のストライキからはじまり、
すぐに第一次世界大戦が勃発、内輪もめどころでなくなり、
ドイツ戦の最前線に町の若者は送られます。
前線の戦争描写とドイツ軍捕虜のエピソードが挟まれ、
ロシア革命の始まりまでが語られる映画です。
ストライキ、最前線での戦闘シーン、
ドイツ捕虜と街の娘とのロマンスと捕虜の扱い、
革命描写と矢継ぎ早に、しかも唐突に話が展開され進みます。
時折ユーモラスなシーンも挟まれますが、
町の人々が生きる上での受け身な現実を写します。
20世紀初頭のヨーロッパの複雑さを垣間見るようでした。