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ブログ 今日のいもたつ

エビスクリーミィートップスタウト

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カンバンに偽りなしのビールで、
味はともかくクリーミィーな泡が楽しめます。

ギネススタウトと、ギネススタウトドラフト、
エビス(定番)と、エビスクリーミィートップスタウト
が同じ関係です。

個人的にはギネススタウトとエビス(定番)が、
それぞれの片割れよりも断然好きな所も同じ関係に映ります。

サッポロがエビスブランドを大事にしていることも、
このビールも真剣に開発していることも感じますが、
このビールも含めて、エビス(定番)の呪縛から離れられないように、
定番以外のビールを飲む度に感じます。
このビールはじめ他のエビスシリーズも良い出来なのですが。

追伸
この感想はとっても個人的です。

【酒呑みのひとりごと】

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草取りの時期

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今年も暑い夏でしたから、過酷な草取りでした。
この時期に草に覆われた畑の草は、
かなり根が張っていますから、草を抜くのにかなり力が必要です。

10月後半の収穫で実を成らせるとしたら、
この時期に草取りをしておかないとなりません。

草が茂っている畑を少しでも綺麗にする追い込みの時期です。

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【芋日記】

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成績が良い畑

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有機栽培では伸びた草は抜くしかありませんから、
草の伸びるのが早いか、サツマイモが伸びるのが早いかの競争です。

この畑は草に勝って、サツマイモが畑を覆いました。
こういう状態を目指して管理しているのですが、
草にやられてしまう畑の方が多いのが現状です。

【芋日記】

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麦間栽培もいろいろ

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麦ワラで抑草しながら、
伸びてきた草は刈り払い機で刈るという管理をしてきました。

またまた草が畑を覆い始めていますが、
サツマイモのつるが伸びることができない状態にはなっていません。

それよりもサツマイモの伸びが遅いことが気になっています。

【芋日記】

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草取り応援2012年度第二弾

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いつものごとく、草取りが間に合わない
SOS畑です。
草ボウボウですが、根の張りはまだ比較的浅かったです。

3時過ぎからはだいぶ涼しいので、
日が暮れるまで草取りでした。

【芋日記】

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自然農の草刈り

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6月ひと月かけて植えた稲と、
7月に種まきした大豆の草刈りです。

稲も大豆も、その田んぼ(畑)に生息する動植物との共生を目指します。
植えてある畝(うね)の間の草を刈るのですが、
草を刈った畝間の隣の畝間は、草を刈りません。
そのままにすることで、稲や大豆以外の動植物の生息地を残します。

どちらも梅雨明けからぐっと伸びてきました。
草も伸びていますが、お互いを尊重しているように、
贔屓目には見えました。

【新農耕民族の挑戦】

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干し芋セットの撮影

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秋から、翌春にかけて、
お客様に自信をもってお勧めしている干し芋セットがあります。

毎年“完売”になるので、確実に購入してもらうようにと、
予約を受け付けています。

昨年までは3つの干し芋セットで予約を受けていましたが、
ことしは7つの干し芋セットすべてで予約を受け付けることにしました。
そのための写真撮影をプロのカメラマンに依頼しました。

かわいい干し芋セットを綺麗に撮影してくれるのを見て、
七五三の親御さんの気持ちになりました。

【芋日記】

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滑川の有機農家視察

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今年も米の視察の時季になりました。
何度も訪れる田んぼですが、毎年違う顔です。

有機の稲作の大きな悩みのひとつがヒエです。
ヒエが多ければ当然収穫は減ります。
6月頃までの機械での除草で抑えるしかありません。
その後も手取りの除草をしますが焼け石に水です。

昨年まで少なかった田んぼにヒエが目立つのが、
今年の滑川の有機の田んぼの特徴でした。
それに負けずに稲も育っているというのも感じました。

ここから一ヶ月で稲刈りです。
穂がそろい、登熟していくばかりです。
順調に育って欲しいと農家ともども願うばかりです。

【米探訪記】

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故郷は緑なりき 1961日 村山新治

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佐久間良子が主演の純愛物語です。
まだあどけなくて、可憐です。
セーラー服の高校生役ですが、
純粋で一途な役通りの可愛さです。

主人公の二人は高校二年で、
同じ街の男子校と女子高です。
男女恋愛が正々堂々と禁止されている時代(昭和25年頃)の話です。

メインは二人が密かに、けれど、
しっかりと将来(結婚すること)まで考えて、
勉強もしっかりとやっている高校時代です。

彼が東京の大学三年になっていて、
故郷の彼女に電報で呼び出される場面からスタートし、
なぜ呼ばれたかがわかり終わります。

二人はこれから、もう少しで念願がかなう時に、
突然、本当に唐突に彼女が急死して終わります。
純粋な二人が引き裂かれる残酷な終わり方です。

二人の雰囲気が、応援したくなる感じで、
最後がどうなるかと観ていたのですが、
あっけなく終わりました。

そのラストで何を感じたか。
人は愛する者がいるから律していられることでした。
人として真っ当でいられるのは、
信頼できる相手がいるからです。
そして、それだけで他は食べていければ不足なしです、本来なら。

ところが、人は相対的に幸せを望もうとします。
自分達だけが貧しいことに我慢が出来なくなります。
そして、もっと怖いのは、
相手に何もしないのを自分の怠惰と感じてしまい、
なんだかんだ余分なことをしようとします。
物にすがるのが良い例です。

ただいるだけが二人のためで、
それは変わらないのに、
相手のためになにかしないと、自分が居ることに意味がないと思ってしまうのが、
人の性なんだと、
純粋な二人を観て思いました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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青べか物語 1962日 川島雄三

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「洲崎パラダイス」では、ダメダメな主人公のカップルが、
街の人々と触れ合います。
「貸間あり」では、なんでもできる主人公が長屋の仲間と触れ合います。
そして、その主人公は川島雄三自身であると察しています。

この映画は、もっと大きい舞台、戦後の浦安(映画内では浦粕)の街中を舞台に、
そこの人々の生き様をとらえます。
そして、主人公の森繁久彌はやはり川島雄三の分身です。
けれど、東京から来た作家で、街の傍観者なので、
「貸間あり」の川島雄三とは違う部分の分身です。

傍観者としての視点で、街中を少し俯瞰しながら、
貧しい庶民を多くのエピソードを交え実に見事に表現しています。
川島雄三の映画となると点数が甘いかもしれませんが、
見事な作品です。

ここの一癖も二癖もある住人は、喜喜として生き生きと暮らしています。
時に爆発するかのような生き様です。
そこには先がないことを察している世紀末的な雰囲気もあります。
それを傍観しています。

これまでの川島映画でもその雰囲気がありましたが、
それが顕著です。
移りゆく時代、
良き浦安がなくなること、人情が希薄になることへの警鐘を超えた怒りを、
笑いに変えて映画に魂として吹き込んでいます。

随所のシーンでそれを匂わせて、ラストのショットで確定させます。

ただしただ憂いているのではありません。
世の中が変わることを否定ではなく、
冷めた視線で映像に収めているのです。
そして、そこにいる庶民(弱者)は一筋縄では行かない弱者ではない、
とエネルギッシュに描く、
川島監督の人に対しての熱い気持ちも伝わって来ます。

人なんてしょせん、卑しくて、自分勝手で、嫌らしくて、愚か、
だからなんだ。
それが当たり前なんだからそこから始めよう、
切ないエピソードもあるけど生きていれば色々あるさ、
この映画を観ればわかるだろ。
と自分を肯定された映画でした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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