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ブログ 今日のいもたつ

ワイルドタウン 2004米 ケビン・ブレイ

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ちょっと展開が安直な感じですが、
あの街の状況で司法だけは機能しているのは、
アメリカの美ですね。

展開が早いのであまり細かいことに
気をとられません。
ストレートにアクション映画として
撮られたという印象です。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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ダイハード4 2007米 レン・ワイズマン

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面白くないとは言いませんが、
頭がクラクラしてきてしまいました。
途中、どっかでこの映画みたことあると
感じていたのですが、ランボーでした。

まだ物が壊れるのかなぁ~、
とドキドキしてしまいます。

ただ、戦闘機ってあんなに小回りができるとは、
発見でした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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シャーロック・ホームズ 2009英 ガイ・リッチー

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19世紀末のロンドンはあんな状況だったこと。
映画の魅力のひとつです。
古い映画はその古さからリアルに、
現代の映画は、その時代考証とお金で実現させてくれます。
(古い映画で時代考証されているものもあります)

物語は、007かミッション・イン・ポッシブルかという感じ。
推理ももちろんありますが。
新しいホームズ像とシリーズ化が前提で作られているようです。

ここのところ最近の派手な映画を数本観たら、
変な疲れ方をします。
おもしろいのですが。

時の流れとともに映画も多様化していますね。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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アバター 2009米 ジェームズ・キャメロン

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とにかく見ておこう。ということで鑑賞しました。

これを作るのは大変だったろうな。が感想です。

今の技術はどこまでできるのだろうか?
見るものが追いつかないところで、
映像を留めているのか。
そんなこともチラッと感じます。

まぁ過渡期なのでしょう。
そして、これがあたりまえになるのかを、
注目したいですね。

ただどこまで言っても、
作品は精神です。あたりまえですが。

たくさんのジャンルがあって良いですし、
この映画は多くの人が観る内容でしょうから、
3D映画を普及させるのには、
こういう物語は良い選択だったと思います。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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ウルヴァリン X-MEN ZERO 2009米 ギャビン・フッド

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このシリーズのことは、
なにも知らないまま鑑賞です。

ミュータントものが好きなので、
そこは楽しめました。
それと映像が鮮やかですね。
昔のフランケンシュタイン等の映像とは、
リアル感が違います。が、観客というのはわがままで、
こういう映像に慣れると、凄いと思わないものです。

かえって、光と影の演出の昔の映像に新鮮さや
リアル感を感じてしまいます。

映像がここまできて、次に「アバター」が現れました。
ここからまた、進歩してゆくのでしょう。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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金環蝕 1975日 山本薩夫

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嫌らしい話を嫌らしく演じています。

遠めでみれば茶番なのを、
悪の当事者と、たくさんの傍観者は知っています。
それを打開しようとする少数の正義はつぶされます。

真実は公然なのに、平然と連綿に、
こんな馬鹿げたことが続いています。
この映画から30年以上経ち、
国民も慣れてしまっているようで、恐ろしいことです。

経済が縮小して立ち行かなくなって初めて変わるでしょうか?
それでは情けないですが、それでもその方が良いのかもと、
考えてしまいます。

今の世でも勇気があるジャーナリストはいます。
本当に応援してゆきたいですね。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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真夜中の招待状 1981日 野村芳太郎

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愛憎と執念で人が変わってゆくさまがみれます。

科学的と非科学的の両方が絡みながら、
人の心のもろさ、不思議さ、愛おしさがみられます。

薬の弊害が原因という部分は、
原作当時では、公害問題がまだかなり熱をもっていたのかもしれません。
それらだけでなく、薬害を憂いていた内容は先進さも感じます。

小林麻美ファンのための映画かな?
という雰囲気は多分にありました。
私はあまり知らなかったのですが、
かなり人気があったようで、当時のファンは必見の作品だったのでしょう。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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最高殊勲婦人 1959日 増村保造

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見所が多い映画で楽しめましたが、特に3つ
1、 長女が影の主役
2、 風刺が見事
3、 今観て価値がまたある

1、 なにもかもイメージできているかのごとく、
実は天然の長女が、インパクトありです。
生きる原点を語ってくれます、。
特にラスト近くの数秒は、まさに、生き方を語ります。

2、 コメディに現していますが、結構痛烈です。
人がひとりでいるときと、集団になったとき、
起こりうる、でも、えっということが
描写されます。
人間が好きというメッセージが嬉しい作品ですね。

ちょっと余談・・・
若尾文子が綺麗でかわいいし、川口浩も存分の持ち味です。
(脇を固めた人たちも善循環を感じました)

3、50年封じ込められた箱を空けたら、
そこには新鮮な物語がありました。
今も色あせないどころか、今観るから勇気をもらえます。
若い日本が封印されています。
私が生まれる前ですが、
幼いころ、こんな雰囲気があったことを、
忘れてしまったまるで鮮明でない記憶を呼び起こします。

決して裕福ではない、劇中今よりもかなり高いエンゲル係数もある。
けど、日本には勢いがあります。

これらと触れるだけで価値ありです。
映画の素晴らしさ、きつと誰も予想していなかった
映画の価値を感じました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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雨ン中のらくだ 立川志らく

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「赤めだか」の対本の要素は、ファンサービスで、
談誌論、落語論、もっと大風呂敷を広げて芸能論です。

コアな落語ファン、ちょっと変わり者の落語ファン、
とりあえず私は良い本だという感想です。

落語界で誰かがやらなければならないことを、
立川談誌がやりそれを志らくが継いでゆくのでしょう。

氷山の一角の理論をここでも再認識です。
この目を持つことが大事ですね。
志らくの落語を観るときここに注目です。

【いもたつLife】

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ディア・ドクター 2009日 西川美和

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ウソもつき通せたとしたらウソではならなくなります。
そこには大変な努力、
もしかしたら、ウソをつき通すにはそれ以上の努力がいるからです。

そのために頑張っても、
だけどどうしようもない、かなわないことがあったら、
さっさっと白旗あげて逃走するのも潔しです。

主人公は隘路にはまっていたのかもしれませんが、
必要とされてしまいました。
幸運にも恵まれ、村と蜜月でした。
ただ、破綻はいつも頭に描かれてしたことでしょう。
だけど無駄あがきを続けました。

なにかそれが、自分だけのために思えなくなって来ていたのでしょう。

無医村を背景に、人間の性を表現している作品ですが、
男のロマンを感じずにはいられませんでした。
敗北を経験しながらも、もう一度真剣になる様は、
男がいつも心に秘めていることだからです。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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