月別記事

ブログ 今日のいもたつ

柳家花緑独演会

120329blog.JPG

現役落語家の中で、トップクラスで、
私としてはかなり好きな、そして実力ある落語家だと思っている
花緑師匠の独演会です。

前座の柳家フラワーさんの「元犬」師匠が「火焔太鼓」
中入り後、見事な大神楽があり、締めは師匠の「試し酒」。
満喫しました。

「元犬」は初めて観たネタでした。

昨秋も花緑師匠の「火焔太鼓」は観ているのですが、
そこからの練り上げを感じます。
志ん生師匠を元に、相変わらずのスピード感が売りです。

大神楽は見事の一言です。
なかなか目のあたりに出来ない貴重な芸とのこと。
27歳で芸歴24年というこれから、
この世界を背負って行く、柳貴家雪之介さんの将来も楽しみになる芸でした。

締めの「試し酒」は、音でしか聞いたことがないネタで、
ライブは初めてです。
こういうネタは、ライブでこそ価値があります。
私が酒呑みということもあり、
苦笑いながらの大笑いでした。

花緑師匠流石のひとときでした。

【いもたつLife】

日時: |

防草シート

120328blog.JPG

有機干し芋作りの干し場の脇にスタッフ駐車場があります。
ここの草取りが大変で、一年に数回、
スタッフ総出で一日がかりで草取りしていました。

有機干し芋の干し場の脇ですから、
除草剤は撒けません。
そもそも除草剤がありません。

そこで防草シートを特注しました。
隙間があるので、
(雑草は生命力があるので、わずかの隙間からも伸びてきます)
稲藁を敷こうと考えています。

【芋日記】

日時: |

うなぎ 1997日 今村昌平

120327blog.jpg

妻を殺した男、愛しているから殺害して、
そこでこの男の人生は止まりました。

自殺未遂の女は、世間に流されて流されて、
でもそれなりに上手く立ち回った女でした。
でも生きていくことに疑問を持ち自殺を、
この女を助けたのが、男です。
女は大人ではありません。
自分の人生はまだ流されています

二人がたどり着いたのは、
平和な田舎町です。
ここでの何もなさそうな、
たとえば無邪気なUFOオタクとのかかわりや、
たとえば釣りを楽しむ出来事や、
女遊びに誘われる、
些細なことしか起こらない中で、
二人は少し変化します。

その日常に、女の過去の清算という大きな事件が否応なく訪れます。
女は覚悟を決め、
男は覚悟を決めざるを得なくなります。

男は、十字架を背負うことで、
止まっていた人生が動き出すところで終了です。

二人がこれから幸せになるかということは問題ではなく、
男がもう一度動き出すことができた、
それには些細なことの積み重ねが積もったことと、
十字架を背負う偶然があったからです。
でもそれを決めたのは男自身です。

人は息しているかぎり、仮死のままではいられません。
ただ、償いを自分で超えられないとして縛られていた男には、
払うべき大きな代償がない限り次の一歩がでなかったのです。

そういう機微を感じる映画でした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

メロンの苗床

120326blog.JPG

昨年の干し芋産地でのメロンの収穫は壊滅的でした。
親しい農家でメロン栽培している5軒のうち
なんとか収穫できたのは1軒で、
残り4軒はほとんど収穫なしか、全く収穫なしでした。

そんな経緯があり、今年度のメロンの作付けは、
どこの農家もかなり減らしてしまいました。

減らしても作業は同じで、
苗床作りからスタートです。

【芋日記】

日時: |

水曜日のエミリア 2009米 ドン・ルース

120325blog.jpg

自分勝手な大人たちとその犠牲になる子供と一見されますが、
主人公は一生懸命に生きようとしています。
それが空回りばかりです。

彼女の気持ちはわかりますが、
彼女に感情移入はできませんでした。
もっといえば、彼女の夫にも、元妻にも、
彼女の母と父にも理解できません。
何故か?

大人たちは重箱の隅をつついているような印象だからです。

全体の流れは、
彼女と血のつながらない息子が、
家族になるという流れで、
王道でそこにたどり着く彼女と息子の心の葛藤は
よく描かれていたと思います。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

おかあさん 1952日 成瀬巳喜男

120324blog.jpg

文句なしの良い映画です。
戦後の貧しい家族が、生きていく姿です。

全体は明るい雰囲気ですが、
不幸が当たり前に起こります。
無常であることを、
目の前のことを、
受け入れるしかないなんて理屈をつけることもなく、
淡々と映画は過ぎます。

戦前クリーニング店を営んでいた夫婦が
(妻=おかあさん=田中絹代)焼け跡から
立ち直り再興します。
長男、長女(香川京子)、次女と妻の甥を預かっています。
途中夫の一番弟子がクリーニング店の助っ人で家族に加わり、
最後は丁稚が家族に加わりますが。

長男が亡くなり、夫が亡くなり、
次女は養子に出します。
一番弟子も去ります。
家族は欠けていきます。

悲しいことが矢継ぎ早です。
その代わりの幸せは些細です。
お祭り、映画鑑賞、長女の彼氏の招待のハイキング、
次女との別れる前日の遊園地。

ドラマでないドラマ、
別れの方がクローズアップされますが、
これも淡々と、だから余計にリアルです。

そんな日常を台詞でなく、
姿で語ります。
感動的でない常に感動を感じます。

ラスト近く、家族がほとんど欠け、丁稚が来た頃、
長女はそろそろ嫁ぐことを匂わせます。
それと同時におかあさんが死に近づくことも匂わせます。
それはこの映画の無常な日常の精神の余韻です。

生きる本質を考えました。

追伸
昨日、「有機干し芋セット」販売開始しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ

直接ページはこちら
有機干し芋セット2012

【芋日記】

日時: |

麗しのサブリナ 1954米 ビリーワイルダー

120323blog.jpg

たくさんの面白さが入っている、
名作と言われているのが納得出来ます。

語り尽くされているでしょうけれど、
オードリー・ヘプバーンは美しいです。
ファッションも。

コメディで終わっていないところも好感です。
ちょっとした風刺がアクセントですし、
主役達の親世代の価値観も年代を考えて自然でしょうし、
西欧の当時の感覚を知ることができます。

リズムもあり、脚本も無駄なしです。

個人的にはラストがアンハッピーの方が自然と思いますが、
まぁそれはご法度でしょう。

この映画の前日に、
新藤監督の「どぶ」を鑑賞したのですが、
同じ年代の日本とアメリカの違い、
映画等でわかっている、
何度も感じていることですが、
あまりの違いを今回も痛感です。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

現代フランス映画の肖像2(フィルムセンター)

120322blog0.jpg

120322blog1.jpg

コナン大尉 1996仏 ベルトラン・タヴェルニエ
第一次世界大戦のフランス軍の軍隊での出来事を、
二人の将校を中心にして、
戦士や従軍している人々やその背景を描きます。

人の性格は戦場でもそれにまつわる戦時下の生活でも、
それぞれです。
馴染める者、できない者、
適応できる者、できない者、
戦時ではなくても同じくですが、
戦時下の方が顕著です。

二人の将校は、お互いに相手を尊重しながらも
時に争いながら自分が信じる行為をします。
そこに他の者が絡んだり、事件も起こるのですが。
歴史的な背景が分からず少々戸惑いもありました。

それはともかく、
友情と人間模様を丁寧に綴った映画です。

フランスでどれ位支持されているかは分かりませんが、
事情通が観ればもっと楽しめる映画という匂いを感じました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

試験栽培

120321blog.JPG

毎年少しでも有機干し芋(サツマイモ)作りを向上させたいので、
色々なことを試します。
ことしは、EMボカシ肥料で、
抑草しながら、品質を上げるという実験をします。

このヒントは、宮城県の有機稲作農家の及川さんの農業を観てです。

及川さんの作る、有機米はとても素晴らしく、
栽培方法もとても理にかなっています。

今回EMボカシ肥料を取り入れる相談をしたら、
細かいレシピや作り方を教えてくれました。

そして、EMボカシ肥料の見本まで送ってくれました。
本当にありがたいばかりです。

【芋日記】

日時: |

畑の検査

120320blog.JPG

畑はとなり同士であっても、
そして同じように同じ品種を栽培しても、
全然違うサツマイモが出来上がることは
めずらしくありません。

畑でかなり性格が違います。
それをある程度数値化できるので、
毎年、畑の土壌検査をしています。

たい肥や肥料を入れてどうなったかもの
推測の目安にもしています。

ただ、農業は毎年違う環境
(気候、天候、病害虫や雑草の生える具合)
なので、予想して栽培して収穫してどうだったかは
あくまで推測です。
収穫量も数値化ですが、
他にも少しでも数値化できることは数値化して、
仮説を事実に近づけています。

追伸
今日は「春分」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「春分」の直接ページはこちら
春分

【芋日記】

日時: |