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ブログ 今日のいもたつ

棒がけ仕立て

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稲の茎がまだ青いのがわかります。

天日干しのよさは、稲の穂がここからますます熟成して行くことです。
稲の茎に残った養分が枯れてゆく過程で、穂に送り込まれます。

コンバインを使えば、一気に稲刈り、脱穀、そして、移動も簡単です。
天日干しは、刈り取り、棒を立てて稲を掛け、3週間~1ヶ月の時間も掛かり、
そこから脱穀、運ぶのも大変・・・。
だけど、味が違います。

晩秋の日本の原風景でもあります。

【米探訪記】

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抑制畑

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この人参畑は、雑草が生えてきません。
人参の種を蒔く前に、畑の表面を、
EM菌のぼかしと米ぬかと、そこに生えていた雑草で、
たい肥を作るように発酵させたからだそうです。

草の抑制と、人参の肥料と、一石二鳥の技ありです。
頭の良い人、しっかり考える人はいるもので、
尊敬します。
有機ほしいものサツマイモ畑でも応用できるか試してみます。

【米探訪記】

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手作り農機具

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有機米農家で見せてもらった手作り農機具です。
全ての作付けが有機栽培でしかもすべて天日乾燥している、
素晴らしい農家です。

栽培も随所で工夫していて、この農機具もそのひとつです。
機械除草の農機具です。
通常は田植え機の通り道しか除草できないのですが、
通り道だけでなく稲と稲の間も除草できるように、
改良されていました。
しかも手作りなので、既成の除草機にプラス数万円の材料費だけがコストとのこと。

同じようなものを農機具屋に頼むと150万円ほどとのこと。
大したものです。

【米探訪記】

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米沢牛

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今年の東北コメ農家回りのでは、
宿が、山形県と、山形県と宮城県の県境だったせいか、
米沢牛を2回食べました。贅沢でした。美味しかったです。

またコメ農家回りで、減反のコメが飼料用になる話もでましたので、
それを考えながらの食事でした。

コメを飼料にするためには、そのままではダメで、
発酵させる、炊いたような状態にさせることが必要らしいです。
だから加工も手がけないとならないということです。
コメ農家も単にコメ作りだけでは難しい曲がり角のようです。

けれど、国産のコメが飼料の米沢牛は今よりも、
さらに安全で美味しくなります。
そして食料自給率も上がります。
(輸入飼料は自給率をかなり下げています)
頑張って欲しいです。

【米探訪記】

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石ノ森章太郎ふるさと記念館

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宮城県登米市に、タツマにとって大切な有機米の農家がいます。
目と鼻の先に記念館があり、
今年は約束の時間まで見学できました。

サイボーグ009、仮面ライダー世代ですから、感動もんです。
一日いたい程でした。

ちょうどヒロイン展をやっていて、
フランソワーズ・アルヌールの原画が展示されていました。
美しく、芸術でした。

【米探訪記】

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みずの実

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秋は毎年、米の視察で東北を回ります。
宿の料理のひとつで出てきました。
山菜です。

とても美味しかったです。
素朴だけど、力強さがあります。

こういう料理は、最高です。

【米探訪記】

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緑肥用の作物を畑回りに植えています

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虫を少しでも防ぐために、
農薬をまかないので虫が付いても、
隣の畑に行かないように少しも足しになるように、
2m近く育つクロタラリアというマメ科の作物を植えています。
一般の干し芋農家さんたちにすれば、有機栽培は特殊です。
全く違う栽培なので、
有機の畑だけでなるべく完結させたいという考えからです。

【芋日記】

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サツマイモガンバレ

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有機栽培の畑は一番先に虫が付きます。
葉っぱをほとんどイモムシに食べられましたが、
実は付けています。
一本のつるにこれひとつかもしれなしし、
まだあるかもしれないけれど、
兎にも角にも虫に負けず、葉っぱもほんの少しなのに、
頑張っています。

全体の収穫量も掘ってみないとわかりませんが、
少なくてもかまわない虫被害なので、
多少でも収穫できれば嬉しいです。

【芋日記】

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八ヶ岳地ビール タッチダウン プレミアム・ロックボック

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あくまで本格的なボックビールを造り、
日本向けに仕上げたという印象です。
正直、こんなボックビールを国産で飲めるとは思いませんでした。

アルコール度数を7%にしていることも、
ギリギリ本格ボックを日本向けで造ろうという
意気込みが感じられます。

「白樺生」でも感じましたが、市場に迎合というより、
ポリシーをもって、でも一人よがりにならない物を造る。
当たり前だけど、それを実現しています。

この蔵は目を離せません。

【酒呑みのひとりごと】

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闇の列車、光の旅 キャリー・ジョ-ジ・フクナガ 2009米・墨

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国を捨てなければ生きてゆけない、
アメリカに行けるかも、行ってどうなるかもわからない、
けれどこのままでは生きてゆけない。
中南米の貧困層の現実です。

生きるとしたら人でなしでいることなのだ。
普通ということがありません。
少年は人を愛したために、普通の人間らしさが目覚めた時に
それに気がついた。
でもそれは死を待つだけの人生になった。

国を捨てた少女と少年の逃避行には、
甘いものはない、いつも死が隣にいる。
でも二人にはそれしかない。
生きることの選択がほとんどない世界が、
世界にはまだたくさんあります。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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