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ブログ 今日のいもたつ

映画講座 2010年春1回目

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毎年秋の恒例の「小澤さんの映画講座」が
春にも開講されるようになりました。
秋の金曜夜から、今回は土曜の昼の日程なので、
主婦の方が参加しやすいのでしょう。いつもと雰囲気も違いました。

小澤さんはまずます話し方も上手になっています。

今回は「1対1の対決シーン」特集でした。
西部劇、東西の刑事物、カンフー、ヘリコプター物、時代劇、
それぞれの1対1シーンです。

主役と相手役のその時の関係や映画会社の事情まで、
1対1の対決から推測・解説は面白い視点からの特集になっていました。

【いもたつLife】

日時: |

赤い橋の下のぬるい水 2001日 今村昌平

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中年男のファンタジーアンドコメディなので、
楽しく笑いながらの鑑賞が正当なのでしょうけれど、
笑うことができないでみおわりました。

「豚と軍艦」のころから、
この映画のころまでの日本をちりばめて、
水をモチーフにして物語ができています。

主人公を自分と重ねると、コメディでなくなってしまいます。

ホームレス、さえないビジネスマン、失業に失業保険、
田舎の漁師、都会と田舎の生活、
生活のためのマラソン留学のアフリカ男と町興し、
離婚をせまる妻とそれを支持する妻の両親、
住宅の売却、公害の後の神通川と神岡カンデ
そして性。
「水」の流れや形、勢いや静、または汽水を通して、
今村監督は何を言いたかったのか。

もしかしたら難しく考えずに、
私が感じたように、心のちょっと遠い所が揺れれば
それで良かったのかも、とも思いました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

大根の葉

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掘りたての大根をもらうと葉っぱがシャリッとしているから、
捨てることができません。
3度の食事で煮て食べました。

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戦争映画をみて、食べ物のありがたさを感じているから。
なんてキザなことは言いません。
ただ、こういう所も食べてみようを思うのは、
やっぱり現代が裕福なのだだろうという感覚がありますし、
それは大事なことです。

【いもたつLife】

日時: |

白痴 1951日 黒澤明

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ドフトエスキーの原作を知っている方には
怒られるかもしれませんが、
知らない私でも、そのテイストが充分に伝わってきます。
ヨーロッパ的で文学的な映画になっています。

黒澤映画での原節子さんは新鮮で、鮮烈な彼女がいました。
久我美子さんも持ち味が出ていて、ファンでもあるし、
二人の対決は息を呑むばかりでした。

黒澤映画の雰囲気=常連の役者がいるし=らしさもありましたが、
テイストが他の黒澤映画とは違ったのは、
やはり原作に忠実だったからでしょう。

雪の北海道はこの物語にピッタリで、
全体が醸す世界に“人とは”を考えることに没頭しました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

えん麦

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ほしいものさつま芋畑もなるべく輪作したいところです。
さつま芋の輪作には「麦」が季節が合います。
色々な麦を試しています。
ここは「えん麦」です。
他の麦よりも背が高くなり、実の形も違います。
根の張り方も強いようです。

麦を収穫するのが目的ではなく、緑肥と土壌改良が目的です。
根の張り方を見ると、土壌改良の効果はありそうです。

【芋日記】

日時: |

マンハッタン 1980米 ウッディ・アレン

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このニューヨークを世界中の人にみせたい。
そんな背景を感じ、それをみせてもらえました。

ストーリーは、
現代と言っても30年前ですが、
エゴを、特に男のエゴを、もう全く自分をみるようで、
嫌になる主人公のウッディ・アレンと恋人たちで、
現代と男を描きます。

細かいことはなしで、
大きく感じたのは、
「余裕」人生に一番必要なものかなと思いました。
でもそれは自分が生きる舞台で必要なものです。

軽快だけど、ひとひねりある台詞の応酬も楽しめました。
ウッディ・アレンは優しいロマンティストですね。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

加賀の露 2010年の蔵出し

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今年も好評を頂いています。
5/20の蔵出しで今日早速、
自分も含めて首を長~くしているお客様に配達しました。

加賀の露は米の旨みと飲みやすさが同居しています。
食中酒としても重宝な焼酎です。
吉川の特A山田錦はさすが!ということですが、
菊姫が熟成感をみての蔵出しの面も大きいのでしょう。

兄貴分の加州剣とは違う魅力があります。

【酒呑みのひとりごと】

日時: |

抵抗 1956仏 ロベール・ブレッソン

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たんたんと語られた良い映画です。
押し付けがましくない、
ドラマを入れている訳ではないけれど、
眼差しを深くしてしまいます。

それは語られる物語(実話)に生きる哲学を込めて
つくられているからでしょう。

ブレッソン監督の作品は初めて観ましたが、
他の作品も観ないでいられなくなりました。
「大根の葉」
掘りたての大根をもらうと葉っぱがシャリッとしているから、
捨てることができません。
3度の食事で煮て食べました。

戦争映画をみて、食べ物のありがたさを感じているから。
なんてキザなことは言いません。
ただ、こういう所も食べてみようを思うのは、
やっぱり裕福なのだだろうという感覚がありますし、
それは大事だなことです。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

間引きの大根で

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ほしいも農家に行くたびに野菜を貰います。
ここにいて野菜を買ったことがありません。
今回は、間引きの大根と玉ねぎです。

柔らかいし新鮮なので、
葉っぱも全部食べました。

【いもたつLife】

日時: |

ほしのこえ 2002日 新海誠

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噂に聞いてはいましたが、見事なものです。

でも身近を遠めでみても同じことはおきています。
年賀状を表裏自分で半自動的に印刷するなんて、
机の上にコピー機(プリンタ等)があって気軽にコピー、
いつでも誰とも話せる携帯電話
等々
20年前には考えもつかないことばかりです。

こうして簡単に自分の話題を世界中に情報提供できることも。

だから一人でアニメ映画も作れてしまう。
相当の頑張りはあったことでしょうけれど。
(また、この作品はとてもセンスが良いです)

でも最終的にはセンス(才能)、
もしくは興味を持ったことを磨く努力ですよね。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |