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ブログ 今日のいもたつ

ラン・ローラ・ラン 1996独 トム・ティクヴァ

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ローラ(フランカ・ボテンテ)は恋人マニ(モーリッツ・ブライブトロイ)の尻拭いのために20分で10万マルクを調達しなくてはなりません。
そのために、さあ走る走る、これが3回トライされます。

ローラの父親は銀行の頭取らしく、それをあてに走る走る、
でも1回目はあえなく失敗、2回目は微妙に好転しますが、ダメ、3度目の正直でという物語です。

ローラの3回のトライは微妙に違ってきます。
その微妙な違いは、大きな違いという結果になります。
これはローラとマニの運命が大きく違うだけでなく、走るローラをほんの少し触れ合う人達の人生も大きく変ります。
これが面白い。

冒頭、哲学的なメッセージで始まり、劇中にそれを表現しているようです。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: 2017年06月09日 12:35