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ブログ 今日のいもたつ

依頼人 1994米 ジョエル・シューマーカー

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映画になるような題材は、頻繁に起こることではなく、
特異な事象であることがほとんどです。
今回も当然特異なケースです。

この映画では司法ですが、それを含めて法というものは、
完全に機能させることはできません。
最大公約数を狙ってどこかで落ち着かせる(妥協)しかないのですが。
それを良しとは当然思っていませんが・・・。

ただ、その誰もが納得できない現実を逆手にとるのは許せません。
誠意というのが、根底にあるのが基本中の基本です。

欲と嫉み、それと悪をなんとも思わない、
その犠牲に陥らせないストーリーは快心でした。

この少年家族のような犠牲者にはなりたくないけれど、
生きている限り何が起こるかわかりません。
それとは逆に、加害者には、なろうとしなければならないでいられます。
それを強く感じました。

【いもたつLife】

日時: 2009年06月16日 06:48