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二十四の瞳 1954日 木下恵介

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戦争を背景に、村の家族達の悲哀が描かれた有名なストーリーは、
多くの示唆があり、観るものがそれぞれを感じるでしょう。
感動し涙しました。

時の流れとともに、主演の高峰秀子の雰囲気が少しずつ変わります。
18年ぶりの分校に戻った姿は、
その間に起きたできごとを受け止めた姿になって、みせてくれます。

人を想うことしかできないことが、けっして無力ではないことを、
個人の力では何もできない時代にも(時代だからこそ)
大きな支えになっていたことが解ります。

唱歌を口ずさんでいた子供の頃を思い出しながら、
こっそりと涙してみた映画でした。

【いもたつLife】

日時: 2009年09月10日 07:40