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ブログ 今日のいもたつ

虎の尾を踏む男達 1952日 黒澤明

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私にとっては名作でした。
好きな黒澤映画と言った方が適切かもしれません。

大河内伝次郎とエノケンが目立つし、
二人はもちろん素晴らしいのですが、
脇の俳優人の存在もどっしりしています。

とにかくワンシーンに重厚感があります。
そのシーンの奥に潜む多くのそして
複雑な文脈があってシーンが出来上がります。

観る者のこれまでの人間観や歴史観で、
まるで違って映るでしょう。

日本文化に日本人であることに誇りを持つ作品でした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: 2010年05月04日 10:40