今日のいもたつ - 干し芋（ほしいも・干しいも）のタツマ

玉乙女は他の品種よりも、しっかりと蒸かしことが大切です。
その後の加工は大変ですが、そうしないと美味しく仕上がりません。

この農家ではだいたい三日分の原料芋を洗います。
洗った芋は建屋の中においておくので、傷むことはありません。

丸ほしいもの加工がそろそろできなくなる時期にきました。
今年度はここまで、なるべくたくさんの丸干し芋を加工してきました。

５月終わりから６月にかけてが、サツマイモ苗を植える時期です。
この畑は、麦も収穫し、サツマイモも植えます。
麦の収穫は６月終わりなので、苗を植えてから収穫です。
そのために、麦の間隔は苗を植えられる幅になっています。

２月に入ると加工が終わる農家が出てきます。
干し場には乾くまで干し芋が残るのですが、
この農家は、全部仕上がっていて、干し場も片付けしていました。

今年もほぼほぼ一人で頑張った、ぎんさんが終わりました。
平年よりも１０日ほど遅れましたが、無事終了です。

動力で回す扇風機１台と１００ボルトが３台、都合４台の扇風機が回っています。
雨が多いのと、暖かい日があるため、ずっと回つています。

１２月に突貫工事で乾燥機用の建屋を立てて、乾燥機を入れた農家です。
「乾燥機があって助かった」と。
今年の天候だと本音です。

原料芋のデンプンが完熟して糖に変わっているので、
スライスしてもそこから蜜が出てくるので、
切れ目がふさがるような感じで、わからなくなります。

自社農園では稲作はしていないので、稲藁は貴重です。
畑の輪作で麦は育てるので、麦わらはあります。