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ブログ 今日のいもたつ

今年も一工夫します

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麦間栽培畑の定植の準備ができました。
今年はえん麦で、畝(うね)間も広げてみました。
また、株の間にはマリーゴールドを植えていきます。
より効果的に線虫対策になるか試します。

【芋日記】

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メロンも追いつきました

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4月前半の低温で、サツマイモ苗だけでなくメロン苗も育ちが遅れましたが、
ここにきてメロンもサツマイモ同様追いつきました。

【芋日記】

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定植が始まっています

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苗を畑に移植することを定植といいます。
先週から、少しずつ始める農家がでていましたが、
ここにきて、どの農家もはじめています。

【芋日記】

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農園スタッフの草花

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毎年この時期になると、スタッフが手入れしている草花が咲きはじめます。
夏が来た事を感じます。

【芋日記】

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切り揃えています

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順調に伸びた苗は、長いものだけ切りそろえます。
この作業をやると、この次からたくさんの苗が出揃います。

【芋日記】

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ぽっかり

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だいたい順調に伸びてきている苗ですが、
ほしキラリはまだまだです。
これは昨年同様ですから、ほしキラリの特性です。
この苗の伸びでは、作付けする農家はまずいないでしょう。

他にも、シルクスウィート、クイックスウィートあたりの伸びが遅いです。
これらもほとんど作付けされていない品種です。

【芋日記】

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挽回してきました

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昨年よりも10日ほどの遅れだった苗ですが、
ここのところ夏日が続き、挽回してきました。
畑の準備を急ぎます。

追伸
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【芋日記】

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【SPAC演劇】例えば朝9時には誰がルーム51の角を曲がってくるかを知っていたとする 大東翼・鈴木一郎太・西尾佳織 演出

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街(路上)を舞台としてしまった演劇です。

観客は十数人のグループに分かれて、演者を追います。
エキストラを含め、街の中に俳優がいて、要所で劇の核が演じられます。
それ以外は、主人公を追っていくことになります。

面白いのは物語が二つある点です。
物語はある家族の数時間で、当然同じ家族設定ですが、
あるグループの主人公は姉になり、姉を追いながら繰り広げられる物語を見ます。
もう一つのグループは、弟を追いながら、弟を中心とした物語を見るのです。

途中、誰が俳優で、エキストラであるか、本当の街の人かの区別が付かなくなり、
当然、演技をしている人なのか、現実社会で今生活している人(出来事)なのか、
が解らなくなる体験です。

実験的な演劇でした。

【いもたつLife】

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【SPAC演劇】聖★腹話術学園 ジャン=ミシェル・ドープ演出 アレハンドロ・ホドロスキー作

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アレハンドロ・ホドロスキーの戯曲ですが、彼の映画ほどは過激ではありませんでした。もちろんそのエッセンスはあり、強烈な内容ですが。

役者は皆等身大の人形を抱えています。彼らは人形を操る何かの役(学園の生徒)でもあり、その人形の役でもあります。
主人公のセレクトはこの奇妙な学園に紛れ込んでしまいます。
そしてやはり生徒であり、人形使いにもなります。
彼は学園に束縛されてしまいます。そこから彼の自由を獲得する物語になっていきます。

人形を操り戦うセレクト、キリストを操り自由を望みますが適いません。次には兵士を操りますが、死神に返り討ちに合います。
そしてついにかれは、人形を棄てて戦うのです。

当たり前に、自分の意志で生活しているように見えて、駆り立てられている何かの力で、
自分の意志は支配されている、自分の行動を見つめてみるとそんな、自分の行動は自らから湧き出てきた動機からだろうか?それを人形に操られてしまうというやり方で表現しています。
とても怖い内容なのですが、とにかく劇はユーモラス。
そして、支配されているのが本当のことのように人形を操る俳優達です。

そして、前から2列目で観劇していると、
人間の役を演じる彼らの息遣いも表情も、快楽や苦悩や欲望の強さを物語って伝わると同時に、それが人形にも乗り移っているのです。
彼らの分身のようでした。

【いもたつLife】

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【SPAC演劇】盲点たち ダニエル・ジャンヌトー演出 モーリス・メーテルリンク作(「群盲」より)

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目が不自由な12人の男女が、森の中に取り残されたという設定です。
ある島の施設からハイキングで森にやってきました。もちろん施設の先生の先導でですが、何故か先生はいなくなり、戻ってきません。
段々と不安になる12人、そして先生は死んでいたことがわかります。

この演劇は、野外をそのままセットそして使うようですが、当日は雨天なので、室内バージョンでした。
室内にはアットランダムに椅子が並べられていて、客席も舞台です。
スモークが炊かれて薄暗く視界は1mくらいです。
その中で多分12人の役者が散り散りになっていて、遠くからまたは近くから、声が聞こえてきます。
森の中で散り散りになっているからです。
不安を抑えきれず喚く男、冷静に先生を待とうという女、こうなったのはあなた(一人の特定して人物)の責任と責める女、恐怖で動けなくなる男、念仏を唱える女。
皆の不安は高まるばかりです。

突然に死の恐怖に晒された人間の嘆きの感情が伝わってきます。
私達は目が不自由ではないし、今では誰も携帯電話を持っているから大丈夫というのは気休めでしかありません。
生身の人間なんて脆いものです。
都市を作りその中でしか生きられないのが人間です。
自然に身をさらせば、ものの2日もあれば死が待っています。
もちろんそんな状況に追い込まれるのは、事故や災害時ですが、
都市の中でしか生きられないということは事実なのです。

あの叫び声は他人事ではありません。

【いもたつLife】

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