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ブログ 今日のいもたつ

紅葉山庭園 家緑の夢空間(呈茶付き)

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駿府城内の紅葉山庭園で1年に一度、
柳家家緑師匠の独演会が開かれます。
庭園内の茶室で84名という、家緑師匠の独演会としては、
(たぶん)最少人数で聞ける落語会です。
マイクを使わない肉声で師匠を間近にしての落語は最高です。
(しかもお茶とお菓子付き)

今年の演目は、
師匠の前にお弟子さんの柳家フラワーさんの「元犬」、
師匠の「つる」
中入り後に「妾馬」です。
終了後には、師匠のサイン会もあります。

家緑師匠は、かなりの人気者ですが、
小さい箱でサイン会まで、たぶん最終で帰るのでしょうけれど、
最前線でファンを大切にしています。
素晴らしいです。落語も良いわけです。

「つる」は、
表情が最高です。普段、音で落語を楽しみますが、
音で楽しめないのが表情です。
ライブはやっぱり良いです。

「妾馬」はたっぷり50分。
こんな丁寧な「妾馬」は初めてです。
この演目、実は私は、大詰めでくすぐったくなる演目なのですが、
そこが感動的までになっていました。
そしてこれも表情と声色が良い。
たっぷり楽しみました。

この落語会は84名という定員なので、抽選です。
来年も当選することを祈るばかりです。

【いもたつLife】

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EM栽培

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今年はEM菌を活用した2種類の新しい栽培を試しています。
そのひとつは、EM菌でサツマイモの食味を上げることを試しています。
EM7の活性液をサツマイモ畑に散布しました。

サツマイモの甘みが上がった事例があるのですが、
干し芋用のサツマイモでも効果があるかを試しています。

宮城県の有機稲作農家の及川さんも、
EM7でトマトの甘みが上がったと言っていましたから、
かなり期待しています。

【芋日記】

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まだ育てたいところです

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有機栽培は草との戦いで、
ここは草に負けていた畑ですが、
ようやくサツマイモの葉が畑を覆いました。
芋掘りまで1ヶ月をきりましたが、その間、
まだ育って欲しいところです。

【芋日記】

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2012年9月の治作

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銀杏
翡翠色に輝くまさに秋の味覚、
綺麗で食べるのが勿体無い位です。
あまく、ほろ苦く、ねっとりした食感。
銀杏ならではの上品な味わいです。
ひと塩が活きています。

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先付け
秋刀魚の卯の花、梨とパプリカの白和え、揚げナスの田楽、筋子の醤油漬け、栗と枝豆
秋は食材の宝庫です。

良い感じで〆てある秋刀魚と卯の花が合います。
柚子風味が美味しさを一段上げます。

梨、パプリカ、白和えのハーモニー!
(無理やりですとのことですが、そんなことなしです)

秋茄子は嫁に食わすなとはこのことです。

あっさりめの筋子は酒に合うし、(13by山廃純米)
旨みをかねたさっぱりさです。

枝豆らしい、栗らしい、素材を楽しむ贅沢さです。

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からすみご飯
紅白がおめでたい演出です。
(治作のご主人が結婚間近)
からすみで菊姫を飲んで、
ご飯の味を確認して、
両方で美味しくて、ここでもう一度菊姫呑んで、
ひと口で最後のからすみご飯に大満足で、
菊姫をまた堪能しました。

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お造り
赤身、中トロ、ヒラメの昆布締め、カツオ、アワビ、アカイカ

こんな贅沢して良いのでしょうというくらい
豪華でどれもうまい。

ヒラメが綺麗しかも、昆布締めの上手さを感じる締めで、
しかもヒラメの旨さの余韻が残ります。

なんでこんなにコリコリで甘いのか。
包丁の技とイカの手柄です。

イカとは違うコリコリでイカとは違う甘い旨みがアワビです。
そして磯の風味が脳裏まで上手さを刺激します。

カツオはタタキです。
あぶらがのった身に、歯ごたえの良さをプラスさせています。
カツオも大好きですが、今までとは違う味わいの発見です。

きめ細かさが見ているだけでわかり、
それ以上の味を提供してくれるから嬉しいばかりです。

ワサビと醤油が上物でないと、本当の中トロの美味しさが味わえないことが、
わかります。
それだけの中トロでした。

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ハモとマツタケの土瓶蒸し
『あ~おいしい』と思わずもれます。
二杯目も『あ~おいしい』です。
三杯目、やっとどういう味かわかってきます。
そして、大きいマツタケの食感を味わい、
飾り包丁のハモを味わい、大きい銀杏でほろ苦さを味わいます。
ここで気づくのは、菊姫を呑んでいなかったこと。
もう一回りは、菊姫と、土瓶蒸しを楽しめました。

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ゴマ豆腐
いつもタイミングが素晴らしいです。
ハモとマツタケの土瓶蒸しのあの旨さの後に、
別次元で匹敵できるのが、
治作のゴマ豆腐です。
正々堂々の味で堪能し、
菊姫とも合わせ、治作の底力を今日も感じます。

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焼き物・煮物
カモ
カモ、ネギ、カラシ、強いものが拮抗しています。
強い者同士で美味しいというよりも、
荒々しいうまさを味わわせてくれます。

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キンメの焼き魚
見るからに美味しそうで、香りも絶品です。
皮も、身も、骨回りをしゃぶっても、どこも凄く美味しい!

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キンメの煮付け 活き締め ハリ付き
裁いたら針もついていたキンメです。

頭は食べるというよりもしゃぶるです。
身がほぐれるところももちろん美味しいのですが、
身を食べるために骨をしゃぶると、
そこには異次元のうまさがあります。

“むしゃぶりつく”
ほどの味わいは、やっぱりキンメの手柄と、
それを仕入れる手柄と、煮付ける技です。

マツタケご飯
ご飯とマツタケが1対1です。
ご飯にマツタケの味と風味がまとわりついています。
ご飯一粒に旨みが伝わっています。
日本人がご飯を主食にしていることは正解です。
そして、マツタケの上手さを受け止めているご飯はやっぱり偉大です。

イチジクと葡萄のゼリーよせ
残暑が顕著だっただけに、それを癒すデザートです。
秋の素材の暑気払いデザートです。

葡萄は、甲斐路、長野パープル、ロザリオビアンコ
どれも皮ごと食べられます。
爽やかで締めくくりにふさわしいおいしさでした。

【いもたつLife】

日時: |

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畑も田んぼも秋の虫です。

長い夏が終わり、収穫を迎える田んぼと、
まだ畑で育つサツマイモですが、
いよいよ秋が深まってきたことを実感します。

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追伸
9/22は「秋分」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「秋分」の直接ページはこちら
秋分

【芋日記】

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芋掘り前

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抑草で畝(うね)を覆っていたマルチをはがしながら、
それとともに草を抜きながら、
芋掘り前のつる刈りができるように、
畑を整えています。

有機栽培の場合、草取りをしても次から次に生えてきますから、
芋掘り前の準備も予め、一畑ごとにやっておかなければなりません。

【芋日記】

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残暑

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干し芋のお取引の挨拶と、稲作農家の視察で、
あちこち回ったのですが、
そこでも口をそろえて「こんな残暑はじめて」でした。

干し芋産地でもそれは同じで、農作業も大変だったのですが、
農園前の草花も、平年よりも花が長く続いている事で、
残暑をより感じていました。

けれどさすがに季節が変わったことを感じる最近です。

【芋日記】

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川西町の取材

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川西町で一生懸命稲作に取り組んでいる農家を
取りまとめているのが、川西産直センターです。
かなり高品質のお米を、多く取り扱っています。

訪問している時に、山形テレビの取材がありました。
台湾の百貨店に輸出しているので、
台湾からのバイヤーさんが訪日していて、
その方を主にした番組作成の取材でした。

台湾で実際に稲作をしていたり、
川西町から台湾の百貨店に試食販売の農家が行ったりと、
交流も多いそうで、
バイヤーも日本びいきとのことで和やかな取材風景でした。

【米探訪記】

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川西町の視察

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川西町は山形県の中でも有数の米どころです。
タツマの米の中でも支持されている産地・お米です。
ここでは、有機栽培と特別栽培で稲作をしています。

農薬は使わないか、使っても一度だけなので、
草取りをはじめ管理にはかなり苦労しているようで、
田んぼもそれを物語っていました。

今年は残暑の影響で、熟すのが早く、
そろそろ刈り時になっていました。

【米探訪記】

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EMでの抑草栽培

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有機サツマイモの畑でも実験している、
EMぼかし肥料での抑草栽培は、
及川さんから教えてもらった栽培です。

及川さんがその栽培をしている畑も見せてもらいました。
人参畑ですが、しっかりと草が抑えられています。

今年準備した畑だけでなく、
時間が経った畑でも抑草の効果が見られました。

EMぼかし肥料の作り方や、
畑での管理の仕方などを聞くことができました。

【米探訪記】

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