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ブログ 今日のいもたつ

味噌造り

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手造り自家製味噌を造りました。

大豆は、山形県東置賜郡川西町の有機大豆、
米麹は、滋賀県近江八幡産の不耕起米(品種:あさひ)の
七分つき米を麹屋さんで麹にしてもらいました。

昨年も仕込みましたが、今年分を仕込んだので、
昨年のものは、一年熟成で味わいはじめます。

【いもたつLife】

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紅はるか平ほしいも

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昨年から少しずつ作られるようになった
新しいほしいも「紅はるか」です。
今年から、少しずつ見かけるようになっています。
まだまだめずらしいのですが、
紅はるかの試作品を見るのがこれで3回目になりました。

だんだん、どんな干し芋かがわかるようになってきています。
今回印象に残ったのは、
その甘さが玉豊に似ていることです。
くせがない強い甘さでした。
色はかなり違います。
形も違います。

この農家では種芋も頼んであるとのことなので、
春に種芋も見せて欲しいと頼みました。

【芋日記】

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片付け

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今シーズンの干し芋加工が終了の農家が増えてきました。
蒸かしが終わっても、干し場に仕掛かり中の干し芋は残りますから、
片付けは、干し場以外からになります。

割と備品が多いので、
数日かけて念入りに洗い、
今年の秋の芋掘り後まで、しまっておきます。

【芋日記】

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大きい原料芋

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大きいサツマイモは、重いので、
皮むきもスライスも並べるのも重くて大変ですが、
それと同時に、取り扱いも注意です。

とにかく、とろとろに、
やわらかくなる程に蒸かすのが基本ですから、
大きいと半分に折れやすいのです。

ただし取り扱いの個数が少ない割りに
目方はきくという利点もあります。

【芋日記】

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幕末太陽傳(デジタル修復版) 1957日 川島雄三

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立川志らく師匠の言葉の中に、
談志師匠は、
「佐平次は居残りが好きだから居残る」とのこと。
だから病のために品川に逗留するという設定、
はご法度と言っていたようです。
確かに納得できます。
けれど、この映画はそれがキーになっています。

フランキー堺の佐平次は川島雄三監督そのもので、
その死生観が現れた傑作です。

落語を取り混ぜただけでなく、
幕末の人間模様の世界をたまらなく上手く描いた素晴らしい脚本、
それは特筆ものですが、
やっぱり監督の手腕、神が降りてきたような映画です。

役者陣も嵌っていて、
(若手はちょっと感がありますが、これもアクセントでしょう)
人情劇として心を打ちます。

とてもカッコいい佐平次ですが、
どこまでも心が醒めています。
そのスーパーマンぶりで、
クールで銭稼ぎの人救いをしますが、
唯一「おひさ」にだけ心を打たれます。
唯一杢べいだけは佐平次は敗北します。
それを受けてのラストの逃走もこの映画の締めくくりとして見事です。

彼の手のひらの江戸の庶民も侍も、
いつもの世の中の人模様です。
それを相手にニヒルを演じる彼は、繰り返しますが、
川島雄三監督そのものです。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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寒さ対策

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親しい農家の進さんです。

今年の冬は特に、例年にない厳しい寒さでしたので、
原料芋の保管は厳重にしました。
それでも寒さが通る(こちらではこう言います)
サツマイモはありました。

進さんもかなり気をつかったそうです。
昼間はなるべく暖めたり、
夜少しでも暖かさの足しになるだろうと、
電気をつけっぱなしにしたりと、
出来ることをやっていたようです。

お陰で、少々の傷みはありますが、
なんとか、順調に最後まで干し芋加工ができそうです。

【芋日記】

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長泉産ほしいももうすぐ

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あと二日、うまくすれば一日で仕上がりそうです。
原料芋を見た時点で、製品率が悪そうだったのが、
蒸かした時点では、意外と大丈夫と判断しました。
仕上がり前の現段階では、
その中間位の製品率でしょう。

茨城産玉豊よりも3割位製品率が悪い印象です。

ただしかなり以前、25年くらい前でしょうか、
玉豊を静岡で育てたことがありますが、
その時よりも製品率は良いです。
品種特性は変わるものですが、
そのあたりを今回実感しました。

【芋日記】

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すだれを重ねます

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一昨日から昨日にかけて、
もしかしたら大荒れの天気になるかもと心配だったので、
仕上がり途中の簾(すだれ)を、
雨よけハウスの真ん中に集めました。

幸いにも長雨にはなりましたが、
強い風が吹くこともなくよかったです。

今日からまた乾き始めます。

【芋日記】

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ベニスに死す ニュープリント 1971伊/仏/ルキノ・ヴィスコンティ

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ニュープリント上映とのことで、
二度目の鑑賞です。

前回は図書館での鑑賞でしたから、
今回は音が良かったです。
ニュープリントのふれこみですが、
赤い靴の方が綺麗でした。

映画は言わずもがな。
老音楽家の苦悩は、人が生きる姿です。
美を問い求める姿も人の本能です。

生きていく、老いていく、
また病理に犯される様を、
流麗な音楽と、
絶世の美少年と、
もう戻れない老音楽家で描きます。

その真理を鑑賞者に委ねる映画です。

機会があれば自分を確認するためにも
また観たい映画です。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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順調に仕上がっています

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立春を過ぎましたが、まだ寒い冬が続いています。

長泉産玉豊の委託での干し芋加工がこの時期だったので、
安心して仕上げることができてよかったです。
当初は11月の加工にして欲しいとの依頼で、
天候のことを考えると、
とてもとても受けることができませんでした。

この時期ならば原料芋の状態も、干し芋にして甘くなるし、
仕上がりも順調に進みます。

【芋日記】

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