月別記事

ブログ 今日のいもたつ

片付けが進みます

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蒸かし終えると片付けです。
備品等はすぐに洗ってしまいますが、
干し場は仕上がって所で片付けです。

今年は乾きが良いので、
干し場が一杯になることもなかったので、
干し場の片付けもスムーズは進んでいます。
(ここのところ天気がダメですが)

干し場は育苗ハウスにしていくので、
片付け後は、苗床の準備に入ります。

【芋日記】

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いずみ大判

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たかおさんの干し芋作りも最終になるので、
最後だけはということで、「大判」を頼みました。

平干し芋の1.5倍の厚さでスライスしますが、
仕上がりは平干し芋の2倍かかります。

通常でも絶品のたかおさんのいずみですから、
大判にすると独特の食感が加わって、
なんとも美味しいいずみ干し芋になります。

仕上がるのが楽しみです。

【芋日記】

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乱れ雲 1967日 成瀬巳喜男

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不可抗力で罪はなくとも人を殺めた男、
殺められたために遺されたヒロイン。
二人は結ばれてはいけない、幸せになってはいけない、
宿命を背負います。

けれど、男と女であり、幸せを自然と求めます。
けれど、、、

司葉子さんは20代の可愛い頃よりも、
30代になり、より美しくなってからの方が魅力があります。(私は)
それを見事に引き出した作品です。
そこには、女としての葛藤が、
台詞でない姿と視線と、まわりの雑踏の演出と、
もちろん彼女の演技で。
見事な出来栄えです。

「乱れる」の高峰秀子さんとは違った、素晴らしいヒロインです。

決して結ばれることがない”はず”の二人が
どうなるのか?
繰り返しますが、
二人とは相入れない雑踏の他の登場人物たち、
この演出が観ているものを、サスペンスに引き込み、
二人の純愛に憧れまでをも想わせます。

成瀬巳喜男この遺作でもたいしたものです。

追伸
昨日3月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月は薪ふかし紅マサリ丸干し芋です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月の干し芋」の直接ページはこちら
今月の干し芋

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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今シーズン最後の有機干し芋

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有機干し芋はリスク回避のために、
多くの品種を作付けしています。
玉豊、いずみ、玉乙女を中心に、
安納、人参(兼六)です。
今年は、紅マサリ、ホシキラリ、紅はるか も試してみます。

それとは違い、遊び心でほんの少しだけ有機干し芋にします。
今シーズンも最後に少しだけ作りました。
紫芋、紅アズマ、太白芋です。
どれも干し芋適正は今ひとつですが、
話の種に少しだけ蒸かしました。

【芋日記】

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ほしいも農家の収集品

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親しい農家の、ほしいも作業場の軒下にカンバンがふたつ、
どこから手に入れたか聞きました。

友達から譲ってもらったそうです。
その友達はどうやって調達したかは、
知らないのか、言わないのか。

収集したくなる気持ちはわからなくはないですが。

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【芋日記】

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雪です

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静かな朝になりました。

晴れが続かないことと共に、
ここのところ、朝になると鳥の声が
聞こえるようになってきていて、
そこでも季節の変化を感じていたのですが、
今朝はお休みです。

だいぶ干し芋の蒸かしが終わっているのですが、
まだ蒸かすサツマイモが残っている農家は、
今日からしばらく雪(雨)・曇りが続く天候は、
恨めしいばかりです。

【芋日記】

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本物のフィアンセ(グリム童話)by SPAC

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「この綺麗な赤いバラの花は何故咲いているのだろう?」
という何故の丘から始まり、
何故の丘に一回りして終わります。

人は目の前に起こる事象にその訳を知りたがります。
だから進歩したのですが、
何故知りたいのかは、わからないことを恐怖と感じるからです。

一回りした時、
赤いバラだけではなく、すべての存在を実感します。
名もない、何を成しえたわけではない人達への
エールでもありました。

たくさんの見どころがある演劇です。
劇中劇は可笑しく、
悪役の継母は、他人事とは思えない役です。

「少女と悪魔と風車小屋」と同じくモノクロと、
光と闇の演出で、真っ赤なバラは真っ白です。
大きさも変わります。
観客が色付けして、性格付けして観ることを促すようです。

一度だけでは味わえない奥が深い、
凝った演劇です。

【いもたつLife】

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少女と悪魔と風車小屋(グリム童話)by SPAC

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父は弱くて優柔不断、
母は疑心、
娘は強さと希望、
王は?庭師は?

悪魔は潜んでいる心です。

子供に聞かせる時は、
正直にや良き心でや、
人を恨んではいけません。
になるのでしょうが、
それを頭で知る大人は(私は)
娘の姿をもっと真摯に受け止める必要がありそうです。

演劇の進行は闇と光です。
幕間のように闇が訪れます。
闇の長さと音楽は、娘の憂鬱の程度を現します。

娘はたとえ悪魔が引き金であっても、
両親にも夫にも捨てられます。
両手がないまま孤独の森にほとんど生きることになります。

たった一人で解決する姿が印象的です。
人生は孤独。この上に愛する人や
家族がもしかしたら支えてくれる。
これが健全ということなのです。

【いもたつLife】

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ほしいも加工終了です

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定温倉庫には、ほしいも加工用のサツマイモと、
種芋が保管してあります。

有機認証での重要事項のひとつに、
区分管理という考えがあります。
有機品と一般品を明確に区分するということです。

自社の有機農園では、
有機加工用のサツマイモはコンテナに、
種芋は米の紙袋で保管することで明確に区分しています。
(米の紙袋は有機玄米の空き袋です)

定温倉庫にはコンテナはありません。
最後の加工用の有機サツマイモは、
有機干し芋加工場に持ち出しました。
それを蒸かせば(仕上げれば)
今シーズンの加工は終了です。

【芋日記】

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あとは丸干し芋だけ

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最後の丸干し芋が雨よけの
ビニールハウス下に並んでいるだけです。
その回りの干し場はすっかり片付きました。

この農家はほとんど「いずみ種」を作っている農家です。
今シーズンも美味しい
いずみ干し芋をタツマのために作ってくれました。

ありがとうございました。

【芋日記】

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