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ブログ 今日のいもたつ

道 白磁の人 2012日 高橋伴明

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朝鮮併合後に韓国に渡り、
決して解り合えない民族間の根深い対立に抗した
浅川巧という人物の半生を描いています。

彼の素晴らしいところは、
小さな力しかない一個人が出来ることを
エゴでなく、それが自分の生きる道としていたことです。
彼も対立する民族が解り合えないことなんて重々承知でした。
真の友となった朝鮮人とも本当には心が通じていない、
それを受け止めるシーンは印象的です。

支配と被支配の両者の架け橋となったというのは歴史の後からの評価です。
彼はそれを目指していたわけではないでしょう。

今もそうですが、
価値観の無理やりな押し付けがあった時代です。
その環境下で「どうして?」という、人として受け止められないことを、
受け止められないとしていました。

魂の声を聞き、自分の生き方を自分で正す。
それができているかを振り返る人物像でした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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神弓 2011韓 キム・ハンミン

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映画中のほとんどが決戦という娯楽映画です。
大軍を相手に少数がゲリラ戦に持ち込んで、
人質救出と相手軍の壊滅をします。
王道です。

時代は1600年代ということで、
主要武器は弓矢。
それを駆使しての決闘です。

スピード感もあり、あっという間という印象です。
たまにはこういう映画も良いかなという感想です。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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にあんちゃん 1959日 今村昌平

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極貧の四兄弟が食うことはおろか、
住むところも追われ、離れ離れで暮らすしかない。
けれど、なんと逞しく生きて行こうとするか。
という、勇気と、甘えを吹き飛ばせの、
メッセージ満載の映画です。

昭和28年頃、炭鉱町は閉山となる時代。
この兄弟は親を亡くし、長男・長女は働くが、
職を追われ、無い無い尽くしになり離れ離れに。

炭鉱町が役割を終えた様子もふくめ、
在日朝鮮人の差別や、彼等の結束、
また、まわりの人達の良心と、
食うことに困る本音、
それらを、訥々と造り手が感情を入れずに映すから、
受け手は素直に四兄弟(特に下二人の兄妹)が生き抜く姿に
見入ります。

炭鉱から、いの一番に追われた長男も
最後まで残った労働者もほんの少しの時間差で、
斜陽産業のあおりを受けます。
移ろう社会の姿、当時の激しい変化は、今に通じます。
人生は短いですが、その間多くの出来事にぶつかります。
今が良いとしたら、運がよかったのと、
今が良いといううちに準備は不可欠です。

この映画は感動させようとしてつくられていません。
だから、
この時代を生き抜いて来た人達も、
今の裕福な日本しか体験していない人達も、
あの時代の日本を(懐かしく)冷静に見つめることができます。
この映画も多くの人に観て貰いたい一本です。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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EM農法のためのぼかし肥料作り

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いくつかの圃場で、EM農法を取り入れています。
抑草目的と、品質向上効果と期待して取り入れています。

それに欠かせないのが、EMぼかし肥料です。
EM1と糖蜜、米ぬか、大豆を原料にして、袋に密封します。
EM菌は嫌気で活発に活動しますので、
密封して熟成させます。

これ以外にも、EM7の活性液も使っています。

追伸
5/5は「立夏」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「立夏」の直接ページはこちら
立夏

【芋日記】

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収穫目的の麦間栽培

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6月終わりに麦を収穫するための麦間栽培です。
5月中に麦の間に畝(うね)を作り、サツマイモを植えます。
そのために、麦の間隔をたっぷりとっています。

自社の有機農園でも麦間栽培をやっていますが、
自社の場合は、収穫が目的ではなく、
麦の栽培による、
風除け、抑草、虫除け、線虫除け、土壌改良を狙っての
麦間栽培です。

追伸
5/2から、「菊姫頒布会2013」の新規募集を開始しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ

直接ページはこちら
菊姫頒布会

【芋日記】

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力男さんの苗

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この時期では一番育っている苗です。
(もちろん干し芋用のサツマイモ苗)
畑の地温があがる前に成苗になる程の勢いです。

育ちすぎないように、ハウス内を暖かくしないようにしています。
苗にとって寒い環境にすることで、
育たない分、強い苗になります。

追伸
5/2に、5月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月のお宝ほしいもは、“静岡産人参芋丸ほしいも”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも

【芋日記】

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メロンが移植されていました

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今年で最後になるかもしれない、
たかおさんのメロン苗が畑に移植されていました。

今年は風が強いが日が多く、
畑も念入りに風対策されています。
1ヶ月あまりで交配できる位に育つ予定です。

【芋日記】

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自然農の稲作2013 もみ米播種

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自然農の田んぼに苗床を作り、
もみ米(種)を蒔きました。
もちろん全て手作業です。

草刈りして、苗床を整地、薄く耕し、
播種、土をやわらかくしてかぶせ、抑草の稲藁敷き、
鳥除けのネットを張り、モグラ除けの溝掘りで完成です。

2週間後に草取りにきます。

【新農耕民族の挑戦】

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お茶摘み

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年中行事のお茶摘みでした。
暖かい春の影響で、
いつもより1週間から2週間早い日程になりました。

ところが、
4月下旬は遅霜を心配する気候になり、
葉っぱの伸びはいまひとつでした。

それでも午前中のタイムリミットまで
(お昼にお茶工場へ持っていくため)
一生懸命に摘んで無事終了です。

午後は宴会。たっぷり菊姫を飲みました。

【いもたつLife】

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時間差で田植え

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ほしいも産地と、そこから10kmほど離れた隣の
お米産地の常陸太田市では、
田植えの時期が違います。
常陸太田市は干し芋産地の北に位置しますが、
一早く連休から田植えです。
川崎さんの苗ももうすっかり田植えを待つばかりでした。

ほしいも産地では、連休の翌週の週末から田植えピークです。

【米探訪記】

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