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ブログ 今日のいもたつ

エンディングノート 2011日 砂田麻美

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皮肉にも、定年になり、
これから夫婦が楽しめるということになった途端に、
末期がんの宣告をされた主人公のドキュメンタリーです。

撮影、編集、監督が主人公の次女で、
かなり前からたくさん、常に家族を撮影していた、
そして主人公自らも、かなり古くからフィルムを残していたので、
その膨大な時間の流れの記録がちりばめられた
素晴らしいドキュメンタリーです。

映画の骨子は、
末期がんの発見から葬儀までの半年を追っていくというものです。

重いテーマですが、淡々とユーモアを交えて進みます。
そこには、高度成長を支えていたサラリーマンの姿や、
それを支える家族像があります。

そして監督は(娘である以上に)
主人公のキャラクターを観察、わかっていて、
映画としてみせる仕上がりにしています。

ドキュメンタリーならではの味わいが深く、自然に描かれた映画です。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

戦争は終わった 1966仏/瑞 アラン・レネ

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スペイン内戦の終了後25年経っても、
革命活動をしているのが主人公です。
活動の場面があるわけでもなく、
25年活動を続けた男の内面が描かれています。

主人公は革命に疲れてしまった男です。
また、彼の妻も同じ様子です。
それと対比するかのように、若い革命家達も登場します。

きっと彼らは主人公の25年前なのでしょう。

この若者達も同じ道を歩むのか。
そして彼はこのままなのか。
そんなことをイメージさせる映画です。
一人の男の行動を静かに追うドキュメンタリーのようです。

野心はあるけれど閉塞してしまっている状況と、気持ちを、
イブ・モンタンが渋い演技で現します。
彼の妻と、若い革命家の女性とのラブロマンスがありますが、
それも革命という絆があるからです。
特殊な環境に身をおく人達ですが、
題名が示すように一度起きた戦争は終わりがなく、
見えないところで広がることを暗示させます。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

パカ

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サツマイモのデンプンが糖に変わった甘さが
干し芋の甘さです。
だから糖に変わってから蒸かせば甘い干し芋に仕上がるのですが、
サツマイモ個々によって糖に変わりやすい、変わりづらい、
があるので厄介です。

今蒸かしているのは、糖に変わりづらいサツマイモ
だったので、製品にならないものができてしまっています。

写真の白い部分です。
干し芋産地では「パカ」と呼んでいます。

【芋日記】

日時: |

薪ふかし玉乙女

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昨日から、今年の「薪ふかし干し芋」の出荷がはじまりました。
その薪ふかし農家の信義さんが、
めずらしく、玉乙女を蒸かしています。
ここ数日玉乙女をやっていたので、
干し場に並んでいました。

追伸
前述しましたが昨日、「薪ふかし干し芋」販売開始しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ

直接ページはこちら
薪ふかし干し芋2012

【芋日記】

日時: |

EMモチ杵つき

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親しい干し芋農家で、EM農法で稲作をしている農家があります。
コシヒカリとマンゲツモチを作っています。
タツマのお客様から大絶賛されているのが、
マンゲツモチの「のし餅」で、
年末はたくさんのご注文を毎年頂きます。

今回は、その生産している農家が杵つきで搗いた餅をもらいました。

餅っこでもキメが細かい伸びる餅になりますが、
杵つきはそれ以上にキメ細かい、綺麗な餅でした。

【芋日記】

日時: |

畑によって

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同じ苗で、同じ時期に植えて、
同じように除草して、
収穫前に同じように芋虫に葉っぱを食われても、
ぜんぜん違うサツマイモが育ちます。
畑によって。

ここが農業の難しいところです。

今回も畑が変わると、保管中の傷み具合が全く違います。
この畑は傷みが早いサツマイモでした。

干し芋加工も加味して、今シーズンの春からの作付けを決めていきます。

【芋日記】

日時: |

新しい農家

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残念なことに、
高齢になり干し芋作りができなくなる農家は少なくありません。
逆に新しくお付き合いが始まる農家もあります。
この農家もお遣い物にするだけしか生産していない、
小さい家ですが、今年初めて取引できました。

とても丁寧な作りのいずみ干し芋です。
とても美味しいのですが、ほんの少ししか作っていません。

【芋日記】

日時: |

野菜も頂きます

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丁度、夕食のための野菜を収穫しているところに出くわすと、
野菜もよくいただきます。
冬なので、白菜と大根です。
鍋に、漬物にと重宝です。そして美味しい!

干し芋作りが上手な農家の野菜は格別です。

【芋日記】

日時: |

頂き物

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お付き合いしている干し芋農家は、やさしい方ばかりです。
みかんに、大福、おせんべ、甘いもの、諸々
いつもたくさん頂きます。

この時期はお正月明けということもあり、
めずらしいお菓子を沢山頂きました。

【芋日記】

日時: |

定温倉庫の中

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温度を一定に保つ定温倉庫は、
寒さに弱いサツマイモにとって大きな味方です。

温度が一定ということは、外気がほとんど入らない。
中の空気も外に出ないということです。

サツマイモはスヤスヤ眠っています。
ということは、呼吸をしています。
定温倉庫内は酸素がなくなり二酸化炭素ばかりになります。
空気の入れ替えをしないと、倉庫内は危険な場所になります。

暖かい日の日中を狙って、空気の入れ替えをします。

【芋日記】

日時: |