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めし 1951日 成瀬巳喜男

二度目の鑑賞です。
一度目以上に脇役の盛り立てがわかります。
物語はハッピーエンド。
倦怠期の夫婦からはじまり、それを乗り越えます。
倦怠期は必要なものなのでしょう。
描かれる夫婦は誰もが通る道を通ります。
当人は自分達だけしか見えないもので、
夫婦(人)なんて起こった事象を自己都合に変えるものです。
そんなどこにでもいる二人が、
もう一度新鮮な夫婦に戻ります。
きっとまた倦怠期は起こるでしょう。
けれど、今回とは違うでしょう。
悪者は夫です。
ソコソコの甲斐性と、優柔不断、隙だらけの姿、
それに対して賢妻は不満を覚えます。
観客も妻を応援します。
だけど夫は無罪なのです。
ここが夫婦(人間関係)の綾です。
その表現が成瀬巳喜男らしい説得力に溢れます。
ラストのほのぼのとしたところも良いですね。
本物のフィアンセ(グリム童話) spac 演出 宮城總

幸運にもチケットをもらうことができて、二度目の鑑賞です。
今回は演劇後に、宮城總さんとゲストの作曲家の方との
対談のおまけ付きでした。
流れがわかっているので、もっと細部までみえてくるものが
あるかなと臨んだのですが、
まだまだ本筋を捉えきれないことを感じました。
演劇では、ワンシーンの演技が象徴です。
そこには、様々な意味が込められています。
舞台と演者と音楽の非常に限られた中で。
でも仕草や動きとスピードと、
演者間の間やつなぎ、そして音楽、
そこに伝える術を盛り込んでいるのが演劇です。
映画とは目に飛び込んでくる情報量が圧倒的に違います。
だから観る側に求めるハードルが高いことが、
ここのところspacの演劇をみてきてやっとわかったというのが、
今回の印象です。
内容は、
ごくごく普通に生活する庶民へのエールです。
今生きている自分は歴史に名を残すこともなく、
世界になにかをもたらす存在ではありません。
けれど、世の中は私のためにあります。
そして私も世界のための存在です。
また真実とは何でどこにあるのかを提起します。
それを仏教の無常や
(トークでも言っていたのですが)
他の宗教観絡めて、
言い放つではなくて、
「そうは思わない?」
と投げかけてきます。
深いです。
稲藁の有効活用
干し場にはかなりの稲藁が敷いてあります。
ほしいも加工の時の埃を防ぐためです。
干し場は育苗かサツマイモ畑にするので、
稲藁は取り除きますが、それらを集めて今度は、
ビニールハウス回りに敷き詰めます。
有機栽培では、ハウス内はもちろん、
ハウス回りや施設周辺でも除草剤は使いませんから、
これからの時期、雑草がいたるところに現れます。
それを抑えることに稲藁を使います。
夏場の雑草は生命力旺盛なので、
稲藁をかなり厚く敷いて草を抑えます。
EMぼかし肥料つくり
有機栽培のネックは除草です。
人の手では抜いて抜いても追いつきません。
そこで以下に草を抑えるかということになります。
毎年試しますが決定的なことはありません。
効果がsることを組み合わせます。
EMぼかし肥料を使って抑草する知恵を教えてもらったので、
今年早速試します。
まずはどうやってぼかし肥料を作るかを考えて、
肥料作りの前準備を始めています。
フーデックス2012
定点観測として、毎年見て回ります。
顔ぶれがいつも以上に変化した感じです。
面白かったのは都道府県別の展示です。
県によって雰囲気がかなり違います。
今までもそうだったのでしょうけれど、
今年は特に感じました。
また韓国が元気、中国はちょっと大人しくなった印象です。
いつも足が棒になりますが、今回もでした。
トラクターの点検・整備です
いよいよ新しいシーズンに向けての畑仕事がはじまります。
有機認証の規程の中に、
機械の点検・整備という項目があります。
それを行うこととその記録をしておくのですが、
タツマの有機農園では、
専門の整備士にお願いしています。
今年の計画を話して、だいたいの予定をわかってもらって
(農産物なので変更はありますが)
そのためのトラクターとオプションの準備をやってもらいます。
今回は新しいシーズンのスタートなので、
一通りの点検もやってもらいました。
大判その後
大判見たさもありますが、
たかおさんの所にはちょくちょくお茶のみに行きますから、
それを兼ねて様子を見に行きました。
3月は、干し芋の仕上げに支障がない寒さですから、
それは問題ないのですが、
春一番の時期になるので、風が心配です。
それを見越して、風対策をしてくれていました。
強く吹く方角は決まっていますから、
そちら側を塞いでくれています。
空気がこもらないように、扇風機も設置されていました。
たかおさんありがとうございます。
ぼかし肥料で抑草
宮城県の有機農家の及川さんから、
EM菌を使った「ぼかし肥料」による、
抑草方法を教わったので、小さな畑で試してみることにしました。
そのための「ぼかし肥料」作りの準備を始めています。
肥料自体は、自社で精米した米糠を使います。
それとEM-1と糖蜜。
問題はどこで作り、作った肥料をどうやって持ち出すかです。
一応青写真はできていますが、
上手くいくでしょうか。
追伸
昨日は「啓蟄」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「啓蟄」の直接ページはこちら
啓蟄
サントリー ザ・ロイヤルビター
その名の通り苦味が全面のビールです。
口に含んだ時からノドを通る時も、
飲み終わった後の余韻も苦味を感じ続けます。
香ばしい苦味ではなく、
ストレートな苦味です。
二杯目以降の苦味に馴れたあたりで、
甘みを少し感じます。
一杯目よりも二杯目が美味しい
珍しいビールかなという感じもしました。
片付けが進みます
蒸かし終えると片付けです。
備品等はすぐに洗ってしまいますが、
干し場は仕上がって所で片付けです。
今年は乾きが良いので、
干し場が一杯になることもなかったので、
干し場の片付けもスムーズは進んでいます。
(ここのところ天気がダメですが)
干し場は育苗ハウスにしていくので、
片付け後は、苗床の準備に入ります。

