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【spac演劇】バンソリ群唱~済州島 神の歌~ パク・インヘ演出
「バンソリ」とは、太鼓プクのリズムに乗せ、独特の節回しで喜怒哀楽を語る朝鮮の民俗芸能とのこと、歌い手は一人で担うところを、この音楽劇は、演出家のパク・インヘさんはじめ6人が語りてです。そして題材は、済州島に伝わる神々の伝説です。
今回の演劇祭ではコロナ禍の影響を受けた作品が少なからずあり、この劇もパク・インヘさんがそれを劇の冒頭で述懐しています。
舞台は二人の奏者と6人の歌い手です。
打楽器と琴のような弦楽器にのって6人の女性の見事な歌声が始終響き渡る音楽劇で、魂に響くと共に癒しの空間を作り出します。
物語はどこにでもある家に神々がいるのは何故か?という日本昔話のような内容で、でも家族とは、を見直して練られたモノです。
この劇は楕円堂での講演でした。楕円堂は100人弱の観客という贅沢な空間です。天井は15mほどあるでしょうか?今回はその作りが教会のような感じに見えました。でも木で囲まれた暖かさを伴います。
この音楽劇を聞いていてその歌声は讃美歌のようにも聞こえ、祖先を敬うようにも聞こえました。
決して宗教的な要素はないのですが、自分が産まれてきた以前の連綿とした祖先があって今がある、そんな癒しを与えられた時間でした。
【spac演劇】天守物語 宮城聰演出
10年以上前に「天守物語」を観劇していますが、その時との演出の違いは覚えていません。今回久しぶりに観てSPACらしい、宮城總さん演出らしい天守物語でした。
白鷺城の第五重は魔界の世界で、その富姫と、人間界の図書之介が恋に落ちます。
異世界のモノどうしが惹かれ合うのは宇宙戦艦ヤマト等のSFと同じです。制約があるがゆえにその恋が加速するのは、ロミオとジュリエットでもみられます。また差別を超えていく恋は招かれざる客等、枚挙に暇はありませんし、この映画は1967年ですからまだたった56年前に、この天守物語と同じ葛藤が身近に感じられていたということでもあります。
さて富姫と図書之介ですが、本人たちの気持ちがすぐに適う訳はありません。失明や命の危機にも陥ります。しかし大いなる力は二人を救います。
これは人間の歴史でもあると感じました。
人間社会は全くの未熟です。でもとても良い所もある。
争いは絶え間ないけれど、ほんの少しずつではあっても変わっているのも間違いではない、それは、大いなる力ともいえるのではないかと思いました。
それはさておき、魔界の世界の大騒ぎや大団円となるSPAC天守物語はこいのぼりの衣裳や獅子舞をはじめとし、美術、そして力強くもありしみじみとも響く音楽、観ていて楽しいです。また役者たちの動きも素晴らしい劇でした。
【spac演劇】XXLレオタードとアナスイの手鏡 チョン・インチョル演出
スクールカーストを扱っていますが、かなりコミカルでまるで問題なしとの雰囲気を醸し出していますが、かえってそれが問題の根深さを感じます。
この劇は2014年のセウォル号事件がきっかけで制作されたとのこと。事件は韓国に巣くう歪が露わになり、それらが劇中に盛り込まれているようです。
ですから、一見なにげなさの中に波乱がふくまれていると解釈しました。
また、舞台は三方が壁で被われていて観客席にだけ開かれています。舞台から楽屋に行けない構造です。閉鎖された空間はスクールカーストを産む土壌であり、ひいては韓国社会のかつてのありようなのでしょう。
その三方塞がれた舞台では観客席から登場した役者たちは劇中ずっと舞台上です。演技をしていない時でもそこにいるということは、直接の関係がない時も、他の役者に影響を与えている効果が出ると解説されていました。
確かに、人間関係というのは直接のやりとりでだけで関係が出来上がるわけではありません。それを強調している演出でした。
重たいテーマではありますが、とても見やすくてところどころ笑いが起こります。80年代のコミカルな日本映画を私は連想しました。
【spac演劇】ハムレット(どうしても!) オリヴィエ・ピィ演出
4人の俳優(とミュージシャン1人)があのハムレットを演じるのですが、要所要所分解して世界的な哲学者の解釈をいれて、ハムレット自体を考察する演劇です。
語りつくされたハムレットを、世界一有名な台詞「To be, or not to be, that is the question.」をはじめ数々のシーンや歴史を踏まえた前後の状況、登場人物の立場等で、シャイクスピアの真意に迫ります。
哲学的な考察ですが、劇はあくまでコミカルでユーモアに溢れています。
そのハムレットの分解を単なる議論の題材として料理しているだけでなく、演劇の素晴らしさにも言及しているのが、この劇の語り方でもあります。
人間の存在とはという大上段な問いを演劇賛歌に軟着陸させていました。
【spac演劇】アインシュタインの夢 モン・ジンフイ演出
アインシュタインが残した手紙とカフカの「田舎医者」を題材に、10人の男女が舞台上で踊りを交えた不条理劇です。
時間が止まったり空間が変化したりが表現されることがアインシュタインの夢足ることで、「田舎医者」が断片的に語られるのも夢の世界でもあります。
さて時間や空間がままならないこの世界に自分の身が置かれたらと問われているように感じます。そこには実は日常は変わらない、やはりこの世はままならないと言わんばかりです。
劇の最後10人の男女は、この空間にいる衣装を日常着に着替えて旅支度をします。
そうです、そこから抜け出すのも自分次第なのです。
物理学は哲学でもあります。この劇は抽象的に生き方を語っていました。
一反の畑ですが
メロンは農作業が多い農産物です。
一反の畑ですが、一人では手一杯です。
追伸
5/6は「立夏」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「立夏」の直接ページはこちら
立夏
畑の真ん中の通路ですが
草を生やすと隣の畑の農家はいい顔をしません。
畑の真ん中にある通路ですが、もう草取りをやります。
苗場が変わりました
大きいビニールハウスで野菜苗を作っていた農家ですが、
今年は野菜ごとに、小さなハウスで苗作りしていました。
メロンも遅れています
4月は暖かでしたが後半冷える日があったためか、
メロン苗も遅れ日気味です。
温床にしたそうです
小さいビニールハウスは夜寒くなるので温床線を敷いたそうです。
とても育ちが良いです。