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ジョーカー 2019米 ドット・フィリップス
怖ろしいのは、ジョーカーが主張した「正義は主観」に賛同している人々が、政府や汚職まみれ、自己保身の金持ちたちに対して、「正義は主観」のもとに鉄槌を下すことに陶酔することです。
アーサー(ホアキン・フェニックス)がジョーカーになったのは、アーサーの心の底に深い闇があったことが必要条件で、アーサーがうっかり犯してしまった(彼を小ばかにし、罰を受けることがない暴力を奮った貧困ではない3人の白人を殺害した)罪が、アーサーを自分と重ねる街の底辺の人々の支持を受けたことが十分条件です。
アーサーには虐待された幼少時代があり、これもキーで、精神的に追い込まれると“笑って(笑っていない高笑い)やり過ごす”教育を母親から受けていました。母の自己都合故にです、これもきっかけでした。最愛の母は抱いていた母とは違う像だった。
また信じて疑わなかった二人からの裏切りもきっかけでした。
一人は父だと母から信じ込まされていた父(トーマス・ウェイン)から、ただただハグされたいだけの父からディスカウントされたこと。
もう一人は憧れていた人気キャスター=ロバート・デ・ニーロも俗人であったことを知ったことです。
コメディアンを目指していたアーサーは、笑わせることはできず、逆に世の中に邪見に扱われ笑われる存在にだんだんとなっていきます。
その姿は、社会から疎外されていると感じる想いが強い人ほど共感の対象になり、その人々の鬱憤をジョーカーが晴らすことで、絶大な支持となります。
ここで可笑しなことがわかります。
観客は善良で弱く、母に健気に接するアーサーを知っています。生き方が不器用だから周りの人に疎まれている、けれど、アーサーは良き人だということも知っています。
世の中の不条理で彼がジョーカーに近づいていくのを見ています。
でも街の人々は、アーサーがジョーカーになる過程を知る術がないのに、弱きアーサーがジョーカーになったことを支持していることです。
誰もが心のどこかに持つ“悪意”がそれを発散することが、己の主観とはいえ正義、として描かれていることを街の人が支持しているのは、映画内のゴッサムシティで起こっていることではない、描かれているのではないことを示唆しています。
怖ろしいことです。
しかし10年余りの月日が経つと、ゴッサムシティの人々は、バットマンを待ち焦がれるようになります。それが私の救いとして鑑賞できた映画でした。
追伸
11/8は「立冬」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「立冬」の直接ページはこちら
立冬
有機の畑とは違う
今年の春から有機的管理をしている畑で、
作付けはしていません。もちろん肥料も入れてないですが、
草の勢いが良いです。一般栽培の名残でしょう。
まちまちに熟します
ソバの実はまちまちに熟していくようで、
まだ花が咲いている中で、熟していく実もあります。
キュアリング準備
収穫も終わりに近づいたので、
芋の保存性を高めるキュアリングの準備を始めました。
ほのかに期待しています

いずみ種も今年はどの畑も不作でした。
この畑もいずみですが、虫喰いが少ないので、まだ育つことを期待して、
最後の収穫にしました。
結局同じでした
人参芋系統の、兼六、安納芋、かぼちゃ芋は結局、
どこの畑でも今年は育ちが悪かったです。
乾いたので
なかなか芋掘りが出来なかった畑ですが、
やっと乾いたので、収穫できました。
準備を変えました
雨が多いので、雨前に雨後すぐに掘れるところまで準備することにしました。
準備のやり方を変えました。
一安心です
掘ってみると小さい芋の畑ばかりでしたが、
この畑は、大きい芋が掘りあがりました。
フリーソロ 2018米 エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ ジミー・チン
現在、世界一のフリーソロのクライマー、アレックスの誰も成しえなかった、1000m近い断崖絶壁を完登したシーンをはじめ、彼の人となりのドキュメンタリーです。
冒頭に誰でもすぐに彼のやっていることが解る、怖ろしい登頂映像があり、もうそこからして、椅子に座っていられなくなります。
彼が成功したことを知っているのに、正視できないほどの映像ですから、この映画を作っていた現場の監督や、カメラマンが目をそらす場面があるのですが、とても観ていられないでしょう。
ひとつのミスは即=死というのがフリーソロ、彼はこの完登の準備を8年続けていたようです。
スタートからゴールまでの道のりを、体にしみこませて、反射的に体が反応するまで、そして100%成功するまで、自分が納得できるようになるまで登りません。当たり前ですが。
でも、登りきる過程で、たった一つ、ほんの少しでも描いた絵と違う行いがあれば、死です。
彼の先達ともいえる、世界レベルのクライマーが実際に何人も亡くなっていることも知らされます。
でもアレックスは、誰も成功できなかった断崖を制覇しました。
ではアレックスと、亡くなったクライマー達は何が違うのか?
アレックスも同じで、最後は落ちて死ぬのか。
それは解りませんが、現段階では、アレックスは誰よりも準備に入念だったし、それまで登らない男なのでしょう。
繰り返しますが、成功したとわかっていても、観ていられない映像は、決して登っているアレックスの邪魔(命取り)をしないように配慮して尚且つ、臨場を伝えてくれました。作り手の熱意も感じます。










