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ブログ 今日のいもたつ

気温が高かった

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ここ数日は平年並みか平年以下でしたが、
3月中旬からずっと高い気温の日々でした。

麦が穂を出していました。
この時期の出穂に驚きつつ、
暖かい春だったことを実感。

この時期の出穂は記憶にない位の早さです。

【芋日記】

日時: |

温度と水管理

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種芋を伏せたばかりは芽が出るまで、
水を多めで管理します。
温度も比較的高めの状態を保ちます。

芽が出たら、伸び具合で加減していきます。

【芋日記】

日時: |

深く掘ります

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年に何度か、畑を耕しますが、
春は土作りを前提に深く掘ることをします。

天地返しのプラウ耕、
深く亀裂を入れるプラソイラー、
どちらかを数年おきにやります。

それをしておいてしばらくしてから、
普通の耕起をしたり、
たい肥等の投入で土作りをします。

【芋日記】

日時: |

六日違い

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メロン苗が育ってきました。
上の苗と下の苗は6日違いですが、
伸び方が全然違います。

暖かくなると、急に伸びます。

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【芋日記】

日時: |

伏せこみ終了

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3月からずっと、
気温は平年より高かったので、
種芋には良い条件でしたが、
大風の日が多く、種芋を植える=伏せこみが進みませんでした。

ようやく予定より数日遅れですが、
伏せこみ作業終了です。

【芋日記】

日時: |

その夜の侍 2012日 赤堀雅秋

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ある夏の日の3日間、
5年前にひき逃げで妻を殺された主人公が、
出所して、ノウノウと悪のままのさばっている男に復讐する、
というのが骨子ですが、
両者を取り巻く人間とのつながりがテーマです。

限られた時間の中で限られた人との中で生きるのが人生です。
もちろん誰と何をするかは自分が決めていることですが、
それを自覚していることはあまりありません。
ただなんとなく過ごしている。
不本意な奴と一緒にいることも、
また今日も不本意な一日であったとしても、
それはそれで仕方ないとしている。
ということを肯定も否定もしないで浮き上がらせています。

妻を失う=生きる価値を失う主人公、
支えは復讐で、それを想うことで生きている自覚を得ます。

それに対して、やりたいことを持たない、
気に入らないことが降ってくると、それに悪意で反応することで
生きる自覚を得る男。

そんな二人と関わりあう人達も、
二人をダシにして自分が生きている実感を得ようとしています。
それが無自覚であっても。

登場人物は皆、孤独ではいられないという選択をします。

生きることを崇高な観点からではなく、
泥臭い日常から見つめていく映画です。

ひとつ不満です。
この映画の設定の各所に現実感をそぐ部分があったことが気になりました。
私の主観ですが、惜しいと感じたので、一言。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

最初の人間 2011仏/伊/アルジェリア ジャンニ・アメリオ

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不合理、理不尽、
生きている上で直面します。

世の中には、
支配、略奪、悪意、がまかり通ります。

この映画はアルベール・カミュが想うことを、
問題提起としてこちらに提示します。

1924年のアルジェリアの主人公(カミュの分身)の回想と、
1957年に作家としてかなり成功した主人公がアルジェリアを訪れての想いが、
紡がれていくように映画は進みます。

そこにはみせる物語はありません。
主人公の過去と現在(1957年)の状況説明だけです。
主人公が育った状況と環境、
その後、世界的な作家になった立場と持てた力をこちらに説明し、
でも、
世の中に対しての個の無力をただただ映します。

それは、人ができること、したいことへの非情な現実と
そこに身をおく、それを受け入れる心の尊さと、
生きること自体のむなしさと、
むなしいだけでないことを意味づけする行為(淡々と生活する人達)
も映します。

主人公の故郷はアルジェリアです。
そして祖国はフランスです。
当時のアルジェリアはフランスからの独立を望んでいました。
主人公の父親はフランス兵として第一次大戦で国に尽し、戦死しました。
主人公の家族は貧しく、でもアルジェリアの人達とは違うフランス人です。

そんな生い立ちから世の中とは何かを深く追求し、
そのエッセンスをこちらに提示し、
こちらに世の心理を問う問題として投げかけたカミュの遺作の映画です。

詩の朗読のような映画です。
観客は頭に彼の問題提起を受け止めて、
これから答え探しを、いえ違います。
答えがない答えを求める旅に送り出されるのです。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

俺の拳銃は素早い 1954日 野口博志

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日活のアクション映画というと、
石原裕次郎や小林旭ものを連想します。
それとは趣向が異なる映画です。

主演も共演も、どちらか言えば地味、
アクション見てよ!的な演出もなく、
良質のフィルム・ノワール感覚です。

話は単純ですが、ハード。
事件を究明して行く姿を熱くは語りません。
ロマンスもありますが、クールです。
子供との触れ合い等のエピソードも入りますが、
これらも一歩引いた醒めた描写です。
見せ場の銃撃戦が以後の日活アクション映画に近い感じです。

こんな雰囲気の映画があったとは知りませんでした。
中々の掘り出しもんです。

追伸
4/5に、4月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月のお宝ほしいもは、“有機安納芋の丸ほしいも”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: |

果しなき欲望 1958日 今村昌平

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戦後10年経った関西のある街、
戦時中の防空壕に隠してあった時価6000万円(当時)
のモルヒネを掘り出すために、4人の男と1人の女が集まった。
皆、癖がある輩達で、独り占めを企みながら協力して行きます。

欲にかられた5人グループが織りなす群像劇です。
サスペンスとコメディの中に、欲望をむきだしにする人を描きます。

むきだしにしているのは、もちろん5人組、
力技で大金を得ることを試みます。
行き着いた街には、彼等とは違うアプローチで欲望を満たそうとする
小悪人がいます。弱い者、無知な者から小金をくすねます。
罰せられないけれど、見ていて良い気分ではありません。
大きなリスクを背負って無理やりの5人組が可愛く、また、滑稽に見えます。

そして、ハツラツとした若者達もこの物語には登場します。

若者達は一見能天気です。
でも純粋です。欲望をコントロールできます。
それに対して、
5人組も小悪人も欲望をコントロール出来ません。
やっている結果はかなり違います。
5人組は、殺人もいとわない何でもありですから。
でも、小悪人も動機はほとんど同じです。
何処かでたかが外れてしまえば…。

しかしやっぱり違います。
ただ繰り返しますが思うところは五十歩百歩です。
若者達とは全く異なります。

最終的に欲望を抑えることが出来ないのが人かもしれません。

5人組を演じているのは、
殿山泰司、加藤武、西村晃、小沢昭一、渡辺美佐子です。
普段は脇役にまわりがちですが、
今回は実質主演です。
持ち味が存分に出ていました。

追伸
4/5は「清明」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「清明」の直接ページはこちら
清明

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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伏せ込みの合間に

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種芋を苗床に植えていくことを『伏せ込む』といいます。
ほしいも産地では、今、伏せ込み作業真っ最中です。

働き者の“信やん”が、
その合間に畑作業をしていました。

【芋日記】

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