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春らしくなってきた畑
ほしいも産地の畑は海に近いほうから内陸に広がります。
海風は冷たく、海沿いと内陸では体感温度が違います。
サツマイモも麦も海風のあたり具合で育ちが違います。
風除けがある畑は、急に麦が伸びています。
本当に急に伸びた印象です。
今年は櫻が速かったことが腑に落ちる伸び方です。
手錠のままの脱獄 1958米 スタンリー・クレイマー

『招かれざる客』同様二度目の鑑賞。
監督、主演、テーマも同じです。
時代はこっちの方が古い分、人種差別に対する嫌らしさがかなり強いです。
かなり先進的な映画だったことがうかがえます。
細部にそれを感じます。それだけに嫌らしいですね。
ただ、人種差別のことだけが細部に現れているわけではありません。
話の展開につながる部分で
細部に現れる登場人物の仕草やカメラワークは上手いと感じました。
ポット移植目前の苗
芽だししているメロンと夏野菜の苗です。
芽だししたら、ポットに移しますが、
どういう成苗にするかを決めて、
ポットの大きさ、土の量、そして肥料と水と温度、
管理の仕方を変えます。
苗作りは大変です。
今年もメロンを作ります
黒沢進さんが今年も頑張ってメロン作りをします。
腰が痛いので、今年の栽培を迷っていました。
けれどやっぱり頑張る気になって、
苗を作っていました。
今年は急に暑くなったので、
いつも以上に温度管理が大変で、
苦労していました。
まだ苗は赤ちゃん苗なので、とても神経質な時期です。
土壌検査準備OK
管理している20の畑の土壌検査をするので、
各畑から採取した土を乾かしていました。
畑内の任意の数箇所から土を取り乾かします。
そして畑ごとに検査します。
今年は作付けしない畑が半分以上ありますが、
検査は行います。
定点観測して、検証するのですが、
不思議なことに、同じ栽培方法でも
各畑で性格が結構変わってきます。
収穫結果と、栽培時の経験値での把握と実際の数値の3つから把握して、
栽培方法の改善をしています。
野のユリ 1963米 ラルフ・ネルソン

東欧から流れてきた修道女達が、アメリカの砂漠で教会を立てようとしています。
人もカネもコネもなしに。
そこに黒人の青年が通りかかり、
彼の活躍と、街の人々の協力で教会が立つ。という物語です。
幸運なことに、
キリスト教にも、映画にも詳しい方と鑑賞できました。
題名『野のユリ』の聖書からの出典の部分も聞きましたし、
カトリックの修道女達とプロテスタントの黒人青年との宗教観の違いも
解説してもらえました。
有名な感動作ですが、
キリスト教の機微がわかると、シーンの深みがよりわかります。
これを鑑賞する方は、それを念頭におくことをお勧めします。
追伸
今日(3/20)は「春分」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「春分」の直接ページはこちら
春分
種芋の打ち合わせ
忠八さんから、大事な種芋を預かっています。
忠八さんは、干し芋のサツマイモ栽培以外に、
干し芋にはしない紅あずまの苗もつくります。
干し芋のサツマイモよりも早くに紅あずまの苗つくりをはじめるので、
その種芋の蔵出しの打ち合わせです。
今年もそんな季節になりました。
サツマイモの苗床準備
たかおさんがサツマイモの苗床を作っていました。
今月終わりには種芋の蔵出しですから、
準備に取り掛かっているところでした。
並行して、
メロンの苗床も、夏野菜(ナスやピーマン等々)の苗の準備もしていました。
大風で
大風でビニールハウスのビニールが飛ばされました。
不幸中の幸で骨組みが崩れることはありませんでしたが、
危機一髪でした。
地中から抜けてしまいそうなくらい、
ハウス全体が持ち上げられて、
あやうくハウスごと飛んでしまう寸前でした。
修復作業が終わりましたが、
3月は大風が多いので、残りのビニールハウスも要注意です。
JONA20周年総会
有機JAS認証をしてもらっている認定機関
日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会(JONA)の総会がありました。
今年の総会は20周年の記念総会でした。
JONAは日本の有機認定機関の老舗で、
国際認証も手掛けています。
検査も日本の中ではトップクラスの厳しさですが、
厳しい方がこちらが鍛えられて良いと常々思っています。
日本では有機食品(他にもオーガニックコットンやコスメも含めて)が
まだまだ普及していません。
JONAと我々会員はやることが一杯、
と気を引き締める総会でした。

