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塩崎さんの玉豊
塩崎さんも、色々と工夫をする農家です。
この畑は、敢えてサツマイモの畝(うね)を低くして栽培している畑です。
普通は畝を高くした方が収穫が良いとされているので、
その逆になります。
視察した感想は、
葉っぱが若いという感触です。
光合成が活発になります。
また、雨不足の割には萎れてしません。
どうしてかはわかりませんが、
試験する価値はありそうです。
収穫にも注目です。
鉄道マニア
ひたち海浜鉄道は鉄道マニアが集まります。
撮影スポットに最適な田園風景には土日ともなると、
かなりの人数が集まります。
その撮影スポットの線路脇に、
塩崎さんの田んぼがあります。
土日の農作業は大変です。
そして、写真に写ることを意識して、いつも田んぼを綺麗にしているそうです。
塩崎さんのあきたこまち
タツマのお米の中でも一番早い刈り取りになるのが、
塩崎さんのあきたこまちです。
今年は暑い日が続き、春先の遅れを取り戻しました。
虫の被害もなく、暑い割りに高温障害もなく、
そして悪天候で稲が倒れることもなく、好条件で稲刈りを迎えそうです。
野生のスイカ
夏の終わりですが、
たかおさんの庭先の野生のスイカの実が大きくなりました。
野生ですから、何も手を施していません。
(肥料も農薬も)
条件が合えば、実を付けます。しかも毎年。
現代農業は無理やりすぎると感じてしまいます。
虫が盛んになってきています
虫が盛んになってきています
お盆明けから徐々に虫に食べられる葉っぱが目立つのですが、
涼しくなるとそれが顕著です。
そして9月は虫の最盛期になります。
10月中旬から芋掘りがはじまりますが、
それを知っているかのごとく、
9月に入ると、食いだめするかのように食欲旺盛になります。
遅く植えてたサツマイモ
左よりも右のサツマイモは、
苗を植えた時期が約1ヶ月違いますが、追いついてきています。
春の気候での伸び方と夏の気候での伸び方は全く違うからです。
サツマイモ周辺の雑草も、
じっと見ていれば伸びていくのがわかるのではないかと思うくらい
育ちが速いです。
陽のあたる教室 1995米 ステーィヴン・ヘレク
1965年から30年間の高校の音楽教師の半生です。
2時間ちょっとで30年間なんて、あっという間ですが、
ある程度の年齢なら、これくらい速いのが人生と感じるのではないでしょうか。
映画は教師と生徒のいくつかのエピソードと、
30年間のアメリカの出来事を織り交ぜて進行します。
ラストは、とてもハリウッド映画らしかったです。
教師は与える仕事です。
教え子を磨きます。それと同時に教師自身も葛藤し、磨かれています。
ラストのエピソードにつながる原因は、
音楽授業の廃止なのですが、
それに対して主人公が猛烈に批判します。
音楽の素晴らしさを、その恩恵を最も受けたのは教師自身だったのですね。
雨乞い
2週間以上雨なしで、
サツマイモの葉がしおれています。
一昨年も日照りの影響で不作だったので、
その年と似た傾向になっいています。
夕立に期待しているのですが、
思うようになりません。
孤島の王 2010諾/仏/瑞/波 マリウス・ホルスト
1915年、島全体が少年院となっているノルウェーでの実話が基の映画です。
ノルウェーにとっては負の歴史でしょう。
どこの国にもそういう歴史はあります、そして伝えておくことはとても大事です。
閉ざされた少年院内は、自由がないのはもちろん、不条理で人格も否定されます。
大人たちのエゴや支配欲や汚職の世界で、
更生の心もありますが、つけたしにしか見えません。
少年達は厳寒の地で、大人たちのための労役をし、
性的虐待まで受けます。
食事も粗末、凍死寸前まで追い込まれることもあります。
ある時、目に余る寮長を解雇したかに見えてそうではなかったことで、
反乱が起こります。
抑えるだけ抑えられていた人間否定からの反発が爆発し、クーデターです。
しかし、軍隊の出動で一晩で鎮圧されます。
人の尊厳を問いかける映画です。
力では屈折させることができないことが、
この島でも起きていました。
1900年代の前半に世界のあちこちで起きた、
人類全体が超えるべき心があり、
その一介の事実です。
その超えるべきものを手にしていない現在まで、
これと同じことが繰り返されています。
まごころ 1939日 成瀬巳喜男
昭和14年の作品ですから、プロパガンダ色がありますが、
それをも逆手にとっています。
冒頭の婦人達のデモ、劇中のバンザイ、
召喚令状、ラストの出征のバンザイ、
あたりにそれを感じますが、
本題は、深くて優しい人間模様を映した映画です。
主人公は小学六年の仲のよい女の子二人、
金持ちの子(父が、高田稔)と、母子家庭の子(母が、入江たか子)です。
高田稔と入江たか子は好き同士だったのですが、
結婚しないという過去がありました。
高田稔は金持ちの家に婿養子に入ります。
その妻は二人の過去を知っていて、とっても、今でも嫉妬しています。
亡くなった入江たか子の夫は、どうしようもない男だったこともキーです。
ふとしたことで、女の子二人は、
それぞれの親の過去を知ります。
当然、自分の親のことですから不安になります。
二人は生まれた経緯を考えます。
暴力の父親だったことを知った少女は、
もしかしたら高田稔が父だったかもしれないと思考します。
また二人の少女は、(金持ち家の)父母の確執を心配し、
(母子家庭の)母と高田稔の今の気持ちを恐々と察しようとします。
何気ないドラマをサスペンスのようにし、惹きこみます。
登場人物の視線とシーンのつなぎのリズムが、台詞以上に心の声を伝えます。
そして、小道具のフランス人形のやりとり、
しかもそのやりとりの発端となったケガが、
ラスト前の少女のあのシーンに活かします。
実に見事な演出です。
また、風景も綺麗に撮れています。
少女二人が遊んだり泣いたりするシーンも綺麗です。
思いやりがあふれるシーンが多いのですが、
母子家庭の祖母が、少女の亡き父をなじる台詞や、
高田稔が、嫉妬でどうしようもなく卑しく落ちた妻に浴びせる言葉は、
(この妻が最初に担任に語る言葉の嫌らしさがここで生きます)
かなり辛辣で、「まごころ」とはかなり離れています。
その落差がサビのように利いていて、
こちらの心に響きます。
この作品も成瀬巳喜男らしいし、
素晴らしい一本でした。