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クイックスイート
お取引先から、「クイックスイートの干し芋を試してみて欲しい」
との要望を頂き、今年ほんの少しですが育てています。
収穫したものから、一部を試作して、
具合が良いようなら、残りは種芋にして、
来年に備えるつもりです。
苗を植えてから約1ヶ月ですが、
つるの伸びが良いサツマイモです。
玉豊等に比べて伸びが早いです。
一番つるの伸びが早い人参芋と同じ位です。
家回りの草取り
親しい農家のノブやんです。働き者です。
普段は畑仕事ですが、
この日は家の回りの草取りをしていました。
「化け物使い」という落語に働き者の杢助という人がでてきますが、
ノブやんを観ていると杢助を思い浮かべるほどよく働いています。
野生化したスイカ
たかおさんの庭に自然にでてくるスイカですが、
毎年実も付けます。
ただでさえ芝の間からよく芽をだすと歓心するのですが、
ちゃんと実を付けます。
そして、こうやって自然にでてくるものは、
もちろん肥料はやらなくても育ちますし、
病害虫でダメになることはありません。
この環境の中で、スイカの実があった方が良いから、
出てきていることがわかります。
有機栽培をしていて苦労している畑は、
きっとかなり無理をしているのではないか。
とこのスイカを見ると感じます。
貸間あり 1959日 川島雄三
主人公のフランキー堺は、幕末太陽傳の佐平次に重なります。
やはり川島雄三監督は己を重ねているのでしょう。
アパートの住人が、皆ありえない程個性的です。
住人でない小沢昭一も含めて。
そのキャラクター設定も抜群だし、
人物を絡めて物語を展開し、
多くのエピソードを入れて、
尚且つまとめてしまう手腕に拍手です。
これだけ盛り沢山なのに破綻しません。
そして、川島雄三の「さよならだけが人生さ」が強調されるので、
喜劇の中に醒めた感覚があります。
長屋(アパート)の住民は、憎くて可愛い奴たちです。
人間良いだけにはなれないのだから、
これくらい爆発してても良いかもと思ってしまいます。
主人公は、何でもできる自分が嫌いです。
人のために尽くすことを、厭わないのですが、
そこまでです。人とはそこまでとしている感じです。
恋人役は淡路千景です。
美人で聡明で彼女ほど尽くしてくれる女はいないタイプです。
その恋人から愛されることからさえ逃れます。
監督の厭世観でしょう。
でも映画はそこから生まれる人の様と、
そんな主人公を慕う長屋の奴らの
「不平不満を言いながら生きる」貴さをさらっと、
駆け抜けるように仕上げます。
やっぱり川島雄三の映画は凄いです。
余談ですが、「めぞん一刻」はこの映画に捧げられているのではないでしょうか。
草が根付いてしまいました
抑草のために黒マルチ(ビニール)をサツマイモの畝(うね)に
張ってあるのですが、雹で穴があいてしまい、
そこから草が生えてきています。
中々手がまわらないうちに、しっかりと根付いてしまいました。
しかしこれを取らないと、
これ以上サツマイモはつるも葉も伸びることができません。
EMぼかし肥料栽培その後
EM菌と米ヌカでぼかし肥料を作り、
畑の表面の土に鋤きこみ、
ビニールで覆って熱を加えて、
草を抑えるという栽培を試していましたが、
草を抑えることはできませんでした。
一度草取りをして、サツマイモを植えてみて、
EMぼかし肥料がサツマイモに「どう効くか」は、
この後試しますが、
抑草するのには、もうひと手間かける必要がありそうです。
ビンボウグサ
たかおさんの庭先の芝生はいつも綺麗なのですが、
秘密があります。
たかおさんの奥さんが暇を見ては、
ビンボウグサ(と呼んでいる?)草の芽を抜いているからです。
毎日手入れしていも、どこからか種が舞ってくるそうで、
とってもとっても出てくるそうです。
この地味な作業をしているからこそ、
いつも寝転びたくなる庭になっています。
初スイカ
今年も黒沢進さんは頑張ってメロン作りをしています。
その様子を見に行ってスイカをご馳走になりました。
スイカを作っている農家は多いですが、
一番早いスイカでした。(とても甘かった)
「メロンがとれると誰も(スイカ)を食べなくなるから」
メロン前に収穫できるように、
ビニールハウス内で早めに育てているそうです。
2012年6月 治作
【梅のゼリー寄せ】
梅雨の晴れ間を感じます。
サッパリ美味しく頂きました。
ウニ(夏だけの積丹ウニ)、海老、アワビ(肝も)、ジュンサイ、梅肉
彩りと風味のために、摺り柚子の小仕事がしてあります。
夏っぽいゼリーと中身もです。
【腐乳と白バイ貝のご飯】
大好きな山椒が利いています。
腐乳の奥深くてクセがある旨みのアクセントになっています。
白バイ貝の肝とで相乗旨さです。
貝の実も甘く、ご飯があるから、
それらの味が鮮明になります。
「美味しい!」
【お造り(柚子胡椒ゼリーの口直しつき)】
赤身、トロ、アカイカ、平貝、ヒラメ
「ここのところお天気が悪くて定番ばかりです」
とのことですが、その定番のレベルが高いのです。
あま~いアカイカ
あまりにも綺麗なので、ワサビを一口=風味豊かです。
サッパリしながらも貝甘い平貝
ヒラメがもっちりで旨みたっぷりです。
ここで柚子胡椒ゼリーこれも十分美味しいおつまみです。
赤身、いつもそうですが、キメ細かい実です。
味が詰まっています。
トロ、良い醤油が美味しくなるのが良いトロです。
エンガワ、今日のエンガワは歯ごたえが嬉しいタイプです。
料理(お造り)は包丁の芸術ということが舌で実感できます。
【ボタンはも】
シンプルです。
でも今は、これがベスト。というお椀です。
当然の味付け最小限で、はもとジュンサイと白ウリの素の味が楽しめます。
後からは、梅味を利かせて楽しみます。
こういうのを料理というと実感します。
余談ですが、はもきりしているときからドキドキまっていた料理です。
【ごま豆腐】
治作定番の定番です。
このタイミングがこのごま豆腐も、これからの料理もひきたてます。
そしてこのごま豆腐は、何よりも治作らしいお迎えのかたちです。
もちろん、酒の友にして味わいを深く感じました。
【八寸】
トリガイと九条ネギの酢味噌あえ(アサリいり)
九条ネギはネギであって、ネギプラス単体野菜の美味しさがあります。
そこに上品な酢味噌が付き、その酢味噌はトリガイとアサリを引き立てます。
上手な演出の映画や演劇に出会ったようです。
ほおずき(ストロベリートマト)
トマトのようですが、ココナツミルクを入れたような甘みがあります。
日本発の南国風味のフルーツです。
まだかなりレアな食材。
治作のお客さんが品種改良に携わったため手に入ったそうです。
枝豆
おじいちゃんのとれたて絶品の枝豆をいつも食べていますが、
それと同じ美味しさです。これは実は脅威的です。
ウナギの肝
これも夏です。しかもサッパリ系の。
歯ざわりと噛むごとの甘さが味わえます。
これも酒が進んで困ります。
アンキモのソテーちり酢
ちり酢を用意していてサッパリをこの料理でも演出してくれます。
けれどちり酢は強さがあります。
だから強いアンキモと合います。
強くてでも初夏を感じる。上手い料理です。
アンキモながらフォアグラを食べているかのような錯覚を受けます。
【焼き物 牛】
たいした牛肉です。
旨いけれど牛だけの手柄ではありません。
火加減が絶妙の技です。
そして牛肉はワサビと醤油がやたらと合います。
その両方が良い素材だからこそ、牛肉の美味しさが際立ちます。
【焼き物 甘鯛】
付け合せのセロリがとにかく手が込んでいます。
土佐酢につけていて、たっぷりのカツオ節につけた、
これだけでも逸品です。
けれどメインは甘鯛です。
いつもと同じで、骨しゃぶりです。
目玉から頬肉は当たり前。
頭の各所をしゃぶります。
その後は肉厚のカマへ。
甘鯛は皮の旨みの香ばしさも味わえます。
もちろん肉もOKなのですが、
やっぱりしゃぶりつきの旨さです。
【野菜炊き合わせ】
ナス、サトイモ、万願寺トウガラシ、アナゴ
ショウガが利いています。
今日の主題のサッパリです。
そして汁が美味しい。
ひとつひとつに味付けしているいない、その中間ももちろんあります。
それをひと皿にいれる仕事をしています。
どれも素材の味をだして、
ひとつの料理にしています。
これも世界観がある料理です。
【そーめん】
今日のテーマ(でなくても)ではこれしかありません。
そしてこれも治作の定番で最高の〆です。
今日は薬味もいつものようにたくさん準備してくれましたが、
ソーメンそのものをむさぼりました。
今日のサッパリに即発されていたのかもしれません。
【水ようかん】
ギリギリ固まっているようかんです。
とろけます。
上品で、小豆が持つ控えめな
でも主張する味。
おしとやかさを保ちつつ確かな味が秘められています。
今回も本当に堪能しました。
人間は生ものです。
だからいつも真剣に接する、
それが気合を入れてというと引いてしまうのですが、
そんな雰囲気でなく自然に、ここは迎えてくれます。
しかもお客ではなく、身内を迎えるようなもてなしであって、
けしてこちらを疲れさせない、
そんな気を許せる迎え方はできそうでできないことです。
根源はやっぱり優しさです。
自然農の田植え
自然農の稲作の田植えです。
今年は、昨年まで慣行栽培の田んぼでも稲作をしているのですが、
従来までの田んぼと両方の田植えをやったので、
両方の土が明らかに違うことを、目の当たりにしました。
頭では、違うだろうというと、誰もとらえているのですが、
これが実際に触れると、その違いの大きさに驚きます。
土だけでなく、田んぼ内の草の種類と量も、田んぼ内の動物も、
全く異なります。
ふたつの田んぼの距離はほんの数メートルです。
小宇宙とはこのことですね。